
東京10Rで行われた第83回日本ダービー(3歳オープン、GI、芝2400メートル、18頭立て、1着賞金=20000万円)は、川田将雅騎手騎乗の3番人気マカヒキ(牡、栗東・友道康夫厩舎)が制し、皐月賞2着の雪辱をするとともに、2013年に生まれたサラブレッド6913頭(持込馬、輸入された外国産馬を含む)の頂点に立った。タイムは2分24秒0(良)。
◎マカヒキが、2016年度、日本ダービー馬の栄誉を手にしました。最後は、「ハナ差」の勝利。いや~、最高です。全然、儲かってないんですけど、メチャメチャ嬉しいです。昨年のデビュー戦から、今年のダービー馬はこれだ!と思っていたわけで、それなら、もっと単勝で勝負しろよ!って話ですが、いや、この勝利は、今後の馬券の買い方のいい勉強になりました。
馬は、強いことはわかっていたのですが、なんと言っても、鞍上の川田騎手が心配の種でしたが、鼻差しのいで、クラシック完全制覇。これは、素直におめでとうと言いたいです。これで、ダービージョッキーの仲間入り。これからは、もう少し上手に乗ってね。
話は戻りますが、やはり、ダービーは「末脚」の切れる馬の「運動会」ですね。その中でも、世代最強の末脚を持ったマカヒキが勝利したのは納得です。秋は、「凱旋門賞」に登録済。正直、菊花賞に向かうより今年は、「凱旋門賞」に挑戦してもらいたいですね。先日、フランスで圧勝したエイシンヒカリとともに、フランスに「父ディープインパクトの忘れ物」を獲りに行ってもらいたいです。(まぁ、鞍上は外国人ジョッキーにお願いしたいところですが・・)
2着は、▲サトノダイヤモンド。この馬も、やはり強かった。ルメール渾身の騎乗でしたが、最後に、勝利の女神は、微笑んでくれませんでしたね・・。ディープ×ダンチヒ系の配合は、ジェンティルドンナと同配合で、東京2400mはベストの条件。ただ、今年は、相手が悪すぎました・・。例年なら、間違いなく、ダービー馬だったでしょうね。この馬も、菊花賞はどんと来いってタイプでもないしなぁ・・。凱旋門?今年は、大所帯で凱旋門賞に乗り込んで、悲願達成してもらいたいですね。
3着は、△ディーマジェスティ。2冠の夢、蛯名騎手の8大競走完全制覇の夢もかないませんでした・・。皐月賞8番人気での勝利でしたが、ダービーは1番人気。自分はそこまで、評価していませんでしたが、やっぱり、強かったですね。皐月賞はフロックじゃなかったです。自分が思っていた以上に末脚も切れましたね。馬券に絡むなら1着だと思っていたので、残念ながら、3連単は外れてしまいました・・。この馬は、「菊花賞」狙える血統ですから、素直に、秋に菊花賞に向かってもらいたいなぁ・・。さて、「ゴールドシップ」になれるか?!
○スマートオーディンも6着と、皐月組上位馬に次ぐ成績。ダービーを狙えるローテ、実力はあったと思いますが、やはり、その皐月賞組が強かったですね。この馬がもし、皐月賞に出走していたら何着だったんでしょうね・・。やはりこのくらいの着順だったんでしょうか・・?
