我々は調子に乗ってさらに過去へと飛ぶことにした。
例によって5年前、そう1985年にである。
この1985年という年は明暗の激しい年であった。
その中で最も切ない事件は8月12日に発生した日航機墜落事件であろう。
機長の音声が録音されたテープや墜落前の映像、そして乗客の書き残した遺書から伝わる絶望感が涙を誘う・・・
さらに、豊田商事による詐欺事件、民営化前の国鉄同時多発ゲリラといった騒動なども起こっている。
さて、明るい話題の方はというと・・・
この年は筑波で科学万博が開かれている。
マスコットキャラクターは全国の小中学生を対象に公募。
中学1年生の女の子の描いたキャラクターが採用され、それに手が加えられて完成した。
マスコットのコスモ星丸
そして一大ブームを巻き起こすビックリマンの天使VS悪魔シリーズはこの頃から始まっている。
また、高校野球は桑田・清原のKKコンビで知られるPL学園の活躍で人気絶頂期であった。
娯楽面ではファミコンが大ブームに!
ギネスブックにも載るあの大ヒットゲームもこの85年登場している。
とにかく、ファミコンの登場は当時、娯楽の少なかった少年たちにとってあまりにも衝撃的であったことだろう。
対戦ゲームにおいてあまりに感情的になり、友情にヒビが入ることもあったとかなかったとか・・・
娯楽といえば、おニャンコクラブもこの年に結成されている。
彼女たちの活躍は平日帯で17時より放送されていた夕やけニャンニャンにてほぼ毎日見ることができたようである。
それにしても、20年以上経っても同じ手法で成功している秋元康って一体・・・・・・
そしておまちかね、これが当時のテレビ欄である
これは夕方までのテレビ欄であるが、テレビ朝日の欄に目を通すとZガンダムが放送中であったことがわかる。
こっちのテレビ欄の日本テレビに注目していただこう。
なんと当時は17時から18時30分までアニメの再放送枠になっているのだ。
今ではとても考えられない編成である。
そしてテレビ朝日でも17時から18時までがアニメと戦隊ものの再放送になっている。
←クリックで拡大すると思う
そしてこれが19時台の番組表である。
赤字はアニメ
緑字は少年層向けの特撮及びドラマ
ただ、この時期はあまりにも7月改変などが多く、この中の番組のいくつかは繋ぎになっているものが多い。
たとえば、この番組表の月曜19時の日本テレビでは『キャッツアイ』(ちなみに第2期である)になっているが、その上にあるテレビ欄を見るとおわかりいただけると思うが、夏には『ダーティ・ペア』が放送されている。
これまでのものを含め、基本的にこの19時台のテレビ欄は5月頃のものと思っていただければよいと思う
それにしてもこの当時のアニメは錚々たる顔ぶれが揃っているのではないだろうか?
高校野球ブームの影響もあって社会現象にもなったタッチ。
その数年前に社会現象になったD.r.スランプアラレちゃん。
高橋留美子の名を知らしめたうる星やつら。
「おまえはもう死んでいる」など数々の名言や断末魔で知られる北斗の拳。
日本中にサッカーブームを巻き起こしたキャプテン翼。
剣道漫画の決定版として知られる六三四の剣。(ちなみに作者はJINの作者でもある村上もとか)
そして異色なのは、斉藤由貴の出世作として知られるスケバン刑事だろうか。
ヨーヨーを武器に戦う女子高生刑事という設定はなかなかおもしろいと思う。
90年に比べてずいぶんと豪華な顔ぶれになったと思う。
さて、来週に続く
・・・か?
