とても視点が真剣です。なぜなら著者自身が数千万円の債務を抱えているから…(まあなんとゆーか)。
経済主体は合理的に行動する…みたいな経済学の本ではなく、経済の当事者(?)そのものが書いた本。
現実を直視した深い考察がされています。その結論にもとづくマクロ経済分析と処方の政策提案から
08年時点でギリシャをはじめとした南欧のデフォルト危機を予想するなど鋭い先見もあります。
前書『若者を喰い物にし続ける社会』でU40以下のすべての人の将来を考えぬいた著者の、
「時間」と「記憶」で微分する世代会計のマクロ経済学書です。
プライマリーバランスの均衡や三面等価の静態的な解釈への批判は著者の信頼できるスタンスの証。
本書の経済現象を時間の経過で微分したマクロ経済分析は、全国規模の全数調査と長期データで
社会経済を分析した『デフレの正体』とオーバーラップする面も多く、併読がお勧めです。
『この国の経済常識はウソばかり』(トラスト立木・洋泉社8/9/22)
経済主体は合理的に行動する…みたいな経済学の本ではなく、経済の当事者(?)そのものが書いた本。
現実を直視した深い考察がされています。その結論にもとづくマクロ経済分析と処方の政策提案から
08年時点でギリシャをはじめとした南欧のデフォルト危機を予想するなど鋭い先見もあります。
前書『若者を喰い物にし続ける社会』でU40以下のすべての人の将来を考えぬいた著者の、
「時間」と「記憶」で微分する世代会計のマクロ経済学書です。
プライマリーバランスの均衡や三面等価の静態的な解釈への批判は著者の信頼できるスタンスの証。
本書の経済現象を時間の経過で微分したマクロ経済分析は、全国規模の全数調査と長期データで
社会経済を分析した『デフレの正体』とオーバーラップする面も多く、併読がお勧めです。
この国の経済常識はウソばかり (新書y) 著:トラスト 立木 参考価格:\798 価格:\798 |
『この国の経済常識はウソばかり』(トラスト立木・洋泉社8/9/22)
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