「メジャーの打法」~ブログ編

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MLBの10年後

2008年10月10日 | 打法
 いまの大相撲から外国人力士を外したら、中相撲だろう。

 生涯ホームランのランキング40位までを見ると、黒人(=アフリカ系アメリカ人)打者は、
Bonds, Aaron, Mays, Griffey, Robinson, Jackson, Rodriguez, McCovey, Thomas, Banks, Murray, Shefield, Stargell, Winfield, Dawson, Williams

 (太字は腸腰筋を使っている打者)

の16名。歴史の浅さ、選手の比率からすると、大きな数字だ。

Dawsonのスイング。 Aaron, Mays, Robinson, Jackson, McCovey, Banks, Murray, Stargell, Winfield, Williamsのスイングはこちらにある。


 41位以下はぐっと減って、選手の絶対数が多い白人が増える。41~50ではCarterのみだ。

 ジャッキー・ロビンソン以降20世紀末まで、常に、多くの黒人スラッガーが中心となって活躍していたことがわかる。大雑把な話だが、現役若手選手の生涯ホームラン数を予測すれば、ベスト30に入るのはR・ハワード、P・フィルダーくらいだろう。あのころの大リーグから黒人スラッガーがごっそり抜けたのが10年後の大リーグ、ってわけだ。大リーグの中リーグ化が進行中。



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