西武ドーム現地観戦．．．試合はスコア以上に面白かった ＆ 夕涼みという面で気持ち良かった

埼玉西武ライオンズ ｖｓ オリックスの３連戦。その２戦目を妻と二人で現地観戦に行ってきました。
今年は中３長男の野球部の試合に没頭したこれまでだったので、本当に久しぶりの西武ドーム。毎度のごとく妻が作ってくれたお弁当＆おつまみ料理を持ってというスタイル＝即席居酒屋構築スタイル（笑）での生観戦でした。
更に言えば、仕事の関係上平日に行けるなんて事は滅多にないので、ナイター観戦自体が非常に楽しかったです。
プレーボール前の状況を簡単にレポートします。

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■この日も涼しかったです。夏の蒸し暑さを覚悟もしていたのですが良かったです
■・・・涼しい風を感じつつ＆蝉しぐれも聞けるという、まさに「夕涼み」という言葉が相応しい納涼ナイター観戦となりました
■お盆休みなのに観客少ないんだな。昔と違って夏季休暇の分散取得が当たり前になったからかなぁ
■金子侑司くん指の怪我で欠場、それでも浅村くんはサードなんだ。これはずっと「セカンド金子／サード浅村」って事？
■・・・何だか金子侑司くんに「ライバル不在」的な意識を与えるのはよろしく無いと思うんだけどな。変に優遇し過ぎてるんじゃないかい？
■ライオンズの先発オーダー発表の時。「四番．．．」のアナウンスに被せて、「メヒア来い！メヒア来い！メヒアってアナウンス言ってくれーっ！」と叫んでいたのは私です（笑）。夢は叶いませんでした、残念ながら
■オリックスはレフトにバトラーさん。何故か「よっしゃ！」と思いました
■でもライトには川端くん。本当に「嫌だな」と思いました
■という訳でオリックスに対しては「川端くんがキーマンになりそう。彼を何とか抑える事」「バトラーさんに対しては守備面でも疲弊させた上で、打撃面をねじ伏せる事」という、個人的テーマを定めた試合前でした
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そして試合の方は。
延長１２回０－０の引き分け。
スコアレスドローを現地観戦するのは私自身も初めてでした。「得点シーンが無いとつまらない、特に現地観戦の際には」というのは良く言われる事ですし、私自身もそう思うのですが、昨日の試合は最後まで没頭して見る事が出来て、それはそれで「現地観戦の妙」を感じる事も出来たかなと思います。
（・・・ヒジョーーーにもどかしくて憤懣やるかたなしという気持ちになりつつも）


とにかくライオンズ、勝てませんでした。勝たなきゃいけない展開の中で勝てませんでした。

折角、菊池雄星くんが今シーズン一番のナイスピッチングを見せて９回２安打１４奪三振での零封劇を見せてくれたのに。しかも、ストライク先行で相手打者を圧倒する菊池雄星くんの存在感は、昨シーズン前半の「球界ナンバー１の左腕エース」「田中マーくん以上に沢村賞の筆頭候補」を自負して当然だった頃のピッチング内容だったのに。
８回表のツーアウトから、この試合唯一招いたピンチ場面でもバトラーさんをインハイストレートで圧巻の空振り三振奪取！ ＆ マウンド上でターンしながらのガッツポーズ！．．．．スタンドで見ていて痺れまくりました。
とにかく９回になっても球速１４９キロを維持する菊池雄星くんのマウンド姿は「球界ナンバー１の左腕エース」への道を再度歩み始めてくれよ！自信を持って！と思えるものがありました。


それなのに。
打線が２回までに３安打・５回までに５安打を打ったきりで「打ち止め状態」になっちゃうとは．．．６回から１１回までの６イニングは無安打とは．．．
こんな試合の方向性を作ったのは、初回のおかわり中村くん。この回、秋山くん＆栗山くんの２本のヒットで一死１・３塁の先制チャンスで打席に入ったのは「今日も四番に居るのかよ」のおかわり中村くんだったのですが、この場面で私、

