すいーと雑記帳

とっこの独り言

3月3日 土砂降りの辺野古ゲート前集会

2018-03-03 18:01:09 | 日録・雑感など

3月3日 SAT  22℃

せめて週に一回は辺野古の座り込みに参加したいと思いつつ、なんやかんや取り紛れ、チョイさんの「後方支援」をするのがやっとという日々が続いて、いい加減ワジワジ~していたところでしたが、今日、やっとのことで久しぶりに辺野古へ行けました。毎月第一土曜日に行われる座り込み大行動の日です。

ところが、ところが、今日の天気はスペシャル!! 往復の高速道路で車のワイパーを最速にしていても視界が曇るぐらいの豪雨がずっと一日中続いて大変な日になりました.

土砂降りの雨の中、雨具に身を固めた人たちが、ゲート前のテントにぎっしり座っています。(今日は旧暦の「じゅうるくにちー」(16日祭:ぐそー(あの世)のお正月で、沖縄の人達にとってはとても大事な日とのことで、各家庭でその行事に参加しておられる人も多いらしく、普段よりも参加人数は少な目とのことでしたが、それでも豪雨の中、県内外から多くの人達が来られたのには驚きました)

富山県から来られた方々。隣の石川県能登にある志賀原発の話をされました。志賀原発敷地にあると言われている活断層の問題は、辺野古新基地予定地の活断層の問題と共通しているとのこと。

山形県から来られた方々からは、驚くほど多額のカンパを頂きました。本当に有り難いことです。

 

土木技術者のOさんは、海から正確に計測、観察した工事の進捗状況のお話。

チョイさんは、辺野古新基地予定地にあると思われる活断層の話。政府・防衛局は、都合のよい資料しか使わずに「活断層はない」と決めつけているが、何人もの地層や地震の専門家が辺野古活断層の存在を認めている。こんな危険な場所に弾薬庫などを含む基地を建設して、大地震・津波が起こったらどんな大災害になるか。政府防衛局は、ボーリング調査の結果を明らかにしてこの疑念に答えるべきだ。(ボーリング調査の結果資料は、国会議員さんたちに情報公開するとのことですが、さあ、どれだけ出すやら。また黒塗りだらけの海苔弁でなければいいけど・・・)

 

稲嶺進前名護市長も来られました。(市長選後、辺野古へ来られるのは、これで2回目)

名護市長選では県内外の皆さんの応援をいただきながら思いに応えられず残念。名護市議会の与野党の関係、市長権限の行使など、今後状況は厳しくなるかもしれないけれど、これからも共に頑張りたい、と力強い挨拶でした。

土砂降りの雨で体感温度が低く、濡れたカッパを着てテントの下にいるとウソウソと寒くてホントにひどい天気だったのですが、悪天候のおかげかたくさん人が集まったせいか、今日は土砂搬入がなくてよかったです。

雨に降り込められたテント内は大いに盛り上がりました。沖縄の人たちは本当に芸達者が多くて、次から次からマイクを手に出るわ、出るわ! いろんな替え歌です。「ゲゲゲの鬼太郎」、「別れの朝」(ペドロ&カプリシャス)、「さよならはダンスの後に」(倍賞千恵子)(何も言わないでちょうだい黙ってただ座りましょう、だってさよならはつらいダンプの後にしてね・・・)etc.etc 替え歌の選曲にさすがに「時代を感じます」が、私には懐かしい歌ばかりで、「よくこんな上手に辺野古の座り込みの替え歌にしたもんだ」と驚き喜び、手拍子をしながら大笑いしました。

12時過ぎにゲート前で始まった新基地に抗議する集会では、250人余りの人が参加しました。

こんな土砂降りの雨の中、休日土曜日に「新基地建設反対!」の声を上げに、バスや車に乗って出てこないといけない沖縄県民は「難儀やな~! なんで沖縄だけがこんな苦労させられる」と日本政府の強権的なやり方に心底腹が立ちますが、負~けてなるかよ、しんどいばかりじゃない、辺野古へ行けば元気が出る、いろんな人に会える。まさに瀬長亀次郎さんの言葉通りです。

「弾圧は抵抗を呼ぶ 抵抗は友を呼ぶ」

 月に一度でも週に一度でも、午前だけでも1時間でも、みんなで交代しあってゲート前に行きましょう。県民が200人、工事用ゲート前に座り込むだけで砕石や土砂を積んだダンプトラックを確実に止めることができます。子や孫の世代に辺野古の美しい海を残す闘いは、これからが正念場です。頑張りましょう。私も頑張ります。

 


最新の画像もっと見る