生涯ホームランのランキングを見ていて、26位のフレッド・マグリフが目にとまった。
個人記録はこちらにある。打撃の大変革が始まるころにプロ入りし、1989年にホームラン王のタイトルを取っている。
こんな格好で打っていた。構えはポール・モリターあたりに似ていて、コンパクト化の流れを反映したものになっている。しかし、スイングはモリターとはまるっきり違う。モリターはB型、マグリフ腸腰筋を使ったⅠ型だろう。それがアベレージヒッターとホームランバッターの違いになる。
マグリフの構えから腸腰筋を使わずにスイングしてみればわかる。
この頃まではよかったのだ。ところがそのあとB型がマニュアル化され、腸腰筋を使う余地をなくしてしまった。だから、長打力が欲しい黒人打者はこの時代にもどればいいのだ。技術的にはそれほど難しくはない。コ○ンズを無視した日本の打者のように、指導者の言うことに耳を貸さず、マグリフやボンズ、A-ロッド、シェーフィルドらのスイングをひたすら真似ればよい。そうすれば、黒人であれば、自然と腸腰筋を使うことになるだろう。指導者に逆らうのが難しいんだろうけど・・・。
ヒント: 丸の中に入る文字は、○カちゃん人形と同じ。