△リオンディーズは、やはり、恐れていた気性難が出た感じでしょうか・・あるいは予想でも書いた、「キンカメ産駒なら、母父サンデーサイレンスの馬のみ」ということがあったのか?(母父サンデーのエアスピネルが4着だったのもこの法則が関係しているのかも・・)。戦前の情報で、「舌をくくって操作性を高めている」とかのコメントがあったのですが、今年のメンバーでは、そういった矯正しながらレースをしていては、勝てないメンバー構成でした。データで消えてたマウントロブソンも同じように矯正器具を使っていたみたいで、やはり、このメンバー相手では、厳しかったですね。まぁ、この馬とエアスピネルは、当初から言ってるように「マイル路線」に向かってもらいたいですね。
×ロードクエストも、悪い予感が的中で2桁着。岩田騎手は、この春は、もうダメかもしれませんね。乗れなさすぎ。昨年の川田騎手くらい。実は、この馬、一応、「虎の巻」のデータで残っていたのですが、あの項目、精査していたことろ、「NHKマイルC組は、勝ち馬を含めて、1800m以上の重賞勝ちか、2000m以上の重賞で連対のある馬のみ」という点が少し引っかかってたんですよね。あれ、ブラックシェルが弥生賞を連対していたことでああいう書き方をしてたんですが、あの馬は、それ以前に、2000mのレースを勝っていたんです。なので、書き換えようかと思ったのですが、今回、ロードクエストが当てはまってたので、今回は目をつぶって残したんです。来年からは、「NHKマイルC組は、勝ち馬を含めて、1800m以上の重賞勝ちか、2000m以上の勝ち鞍のある馬のみ」に変更です。
ということで、日本ダービー、馬券的中することができました。結果は、1,2,3番人気が、3,2,1の順となり、配当は全然ついていなかったのですが、いただいたコメントに書いた通り、「単勝」を買ったことで、何とかプラス収支にもってこれました。
やはり、今年の「皐月賞組」は強かったですね。昨日、「虎の巻」で最初に残った7頭、その中に入っていたエアスピネルは、消しましたが、凄い頑張って4着に入ってますから。マイルまでしか連対してなかった馬にしてあのパフォーマンス。ホント素晴らしかったです。
これで、東京G1・5連戦、4戦消化ですべて馬券は当たってます。この勢いで、来週、東京ラストの「安田記念」も馬券ゲットと行きたいものです。
で、恒例の、傾向と対策をかいておきます。「虎の巻」に追加事項を付け加えておきます。
ダービーの馬券はこの2パターン。
・1つは、皐月賞の馬券に絡みながら、フロック視され、ダービーでも、伏兵扱いをされ、穴をあけるタイプ。
・もう一つは、皐月賞で、6着以下になった馬の巻き返しというパターン。
・皐月賞直行組は、1~3着馬(1800m以上で連対馬のみ)。それ以下からの巻き返しは、皐月賞で5番人気以内で、中段より前目で負けた馬のみ。
・皐月賞出走で掲示板以下からの巻き返すには、前走で重賞連対必至。
・内枠・先行有利。雨ならさらに。先行馬で2200m以上で34秒台のある馬は要チェック。差し馬なら、マイル以上で33秒台の経験があること。
・1番人気は買っておくべし
・1800m以上での連対は、必至!(ただし、牝馬なら、G1勝ちくらいレベルならマイルでもOk)
・NHKマイルC組は、勝ち馬を含めて、1800m以上の重賞勝ちか、2000m以上のレースで勝ち鞍のある馬のみ。皐月賞からの転戦なら、リフレッシュ度が重要で、調教が前走以上のパフォーマンスなら、買い。
・トライアル組は、「青葉賞連対馬」と「京都新聞杯勝ち」のみ。青葉賞は、馬券対象外からも過去馬券に絡んだことはあるのですがその場合、1800m以上の重賞勝ち鞍があること。基本は、皐月賞組が強いので、レースのレベルで比較を。
・その青葉賞組は、青葉賞以前に重賞に出走した経験がある馬しか、馬券に絡むことがでない。青葉賞で連対したとしても、それ以前の重賞に未出走なら、「消し」
・プリンシパル組は、重賞勝ちがあって、1番人気で連対したのみ。
・連対馬は重賞勝ちは必須(マイル以上で)、重賞未連対馬は消し。
・重賞未勝利馬は、G1・2着か、皐月賞出走で2000m以上のオープン勝ちのある馬のみ。
・皐月賞時点で、1800m以上の重賞勝ちをしていたのにもかかわらず、皐月賞に出走しなかった馬が、トライアルを経て、ダービーに出走して来たら、要注意。(小回りを嫌って出走しなかった可能性があるため)
・阪神1800m、2000m、京都1800m、中山1800m、2000m、東京1800、2400m好走馬は買い。特に、「きさらぎ賞」、「弥生賞」、「スプリングS」、「皐月賞」好走馬は買い。
・1着馬の可能性があるのは、前々走、連対した馬のみ(しかも重賞で)
これで、来年はバッチリか・・?
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