アンティーク青葉2021

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海峡の光

2021-11-19 20:23:46 | 日記

年度末になり、世の中が騒がしい。自分は最近、頭痛なるものに悩まされている。

どうも夕方からのお仕事は、時々生活リズムの自然さに戻そうとする身体の反乱みたいなものかもしれない。

冬になると、佐賀人はとても暗くなるらしく、自分も大体そんな感じになっている。

というか、年末はお金がないと暮らせない、日本の年中行事のあり方が、みんなをして暗くさせるのかもしれない。

こんなときには、津軽海峡の写真でもみて、東北の冬景色は美しいなあ、と思うのが一番だ。

辻仁成の『海峡の光』というのがあって、なにか芥川賞らしいが、小説を読んで、ずいぶん考えたけれども、希望というなの光はない。

実際作者は東北地方に住んだことがないのではないか、心象風景を描いていっただけなのか。

現代は、小説衰亡の時代であるように思うけれども、この小説はなかなかよかった。

そもそも現代日本は文学不毛の地ではないか。

というか職業作家として自分がいいと思うのは、浅田次郎さんとかほかに少ししかない。

ある意味、そうなると、読書の時間は無駄な時間である。

スマホと漫画がいいのは、短時間でできることである。

最近、近くの大学教授や准教授や助教とかのかたで、地道な研究をしている先生を探そうとしたが、首都圏とかはともかく、いない。

なんか、華々しい研究内容をあげて、みてみると、教育なのか自己満足なのかわからない。

地方は文化的にも危機にあると思う。

 


焦点

2021-11-12 20:04:29 | 日記

人には、なぜ思考の焦点があるのか。

ひとにはみななんらかの思考的な焦点があって、それに従って行動している。

ドラッカーではないが、そのためにはなんらかの外部との接触が必要だ。

ドラッカー曰く、変化は外側からやってくる。

孔子曰く、思いて学ばざればすなわち暗く、学びて思わざれば、すなわち危うし。

思考的な焦点をもとめる毎日あって、危うい思考焦点の谷底への転落をふせぐものが、キリスト教やイスラム教、仏教などの宗教の役目でもある。

悪の淵の底に誘惑的なすがたをあらわす、悪の誘いから免れるために、今日一日の終わりに神に感謝するのが古代キリスト教、すなわち聖書の世界である。

しかし、今や一日の終わりなどはなく、日本は、欧米社会の夜に昼であるため、休む暇もない。

なにをしても不安、なにを思っても不安である。

私自身の読書経歴からみて、とくに経済社会を中心とした本を探し出して読むのが趣味のひとつだが、いまや堅実で地味な学問は、大学の経営上邪魔であるらしく、異文化とか多文化とかいうことばがきらめいている学問ばかりである。

まあ、お金もなくなったので、いい本がでないということは読まなくてもいいというところだが、

このブログでは本のことも書いていこうと思っている。

 

 


骨董との対話

2021-11-11 14:20:37 | 日記

年末をむかえ、みんななにかさわがしい。

さわがしいのは孤独の証拠。

こんなときには骨董と対話しよう。

骨董のない方は、ぜひ一度骨董屋を除いてください。

歴史好きの亭主が、最初は無愛想で、でもそれは一時のことで、しだいにうちとけていく。

なんといっても骨董のある部屋は落ち着く。

私はといえば、骨董の買いすぎで現在、金欠なのでいけません。

そう、骨董がなかったら、とうのむかしに、人の噂や陰口のなかで潰れていただろう。

それほど、現代は過酷な時代です。

そんなときこそ、一緒に骨董を語ろうではありませんか。

今回の写真は、献上唐津旅茶碗というものであるらしいです。

小ぶりで今ならこれにお酒を注いだらさぞおいしいだろうと思います。

しかし、骨董屋に行きたい。

これはもう病気だろうか。

 

 


年末ストレスを解消する

2021-11-10 15:02:12 | 日記

私は、不眠とうつに悩んでいる、というか悩んでも仕方ないので通院して安寧を保つことにしているのですが、

どうも年末になると業績評価とか人事とかで、人の仕事を邪魔する人がいます。現在の職場には。

これは皆様も心当たり大ありで、そんなことどこでもあるよ、とかいわれるでしょうが、やはりこういう状況の私にはストレスになり、うつになります。

そういうときには、まず第一の治療方法は睡眠。それも、2日間かけて年休を少しとりながら養生します。

あと、お酒って、逆にうつが過剰化することってありますよね。

わたしは、お酒で解決つかないときは、睡眠&年休少しと、ひとり飯めしがいいと思います。

どうも来年からずっと所得がおちることもあり、ストレス解消になんか買い物したいなあ、と思うことはあっても当分買いにもいけない、そんなときは、飲んだくれて寝るのもいいかもしれませんが、

アルコールは、続けていると影響が体調にでます。

そんなときは、たまごかけごはん、にかぎります。

 


下流化する私

2021-11-09 16:06:56 | 日記

最近、定年後の自分の生活をしばらく考察していたが、考えれば考えるほど下流化するばかり、借金も300万円ほどあり、これを退職金で精算しなければならない。

するとこれいこう、再雇用で生活する場合、住居がなんといっても大きい。

今後、借家を6年間続ける予定なので、(それ以降はなんとかなる)、再雇用では住居手当がでないこともあり、街中のマンションぷらす駐車場代でなんと7万円も出費することになる。

これを考えると、安いアパートにいればよかったろうが、なんか成り行きでこうなってしまい、残り6年間の限定生活なのと、多忙なので引っ越す暇がまったくないので、こうなってしまっている。

現在『追われゆく坑夫たち』岩波新書 上野英信著 1960年  という本を読んでいるが、どうも再雇用とか、なにか人生の再チャレンジみたいに言っているが、炭鉱の坑夫のような気がしないでもない。

仕事上の自己研鑽とかいうけれども、実際に必要なものは手出し、そうしてきてみると、なるほど再雇用の間は手出しをしないでもいいようなくらいの蓄積はあるか。

手取り24~25万円の人の悩みの最多は、欲しいものが買えないというものであったが、私の場合、骨董買ってきたので、それはもうないです。

しかし、今から、退職金を月15万円崩さないとやっていけない。

そのうち、4万円はいろいろさしひかれるので、残り11万円でやっていこう。

さらに1日たばこを1000円吸うので(これは神経安定剤)、8万円。

大学時代のアパート暮らしみたいで楽しい。

なんか、もういちどあの大学時代を送れるかと思うとわくわくする。