
中京競馬場で行われた高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)は、中団でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の2番人気ファインニードル(牡5、栗東・高橋義忠厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、内目から一旦は抜け出していた3番人気レッツゴードンキ(牝6、栗東・梅田智之厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒5(良)。
○ファインニードルが新スプリント王の座を手にしました。好位から最後、×レッツゴードンキを鼻差とらえての辛勝でしたが、見応えのあるレースでした。昨年のスプリンターズSは、やはりサマースプリントシリーズの疲れが残っていたのでしょうね。今年に入っては、順調にステップレースを使え、前哨戦のシルクロードSの勝ちっぷりからも期待していましたが、今後、このスプリント界を引っ張っていく存在になるでしょう。
2着は、×レッツゴードンキ。この馬、ほんと運がない。これで、3連続スプリントG1、2着です。力は衰えておらず、あともうひと押し欲しいですね。
3着は、大穴ナックビーナス。オーシャンS2着ながら低評価だったこの馬。鞍上三浦騎手の見事なエスコートがありましたが、やはり、改装後の中京1200mは、中山1200mとの関連性は強くなったと思われます。昨年はm17番と外枠すぎたこともあったのでしょうが、今回、勉強になった1頭です。
それにしても、◎レッドファルクスのデムーロ騎手の乗りヘグリはひどかったですな・・。馬を過剰評価していたのかもしれませんが、あの馬場であの位置からは普通でも届きそうにないのに、直線では、詰まってなにもできず終いでしたからね・・。
昨年勝ちすぎたツケが回ってきたのかも・・。今週のスワーブリチャードも疑ってかかった方が良さそうです。
まぁ、3着馬を拾っていない時点で、お察しなのですが、まだ、馬券がフィットしませんね・・。今年は、◎1頭軸勝負の年にしたいと思っているのですが、なかなか難しいですね・・。ただ、見立ては3連複勝負であってたと思うのですが、馬連勝負ってのはよほどの自信がないとできそうにないですね・・。逆に馬連で勝負できるのなら、3連単で行ってもいいくらいかも。そのあたりも次週から、予想に取り入れてみたいですわ。
来年こそはいい結果を。「虎の巻」に追記です。
・阪神・京都1200~1400mで好走した馬は買い。(阪神C、阪急杯・シルクロードS好走馬はチェック)
・スプリンターズSとのリンクがより密になったと思われるので、中山1200m(特に重賞で)好走馬はチェック。3着以内の馬券になった馬で、スプリント重賞勝ちで1400m以上での勝ち鞍のある馬は、要チェック。(スプリント戦とは言え、1400mくらいがべストの馬が強いレース。)
・重賞実績が重要。オープン以下のレースからの参戦で、6着以下の馬は消し。
・500kgくらいの大型馬が有利。
・意外にも、京都1200、1400mの重賞勝ち馬がこのレースと相性がいいみたい。坂のあるコースで重賞勝ち(G1なら3着までなら)の実績がある馬で、近走で、京都1200、1400m重賞好走馬は、買い。
・過去10年、外国調教馬以外は、「前年10月以降のJRA重賞」で連対経験のある馬が、馬券対象になっている。
・恐らく、内枠に速い馬が入って、逃げればハイペースにあって、差し有利(とは言え、追い込みは効かなくて、最低でも、12番手までからの差し馬)。逆に外に入ってスローペースになったら、前残りまであるかも・・。
・前走、上がり最速で、マイル以下の重賞勝ちの馬もチェック。
・「スプリントG1連対馬」、「坂のあるコースで勝ったことのあるシルクロードS優勝馬」、「阪急杯1着馬+馬券対象馬でトップハンデの馬」がこのレースの馬券対象馬になる可能性が高い。
・NHKマイル連対馬(特に逃げ・先行で)は、このレース向く。
・ここ数年は、時計がかかる傾向。1分8秒台の決着が多い。前傾ラップだが、前後半イーブンくらいで行けるウマが有利。レース傾向は、坂での好走歴がある内枠・先行馬が有利で、先行から末脚のある馬を買うべき。
・今年も「Bコース」使用。恐らく来年以降もそうなると思われますが、前日の土曜日のレースタイムを参考にすることは必須だと書いておきます。
とりあえず、こんな感じです。来年につながるといいのですが・・。
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