２０１６ G1 皐月賞 予想！

今年、最も面白いG1であろう、「皐月賞」です。なんといっても、今年は、空前のハイレベル世代。３連勝でここまで来た馬が４頭もでてるんですから。

しかも、今年は、「3強対決」と言われています。桜花賞の時にも書きましたが、今年は、牡馬牝馬共に「3強＋１，２頭」という構図です。その通り、桜花賞は、「3強」のうち2頭は来ました。皐月賞も同じような結果になるのか・・？！

クラシック「3強対決」と言えば、自分的には、古いですが、「タイシン、ハヤヒデ、チケット」の1993年、「オペラオー、トップロード、アドマイヤベガ」の1999年。この3強対決は、3冠すべてで、このうちの2頭は、馬券に絡んだ文字通りの3強対決でした。今年も、その過去の3強対決と同じくらい熱い戦いを期待しております。ただし、3冠すべてこの3頭だけで決まってはないんです、他馬にも付け入るスキはある訳です。

今年は、「サトノダイヤモンド、リオンディーズ、マカヒキ」がその3強と言われています。3頭とも、連対率１００％で、重賞勝ち。申し分ありません。

他にも、エアスピネル、アドマイヤダイオウ、マウントロブソン、ロードクエスト、ディーマジェスティと重賞、トライアル勝ちの馬もいる訳で、個人的には、マスコミが煽ってる「3強」と言われるほど、この3頭が抜けているとも思えないんですよね・・・。

こうなると、やはり「虎の巻」を参考に、果たして、その3強で決着するか否かを真実を導き出してもらいます。

ということで、「虎の巻」に従って、馬を絞っていきます。

まず、「前走掲示板以下の馬なら前々走は重賞１着馬のみ」消えるのは⇒ウムブルフ、トーアライジン、リスペクトアース、アドマイヤモラール

続いて、「トライアル5着以下からの巻き返しは、中山重賞勝ち馬のみ。」消えるのは⇒ドレッドノータス、ミッキーロケット、

 そして、ここ数年、馬券絡みするローテーションの「共同通信杯」虎の巻によると「共同通信杯からの直行で、馬券になるには連対、必至（５７ｋｇで連対ならなお良し）。」とあるのですが、さらにここに、「レースでは上り３３秒台、最悪でも３４秒前半の脚で連対した馬のみ」という項目を追記。これで消えるのが⇒ディーマジェスティ

トライアル「若葉Ｓ」についても、「若葉S組は前々走、連対必至（特に重賞やオープンで）」に「さらにオープン特別なら２０００ｍを１着、重賞ならマイル以上で連対した経験のある馬のみ」を追記。これで消えるのが⇒アドマイヤダイオウ、ナムラシングン

そして、「前走、２０００ｍより長い距離を走っていた馬は消し」という項目を追加。恐らく過去２０年以上は、距離短縮で出走した馬で馬券に絡んだ馬はいないと思います。ということで、消えるのは⇒ジョルジュサンク、ミライエノツバサ

 結果、残ったのが、「マカヒキ、マウントロブソン、サトノダイアモンド、プロフェット、ロードクエスト、エアスピネル、リオンディーズ」の７頭です。

そして、最も重要な項目、この７頭をこの方程式に当てはめます。「トライアル勝ち馬で、ジョッキーの乗り替わりのない馬、（ただしリーディング上位・５位くらいまでの騎手や、外国人ならOK）＋トライアルで権利を獲った人気薄（６番人気以下）＋中山重賞勝ちでトライアル敗退馬＋中山重賞勝ちのある２０００ｍ無敗馬（３戦以上）」です。

まず、トライアル勝ち馬、「マカヒキ、マウントロブソン」この２頭、トライアル勝ち馬ながら、なんと「乗り替わり」ところが、乗り替わるのが外人騎手と、リーディング現在４位の川田騎手。個人的には、信用おけない川田騎手ですが、数字的にはクリアしてるので、「問題なし」と判断せざるを得ません。この２頭は「買い」ます。

ちなみにこの２頭と、「サトノダイアモンド」は、皐月賞を勝てない「ディープ産駒」なんですが、中でも「マウントロブソン」は、「皐月賞で過去、馬券に絡んだ４頭（ディープブリランテ、ワールドエース、ダノンバラード、リアルスティール）の中で、ダノンは東京開催なので除外するとして、残った３頭に共通することが、トライアルで3着以内、１８００ｍの重賞勝ち、かつ１８００ｍ以上のレースしか使ってなくて、しかも連対率１００％」という傾向があって、この項目を満たしてる「マウントロブソン」は、高確率で馬券になると思ってます。あとの２頭も、連対率１００％、１８００ｍ以上の重賞勝ち、１８００ｍ以上のレースしか使ってないということで、馬券になる可能性はあると思います。

次に、トライアルで権利を獲った人気薄（６番人気以下）　これに当たる馬が土曜日の予想段階ではいないんですよね・・。ロードクエストが６番人気になれば当てはまりますが、流動的。エアスピネル、マウントロブソン、とその位置が直前まで目まぐるしく変わるかもしれません。今年は、この人気で左右されて馬券を外すことを経験してるので、ここは、思い切って、この「ロードクエスト」を消します。

中山重賞勝ちでトライアル敗退馬、この項目に当てはまる馬はいません。さらに、中山重賞勝ちのある２０００ｍ無敗馬（３戦以上）もいません。

残った、エアスピネル、リオンディーズ、プロフェットは買い。

 で、一番人気、現在１番人気は、「サトノダイアモンド」これは、買うざるを得ません・・。個人的には、「消し」なのですが、全国の競馬ファンの目が正しいと信じるしかありませせん。（先週は、その全国の競馬ファンの目が間違っていたみたいですが・・）個人的な評価は、「B」評価です。先週のメジャーエンブレムより信頼度は落ちます。昨年のドゥラメンテもそうだったのですが、ローテーションが気に入らない。ドゥラメンテはまだ実績のある共同通信杯からの参戦でしたが、きさらぎ賞からは、４半世紀前のハクタイセイ以来勝ち馬はでてません。アサクサキングス、トーセンラー、トーセンスターダム、リーチザクラウンといった人気馬たちがこのローテションから参戦して、馬券に絡まなかったんですよ。

今年は、１番人気から馬連を買うと決めて馬券を買うことを決めてるのでしぶしぶ買いますが、今回も、馬連１００円のみ買うにとどめます。

１番人気　サトノダイアモンド

◎マカヒキ

○マウントロブソン

▲リオンディーズ

△エアスピネル

×プロフェット

です。

１番人気からの馬連ながし。 

今回は３連複・６頭ボックス、◎1頭軸○▲△×１番人気の3連複で勝負です。ただし、今回は、複コロは、自重します。