
昨年末からこの冬は、なかなかの「暖冬」でスキー場とかは大変だったみたいなのですが、今年に入ってからは、ちゃんと、「冬」っぽい天候になってきておりますね。
今日は、「2月9日」ベタですが、「服の日」だそうです。
ということで、「冬のアウター」をご紹介。 って言うても、昨年末に買ってたんですが、暖冬でなかなか登場する機会がなかったんですよね・・
。「立春」過ぎても、もう少しは、寒い日が続きそうなので、これから役に立ちそうです。
で、購入したのが、いわゆる「Pコート」ってヤツです。学生時代、冬は、「カウチンセーター」か「MA-1」か「SchottのPコート」の3パターンで過ごしていたことを思い出します・・・。ちなみに、当時買った「カウチンセーター」だけは、現役で、数年に数回ですが、20年以上着てますわ・・。
と話は、逸れましたが、今回買ったのが、最初のフォトの「Pコート」
「Nigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)」というブランドのものなんですが、「一目惚れ」で買いました。
見た目、ちょっと無骨な感じなんですが、よく見たらどの部分もディティールまでこだわって作られているんですよ。
まず、生地なんですが、生地にはハリスツィードにも共通する紡毛原料を使用し、製織の段階で打ち込み本数を限界まで高め、超高密度に製織しています。なので、風は通さなくてあったかいです。さらに前着ていたPコートは、重かったんですが、これは、それほど重くないんですよね。しかも、Pコートって着てると「ロボット」みたいな動きになるくらい可動域が少なくなるのですが、これは、柔らかくてそんな感じにはなりません。
両方のフラップ付き腰ポケットの上には、さらにポケットを装備。
上部のポケットは収納ではなく、ハンドウォーマーという仕様で、心臓や体の中心を温めるような設計になってます。
両方のポケット回りや、
首周り、袖回りには、補強のためのレザーパーツを使っているのですが、優れた原皮をベジタブルタンニンでなめし、「芯通し」と呼ばれる染色技術で芯の部分まで染料を染み込ませるという加工技術を駆使したレザーを使用してるんです。
さらに袖口には内側にかけてウールのリブがセットされており、体温の流出を防ぎ作業の際に袖口を固定する役割を兼ね備えています。
ボタンにもこだわりが。天然の非常に硬い象牙椰子のコロゾボタンを使用しており、マーブル模様が綺麗に出てます。10年、いや、それ以上の年数着ることができそうな逸品です。
と、まぁ蘊蓄は、いただいたこのカタログに書いてあることばかりなんですけどね。
これだけのこだわりの逸品なので、お値段は、そこそこしたのですが、大満足の逸品を手に入れることができました。
またこれを着て、旅行や美味しいものでもいただきに行きたいなぁ~
重くないんですね。そして暖かいって理想的ですね。
これ買うとき、違う店で見た、ジャケットとどっち買うか迷ったんだけど、ジャケットって買っても恐らく着ないよなぁ・・と思って、こっちにしました。
まだ1回しか来てないけど、この先、10年くらいは、毎年出動してくれると思うので、いい買い物したと思ってます。