「集合への30講:志賀浩二著」
「群論への30講:志賀浩二著」の次に読んでみたのが「集合への30講:志賀浩二著」である。期待は裏切られなかった。集合論ってこんなに面白んだっけ?と思わせてくれるのがこの本だ。
志賀先生の「数学30講シリーズ」は大学レベルの数学を(理系の)高校生や社会人にも理解できるほど身近かなものにしてくれる。自分で証明したり問題が解けるようになるわけではないが「(数学の)概念 . . . 本文を読む
昨日の新型プリウスのリコールについての記者会見を見て、素人ながら僕は2つの点を疑問に思った。
凍結した路面で低速走行時にブレーキを踏むと、ABSによる制動から通常の油圧ブレーキによる制動への移行に0.06秒のタイムラグがおきるというのが今回の問題。時速20キロ走行だと制動距離は70cm伸びてしまうそうだ。
1つ目は試験段階でのテスト項目の設定に甘さがあったのではないかという点。豊田章男社長が . . . 本文を読む
「群論への30講:志賀浩二著」
今日も地元のエクセルシオールカフェでお勉強。この本を読み終えた。
群論に対する苦手意識を取り払うには、この本をおいて他にないだろう。アマゾンのレビューでも知られているように志賀先生の「数学30講シリーズ」は大学レベルの数学を(理系の)高校生や社会人にも理解できるほど身近かなものにしてくれる。自分で証明したり問題が解けるようになるわけではないが「(数学の)概念を理 . . . 本文を読む
雪が降ったりしていて1週間ほどバイクに乗らなかったので、バッテリーが上がってしまった。バッテリーの性能は冬場は低下するので要注意。
以前5000円ほどで買った充電器で30分ほどかけてフル充電。果たしてこの充電器は救世主になったのか?
とりあえず元気にエンジンがかかったが明日の朝はマイナス1度まで冷え込むそう。明朝もう一度確認しなければ。。。バイクは6年前に買ってから一度もバッテリー交換してい . . . 本文を読む
「トポロジーへの誘い―多様体と次元をめぐって:松本幸夫著」
僕にとっては初めての数式入りのトポロジー(位相幾何学)入門書となった。著者は「多様体の基礎」を書かれた松本幸夫先生である。
読んでいくうちにどんどん惹き込まれていった。130ページほどの小型本ながらトポロジーの面白さ、奥深さを無駄のない展開で入門者に伝えることに成功している。
トポロジーの入門書にはメビウスの輪やクラインの壺を取り上 . . . 本文を読む
「要点講義 ベクトル解析と微分形式: 井田大輔著」
あくまで微分形式にこだわるわけである。こちらの本は「曲線と曲面の微分幾何」とは異なり2次元と3次元のユークリッド空間のベクトル解析から微分形式へと説明を発展させるアプローチだ。たかだか110ページほど、行間も空いている本なので難なく読むことができた。2次元、3次元の微分形式の公式集としても使える本である。
また、この本は微分形式や微分幾何の意 . . . 本文を読む
「曲線と曲面の微分幾何(増補版): 小林昭七著」
1月からスタートしたテレビドラマがどれもつまらない。そのため僕の読書時間が増え、このところエンジン全開で勉強する日が続いている。(笑)加齢による学習能力や記憶力の低下を全く自覚していない自分を頼もしく感じている今日この頃だ。2年前のドラマは面白いのが多かったのにいったいどうして?という感じだ。ちなみに今クールのドラマで見ているのは「龍馬伝」と「エ . . . 本文を読む
昨日と同じような掲載画像になったが、今日は電子書籍についての話。アップルのiPadが発表された今日、メディアはこぞって電子書籍端末の紹介をしている。
アメリカではアマゾンが火付け役となって電子書籍端末がブームとなっているわけだが、日本ではまだ販売されていないのが今日の状況。日本では著作権や版権についてのビジネスモデルが確立されていないからだ。読者の立場から言えばこの問題については今後の成り行きを . . . 本文を読む
手持ちの本もだいぶ増えてきたので「ブクログ」というサービスを使ってネット上に蔵書目録を作ってみた。カテゴリー別に分類できるので使い勝手がよさそうだ。(掲載画像は実際の本棚)
これ以外にお勧めの本があったら、ぜひ紹介してほしい。
とねの本棚:PCと携帯に対応
http://booklog.jp/users/ktonegaw/
蔵書の中で現在入手が特に困難なのは以下の2冊。大切に扱わなくては . . . 本文を読む
「多様体の基礎: 松本幸夫著」
この記事ではあえて「多様体」と聞いてもまったく何のことか想像できない方に対して説明を試みてみよう。というのも数学や物理を専攻している読者にとっては「多様体」の意味はわかりきっているだろうし、教科書を手にとってみればすぐわかるはずだからあえて僕が詳しく説明する必要もないだろうから。初心者向けの説明なのでかなり正確さが犠牲になることはご容赦いただきたい。詳しい正確な解 . . . 本文を読む
「位相入門 -距離空間と位相空間-: 鈴木晋一著」
あらゆる数学の基礎は集合論であり、数学における「位相」とは数学で扱われるあらゆる対象の関係において「近い」、「連続である」、「分離している」などの概念を集合論の記法を使って定義したもので、あらゆる現代数学の基礎となっている。具体的には「点列の収束」、「近傍」、「開集合」、「閉集合」、などの概念を出発点として定式化されている。正確な説明はウィキペ . . . 本文を読む
遅まきながらの新年の挨拶になってしまった。
というのも昨年のクリスマス頃にとても気が重い「事件」が身の回りに2つも起きてしまい、それらに心を痛め、対応に苦闘していたため年末から先週くらいまで多大なストレスを抱えていたからだ。(問題の関係者全員ストレスを抱え続けていたわけだが。)両方ともプライベートなことなのでここには書かないが、とてもブログや勉強どころではなかった。
結局、片方の問題は(ベス . . . 本文を読む
恥ずかしながら僕はこの本や著者のことを知らなかった。「ラムの流体力学」はこの分野におけるバイブル的位置づけなのだそうだが、日本語版がとても希少になっているから見かける機会がなかったからだ。原書版(英語版)はアマゾンで簡単に手に入るのにこれだけの名著の日本語版が絶版になり高値で取引されている状況は「プリンキピア」と同じである。
ラムとは Sir Horace Lamb (1849-1934) の . . . 本文を読む
流体力学(物理テキストシリーズ):今井功著(1970年刊)
流体力学はこれまで敬遠してきた分野だ。というのも運動する物体が受ける空気抵抗は速度が遅い場合には速度に比例し、速度が速いときは速度の2乗に比例するということをファインマン物理学の第1巻で読んだときに釈然としない印象を持ってしまったからだ。(空気抵抗についてはこのページを参照。)それじゃ、速度が中間のときは1.5乗に比例するわけ?というよ . . . 本文を読む
時間の物理学: P.C.W.デイビス著(戸田盛和、田中裕 共訳)
(英語版: The Physics of Time Asymmetry by P.C.W Davis)
神保町の明倫館書店でふと手にとった1冊。時間の非対称性をテーマに解説したユニークな本だ。有名な本であるようにも思えなかったのだが、このテーマについては関心が強かったので購入してみた。ファインマン物理学第4巻を訳された戸田盛和先 . . . 本文を読む









