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アンティーク青葉2021

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シンボルとしての時代

2022-09-12 23:25:03 | 日記
最近、日本古代史に埋没している。
私が骨董を集めたいと思ったのは、20年ほど前、なぜか茶碗に惹かれたことからだ。
裏千家茶道教室にも通い茶道具について学んだ。
しかし、才能もなく、忍耐力もなく、記憶力もなく、正座に対して体重が耐えきらず終わってしまった。

現在の趣味と生きがいは、日本古代史。
大和朝廷の時代だ。
豪族連合政権の時代だ。
庶民は、どんな服を着ていたのだろうか。
天平の甍というように、人々は貧しかったろうが、夢があったような気がする。
この時代、しかし、人民は、都城造営をはじめとする労役や、軍事負担に喘いでもいた。
支配者と人民、この階層は、今にもつうずる。

戦後の日本の人民は、この支配から脱しようと、なによりも無産者は、その子供の教育に必死になった。
こうして、昭和は、稀にみる階級変動の可能性の時代となった。
 
古代史は、人民の時代だ。
しかし、昭和も人民の時代だ。
では、令和はなんの時代だろうか。
暗いのは自分だけでないような気もする。
令和が階級社会だとすると、平成は、昭和から令和への移行期間であったのかもしれない。
現代のすごいところは、スマホだが、現代社会は、ソフト化のなかでなぜか死滅しないパワハラ人間がしょっちゅうメディアで報じられるという、日本も終わりの時代だ。

報じられるパワハラおじさんは、私より若い、かつての若者だ。
日本は、葬式に欠席するのをにこにこして言っている、というおかしな国になった。
エリザベス女王の葬儀の招待状がきたら、にこにこして行くのだろうか。
もはや、野党の人々は、日本の庶民ではない。
党ごと外国に籍を遷した方がいい。

与党の人々は、議員以外の仕事もわりあてられる。が、野党の議員は、仕事がなくて暇なのだろう。どんどん規模を縮小していく党のなかでネクストなんとか、意味がわからない。

令和の日本は暗い。
これもゆとり教育の結末のひとつ。
塾や英会話教室に通えないむかしながらの日本の子供の多くが、未来の選択肢を狭められる。
都会と田舎の間が断絶している。
昭和初めには農村で欠食児童が問題となったが、今は、貧困と戦う議員はいない。
国会は、国権の最高機関とあるが、仕事をしないで、ソ連がいいだの中国がいいだの、今度はイギリスがいいだの言っている野党議員の気がしれない。

イギリスがいいという人に、
では、あなたは貴族というものがあるイギリスが好きですか。
もし、ただでさえ階級社会になっている日本が、貴族社会にもなったら、あなたはそういう日本社会を抱え込むことができますか。
一君万民の大日本帝国のほうが、まだ分かりやすいのでは。