ホットミルクに砂糖を入れて

某学校で教師をしつつ、鍵盤弾きとして作編曲や演奏活動をする、東京生活17年目、道産子・まつけんのブログ。

昨日のリサイタル。

2010-07-27 06:36:34 | Weblog
うん。
師匠、相変わらずカッコよかったぁ!

正直言うと…言っちゃうとね。
疲れてるのかなぁ、とか。
そんなことを思っちゃうような場面もあったけど。

でも、迫力のある音から繊細な音まで。
あんなにピアノの音色を変化させてしまう。
さすが、師匠だと思いました。

心臓に打ちつけられるような力強い音を出すかと思いきや。
やわらかくて、透明な音も出してしまう。
魔法の手、ってやつです。

中でも、ラヴェルの前奏曲がよかったな。
フランスならではの雰囲気を、ふわっとした音で仕上げてました。
ブラームスのソナタ3番も、迫力満点でよかったけど。

あと、今まではシューベルトのソナタを毛嫌いしてたけど…。
↑長い割にはつまらない、と失礼なことを思ってた…。
4番のソナタは、なかなか面白い!
ということに気づかされました。
今度、他のも、もう一度聞き直してみよう。

バッハのイギリス組曲は…
師匠の性格が思い切り出てました。(笑)
真面目に、誠実に弾き通す。
バッハの解釈は、それでイイのかもしれません。

そして、アンコールは2曲。

まず、ドヴォルザークの『ユーモレスク』。
これ、今回の中で一番よかったと思う。
素朴で、のどかで、優しい音色で演奏してました。
田園風景が思い浮かぶような演奏で。
まさに、俺好み。

そして、リスト『ラ・カンパネラ』。
まさか、ここでこの難曲を持ってくるとは…。
途中で、鐘が居なくなりましたが…。
↑わかる人にはわかるはず
しかし、チャレンジャーな師匠に乾杯!

そんなリサイタルでした。

東京文化会館は、やっぱりイイね。
前に2回くらい、演奏したけども。
楽屋にスタインウェイのピアノが置いてあるし!
壁には、著名な音楽家のサインが所狭しと書いてあるし!
今思えば、俺もサインを書いとけばよかったな。(笑)
なんてね。

さ、今日も頑張ろう!

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2 コメント

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Unknown (Matsuken)
2010-07-28 23:39:11
サカチさん

よかったですよ!
次回はぜひ!

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Unknown (サカチ)
2010-07-28 00:26:57
昨日だったんだ~。
行きたかったな。

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