コメ返
>あひぃさん
もう時間もなかったのでそれにしちゃいましたが、改めてみると残念クオリティです・・・
そうですね、あたりをつけるのが一番いいんでしょうけどね。
今度からそうしましょうかw
例によって5年前、そう1985年にである。
この1985年という年は明暗の激しい年であった。
その中で最も切ない事件は8月12日に発生した日航機墜落事件であろう。
機長の音声が録音されたテープや墜落前の映像、そして乗客の書き残した遺書から伝わる絶望感が涙を誘う・・・
さらに、豊田商事による詐欺事件、民営化前の国鉄同時多発ゲリラといった騒動なども起こっている。
さて、明るい話題の方はというと・・・
この年は筑波で科学万博が開かれている。
マスコットキャラクターは全国の小中学生を対象に公募。
中学1年生の女の子の描いたキャラクターが採用され、それに手が加えられて完成した。
マスコットのコスモ星丸
そして一大ブームを巻き起こすビックリマンの天使VS悪魔シリーズはこの頃から始まっている。
また、高校野球は桑田・清原のKKコンビで知られるPL学園の活躍で人気絶頂期であった。
娯楽面ではファミコンが大ブームに!
ギネスブックにも載るあの大ヒットゲームもこの85年登場している。
とにかく、ファミコンの登場は当時、娯楽の少なかった少年たちにとってあまりにも衝撃的であったことだろう。
対戦ゲームにおいてあまりに感情的になり、友情にヒビが入ることもあったとかなかったとか・・・
娯楽といえば、おニャンコクラブもこの年に結成されている。
彼女たちの活躍は平日帯で17時より放送されていた夕やけニャンニャンにてほぼ毎日見ることができたようである。
それにしても、20年以上経っても同じ手法で成功している秋元康って一体・・・・・・
そしておまちかね、これが当時のテレビ欄である
これは夕方までのテレビ欄であるが、テレビ朝日の欄に目を通すとZガンダムが放送中であったことがわかる。
こっちのテレビ欄の日本テレビに注目していただこう。
なんと当時は17時から18時30分までアニメの再放送枠になっているのだ。
今ではとても考えられない編成である。
そしてテレビ朝日でも17時から18時までがアニメと戦隊ものの再放送になっている。
←クリックで拡大すると思う
そしてこれが19時台の番組表である。
赤字はアニメ
緑字は少年層向けの特撮及びドラマ
ただ、この時期はあまりにも7月改変などが多く、この中の番組のいくつかは繋ぎになっているものが多い。
たとえば、この番組表の月曜19時の日本テレビでは『キャッツアイ』(ちなみに第2期である)になっているが、その上にあるテレビ欄を見るとおわかりいただけると思うが、夏には『ダーティ・ペア』が放送されている。
これまでのものを含め、基本的にこの19時台のテレビ欄は5月頃のものと思っていただければよいと思う
それにしてもこの当時のアニメは錚々たる顔ぶれが揃っているのではないだろうか?
高校野球ブームの影響もあって社会現象にもなったタッチ。
その数年前に社会現象になったD.r.スランプアラレちゃん。
高橋留美子の名を知らしめたうる星やつら。
「おまえはもう死んでいる」など数々の名言や断末魔で知られる北斗の拳。
日本中にサッカーブームを巻き起こしたキャプテン翼。
剣道漫画の決定版として知られる六三四の剣。(ちなみに作者はJINの作者でもある村上もとか)
そして異色なのは、斉藤由貴の出世作として知られるスケバン刑事だろうか。
ヨーヨーを武器に戦う女子高生刑事という設定はなかなかおもしろいと思う。
90年に比べてずいぶんと豪華な顔ぶれになったと思う。
さて、来週に続く
・・・か?
コメ返
>あひぃさん
もう時間もなかったのでそれにしちゃいましたが、改めてみると残念クオリティです・・・
そうですね、あたりをつけるのが一番いいんでしょうけどね。
今度からそうしましょうかw
子供のころ、Zガンダムのパイロットになりたい思ってましたw
自分が大人になるころには、モビルスーツの開発できているだろうと。。。
しかし現実は、宙に浮く車すらまだまだ未来の話か・・・。
ファミコンのソフトってセーブがなかったり、パスワード式だったり難易度が鬼畜だったり…(笑)
アニメもすごい作品が揃ってますね。Zガンダムは数年前にBSでやってたんですが、アニメじゃない!って主題歌が印象的でした。