すいーと雑記帳

とっこの独り言

高江から辺野古へ

2017-10-16 19:26:03 | 日録・雑感など

10月16日 MON   32℃

 昨日朝早く那覇を出て、チョイさんと高江へ向かいました。11日に起きた米軍大型輸送ヘリCH53墜落炎上事故への抗議集会に参加するためです。集会会場である米軍北部訓練場メインゲートへ行く途中、Nさん宅(Nさんは炎上被害を受けた牧草地の所有者)のお庭から墜落現場を見せてもらいました。

 

 Nさんの自宅から200m、Nさん所有の牧草地に墜落したCH53ヘリ。まさにNさん宅の眼前でした。どんなに危険な事故だったか、ゾッとします。

                                                   ©チョイさん(以下同じ)                                           

無惨に壊れて焼け焦げた機体の周りに米兵がいますが、沖縄県や県警など日本側の立ち入りは一切できません。日米地位協定のせいで、民間地で事件事故が起こっても、こんな植民地状態です! 何と情けない。

正午前から続々と県民がメインゲート前に集まります。

約200人が、強い怒りの声をあげました。

 

「米軍は出て行け!」

 

美しいヤンバル(山原=沖縄県北部)の森・・・イタジイの森はその姿から「ブロッコリーの森」ともよばれ、本当に見事な景観を作り出しています

現在、日本政府はこのヤンバルの森を世界自然遺産に登録してもらおうと申請中ですが、ヤンバルに広大な面積の米軍訓練場があって、オスプレイなどが熱風と騒音をまき散らして希少生物を滅ぼしているような状態では世界遺産に登録されるはずがありません。本気で日本政府が沖縄県ヤンバルを世界自然遺産に登録してほしいと思うなら、少なくとも米軍北部訓練場の使用停止と、その後の訓練場の全面返還が必須条件だと思います。(私には、政府が本気で世界自然遺産にしたいなどと思ってない、ただ「沖縄へ配慮してますよ~!」というポーズにしか見えません。世界自然遺産と米軍基地の両立は、どう考えても無理でしょう)

高江から辺野古へ戻って、近辺で一泊。今朝、チョイさんは抗議船の船長。私はキャンプ・シュワブゲート前での座り込みに参加しました。

いつものゲート前座り込み風景です                          ©すいーと

今日は、機動隊が高江の墜落現場に張り付いているせいか、ダンプトラックによる土砂搬入も機動隊の「強制排除」もありませんでした。久しぶりにホッコリした座り込みで、宮城、大阪、熊本など各地から自腹を切って来てくださった人達の話をじっくり聞くことができました。全国各地で沖縄の現状に思いを寄せてくださる人達がいてとても有り難く力づけられます。われわれも一層頑張らねば!

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 米軍ヘリ 高江で炎上 | トップ | 「台風部長」・・・母の思い出 »
最新の画像もっと見る

日録・雑感など」カテゴリの最新記事