今日、ネットニュースを見ていたら、サンスポで「縁がなかった鳥谷と西武・・・地元出身もすれ違いの連続」という記事がありました。
鳥谷さんが所沢にほど近い東村山市の出身という事は知っていました。更にそこから同じく埼玉県西部の飯能市にある聖望学園で甲子園出場したという事は有名なので、確かに「埼玉西武ライオンズとは深い縁になっても不思議ではない」というのも分かりますが。
とは言ってもねぇ。
出身地が近いという理由だけで、プロ野球の一流選手が「ライオンズでプレーしたい！するぞ！」と決断するものでも無いよなぁ、とも思えて、「まぁこれは記事としてまとめているだけじゃん？」というのが率直な感想でした。
・・
・・・ただ．．．
・・・そんな記事の中で．．．
・・・広島カープの菊池涼介くんも所沢の隣の東大和市出身という事が書いてあって．．．
それには素直に驚いた私です。
あのメジャーも注目する若武者・菊池涼介くんもライオンズ近辺の出身なんかい！？
これには縁を感じる！（・・・鳥谷さんのケースでの前言撤回状況のワタクシ（笑））
菊池涼介くん、いつかは地元でプレーしたいって思いあるんじゃない？あって欲しいなぁ？と思ったのが正直なところです。
そんなときめきもあったもので。
仕事から帰宅した私は、即座に中３の長男に、「菊池涼介は東大和出身なんだってよっ！」と報告しました。さぞや長男も「将来的にはライオンズに来るかもよ！」と驚きついでに喜ぶかと思っていたら．．．
「知ってたよ」
「菊池は東大和三中だよ」
「俺の中学からも徒歩圏内に住んでたんだってよ」
だそうで。
既に知ってたんかい？（笑）
東大和三中と言えば、長男の中学の隣の学校で、野球部は同地区です。長男の中学野球部時代もライバル校として常に代表争いをしていた中学でした。（・・・噂によれば菊池涼介くんはシニアだったようですが．．．）
更に長男は、
「東大和市出身は、結構大物が多くてさ」
「菊池涼介はこの前の日米野球でメジャーに大注目されてるし」
「それ以前だと、マリナーズの岩隈久志も東大和出身だよ」
「日本球界を飛び出してメジャーに行ける実力がある選手が多いよね」
「鳥谷含めさ、ライオンズには来ないよ。アメリカでのプレーを考えて当然だし行って欲しいもん」
との事でした。
岩隈さんに至っては、小学校時代熱烈な西武ファンで西武球場へ通い詰めだったそうですが、そんな選手でも「西武に来て頂戴！」というのは無理だよ！有り得ないよ！という理解をしている様子の長男でした。
そんな長男に対して妻が、
「じゃぁ、もし君がプロ野球選手になったらどうするの？メジャー行く？それとも地元の西武に帰ってくる？」
と冗談で語りかけたところ、長男は、何言ってんの？的な反応で。
更に野球部の友人が言っていたらしい「俺は将来球団職員になりたいな」という言葉の印象もあってか．．．
「元プロ選手経験がなくても出来る球団職員の仕事ってあるのかな？」
「通訳 兼 トレーナーとか目指そうかな？難しいだろうけど」
「（私が「スカウトは？」と尋ねたところ）スカウトはやっぱりプロ経験必要だよ、絶対に」
だそうで．．．。
夢を広げるのはいい事だよ。
この春から高校野球部生活を送るんだったら、とことん野球に打ち込んでみればいいじゃん。その先にどんな未来が待っているのかは誰にも分からない事だしさ。
更にどんな仕事をするのかは分からないけど、広い範囲で勉強してみるのもいいさ。例えば通訳と言っても「三か国語に堪能」までを目指せば、そりゃ「通訳 兼 ○○」という事を任されるようにもなる道が開けるだろうし。
何事にも自ら限界や枠を決める事なく没頭すれば、自然に未来への選択肢が広がる筈だよ。
長男に対してそんな語りかけをしたワタクシでした。
（・・・それがちゃんと理解できているかどうかは不明な長男です。それは仕方ない．．．というかそれでこそ「夢を八方に広げる自由さ」を持つ青春時代の特権なんだもん（笑））
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