「とにかく、チャンス場面を残してメヒアさんに回してくれよ！」
「ゴロ打つくらいだったら三振しろ！低めは危険だから全部見逃してくれよ！」

と叫んでいたのですが．．．６－４－３のゲッツー。チェンジ。
・・・お約束が過ぎるわ．．．
・・・こんなんが四番に居座っていたら勝てんわ．．．
・・・勝とうとしているチームにとっては「邪魔者な四番打者」としか言えんわ．．．
という訳で、この日も５度の打席で３度もチェンジメイクしたおかわり中村くん。つまりメヒアさんが３度もイニング先頭打者になるという「相手チームにとっては願った通りのプレッシャーが最小限に留まる」展開にしてしまった事が、ディクソンさんを始めとするオリックス投手陣が無失点イニングを継続出来た一番のポイントになったんだと思います。
・・・流石におかわり中村くんには７番あたりに下がっていただかないと．．．（・・・メヒアさん＆浅村くんから、一人空けた打順でないと前の二人が勝負してもらえなくなるだろうし．．．）


この後、ようやく出たチーム６本目のヒットは、延長１２回二死からの代打・森友哉くんのツーベースのみだし。そんな「サヨナラ劇へ向けた最後の希望の場面」でも、続く代打・上本くんが初球を打ってゲームセット．．．
・・・でもこれは上本くん悪くない。長く一軍に居ながら全く打席に立つ機会を与えられないまま塩漬け状態だったんだから、こんな場面での起用でいきなり結果出せ！と言ったって無理があるとも感じましたし．．．
・・・だけど初球からとはイカン。しかも手を出しちゃいけない難しい変化球にヘッドアップして無様なスイングだなんて．．．ベテランとは思えないというか．．．カウントを有利に仕上げてバット一閃する森友哉くんの爪の垢でも煎じて飲んで欲しいよ、じゃないと居場所無いよ．．．
・・・仕方がないや、諦めるしかないや．．．
・・・キン肉マンのテーマで盛り上がっただけだったけど．．．
・・・妻も信頼を寄せて、「クラシックシリーズとか、こんな『特殊ユニ』の日には上ポン魅せてくれるよ」とワクワク出来たようだし．．．
（但しその後．．．「ようやくチャンテ４が使える場面になったのに．．．ワンコーラスも歌わせてもらえなかった．．．」と、それだけがガッカリの様子でしたが（笑））


という訳で。
ライオンズにとっては、「いい場面が確かにありつつも」「それ以上に閉塞感と肩透かし感も多かった」試合。延々４時間に及ぶ（２日連続での）長時間ゲームは引き分けで終わりました。
そんな試合を現地観戦した私たち。最後に試合中の妻のコメント（＆私の相槌コメント）をいくつかご紹介して今日のブログを終わりにしたいと思います。


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■菊池雄星くんに勝たせてあげて！こんなんじゃ「画に描いた見殺し」になっちゃうよ
※そうだよね。菊池雄星くんの姿を「意気に感じる・その意気に応える」っていう漢（おとこ）を誰かが見せて欲しいのにね
■ジャングル大帝の日なのに．．．そんな日に限ってチャンステーマ４が使える場面がほとんど無いなんて、ガッカリだね
※ここぞの場面でコケるのは・ボケをかますのは、ライオンズの伝統的な風土なのかね
■馬原さん見たいな。昔から好きだから♪
※同じだね、馬原見たかったよ。理由は君と違って「打てそうだから」なんだけどね。（・・・なので１０回裏に馬原さんが登場した際には、二人ともに笑顔で拍手していました（笑））
■勝てなくて・得点も入らなくて、その割に時間も長くかかり過ぎて疲れちゃったけど．．．菊池雄星くんが見られたからいいやっ！
※その通り！こんな堂々としたナイスピッチングを見せてもらえて、菊池雄星くんには感謝しなきゃね。「ファン家族からの完封賞」を上げちゃいたいよね
■おまけに森くんまで見られたし・ヒットが凄く綺麗で気持ち良かったから、それだけでいいや！
※森友哉はホント何か持ってるよね。凄い速い打球で、またツーベースだよ。見ててワクワクするよね
■たまには森くんキャッチャーやってもらっちゃダメなのかな？リードってやっぱり難しい？
※チャレンジしてもいいかもしれないけど、やっぱりピッチャーからの信頼感がまだ全然無いだろうしね。でも．．．ベンチから銀ちゃんがサイン出しちゃえばいいかもね。（冗談）
（・・・こんな冗談に更に妻は、「岸・牧田とかだったら自分で考えられるんじゃないの？」というコメント．．．ある部分では「成程なぁ」と感じて面白かったです（笑））
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