すいーと雑記帳

とっこの独り言

「沖縄忌」近づく

2011-06-19 21:22:38 | 日録・雑感など
6月19日 SUN  32℃

6月23日の「慰霊の日」を前に、沖縄の新聞、テレビでは、沖縄戦に関する報道、戦争体験者の証言などが、連日取りあげられています。

日曜日ごとに届く沖縄タイムスの子ども版「タイムスワラビー」も力のこもった紙面を作っています。
日本が満州事変から15年戦争へ突入して、その挙句に沖縄戦の悲劇が起こる様子が、子供にもよくわかるように年表式に簡潔に書いてあって、大人にもとてもためになりました。


(「タイムスワラビー」6月19日)


(同上)

確かに、この季節、沖縄では一日一日、沖縄戦のことを考えずにはいられない気がして、どうにも落ち着きません。
うちのベランダからも66年前の5月中頃、梅雨の雨の中、日米が死闘を繰り返したシュガーローフが見えるし、首里城にあった日本軍司令部が南部撤退を決めたのが5月末、それから日本軍の南下と共に、多くの住民が巻き込まれる沖縄戦の「地獄絵図」が県南部で繰り広げられて、それは日本軍の組織的な抵抗が終わったとされる6月23日の後も、9月、10月まで続きます。

そして戦後66年経った今も沖縄には広大な米軍基地があって、住民は日々、平穏な暮らしを脅かされているわけです。

今年は、沖縄忌に加えて、東北大震災の被災地のこと、原発事故の心配もあって、一層落ち着かない気持ちでいるのですが、かと言ってどうするわけでもなく、ただ母と二人ウダウダと「無為徒食」の暮らしをしているこの頃です。

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最近、補聴器を使っても、とみに耳が聞こえにくくなった母です。とくに右耳の側からが全然だめなので、私も大声を出すのに疲れてしまって、一計を案じました。


「もしも~し、聞こえますか~?!」
「ハイハイ、よく聞こえます!」

昔、糸電話を作って遊んだでしょ、あれを思い出して、ラップの箱に穴を空けて試してみたら、これがすごい威力なんですよ! (メガホンは声を拡散させないのですね)

食卓で、私が母の右側に座って話す形になるので、この頃ずっとこのメガホンを使っています。(ラップの箱のままではイロケがないので、包装紙を貼りました)

先日、次男夫妻が来てくれた時にも、このメガホンを使って、みんなで一笑いしていたのですが、一番笑ったのは、私が母の耳元に向けてメガホンでしゃべった後、返事をする母もメガホンに向かってしゃべろうとするので大爆笑でした。
(糸電話かッ! 私たちは普通に聞こえる、っちゅうの! なんとも素直な人なんです)

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今日も、なんとか車椅子で港まで散歩に行けました。
明日も明後日も、ずっと行けますように。

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