十勝の活性化を考える会

     
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帯広商工会議所専務理事

2021-06-16 05:00:00 | 投稿

 

令和6年6月11日付け北海道新聞朝刊「ひと」欄に、帯広商工会議所の三井専務理事のことが載っていた。記事の内容は、次のとおりである。

『帯広商工会議所事務方トップの専務理事に4月、就任した。3月まで道の会計管理者兼出納局長。定年まで1年を残しての転身となった。道幹部経験者の商工会議所役員就任は、全道的にも例がない。帯広市生まれ。「サケのように、十勝に戻りたくてうずうずしていた。スピード感を持った対応で、ふるさとの経済に貢献したい」

 北大卒業後、1984年に道庁に入り。経済部国際経済室参事。食関連産業室長など経済畑を歩んだ。2018年~19年度に十勝総合振興局長。通過型とされる十勝観光の課題克服へ、食と観光に力を注いだ。ブドウ栽培やワイン醸造に携わる人材を育成する「ワインアカデミー十勝」を立ち上げ、米国から専門家を招き、地域を後押しした。

振興局時代に十勝の魅力を再認識し、もう札幌に戻りたくなかった。同会議所の川田会頭からの就任要請に「残りのために尽くしたい。念願がかなう」と喜んだ。

新型コロナ禍の「CHANGE」(変革)を「CHANCE」(好機)に変える━。

異なる1文字は「G」と「C」だが、Gの文字の一部に隠れている「T」を取ると「C」になることに気付いた。だから職員には、「ためらい、たらいまわし、他人事。頭文字が『T』のこの三つをなくそう」と呼びかける。 「役人らしくない」が周囲の評。

川田会頭からは、「直言型のブレーンの役割を期待される。「コロナ禍にあえぐ経営者の声を受けとめ、廃業を食い止めたい。行動力ある十勝の事業者たちと一緒なら、前例のないこともできる」。59歳。(高橋澄恵)』

 

この記事を読んで、私も十勝人であるので大変嬉しかった。帯広商工会議所では、全国に先駆けてバーやスナック向けに“プレミアム付きチケットを、緊急宣言解除後に使用可能予定であるので、三井専務理事の就任は鬼に金棒である。これで、十勝・おびひろの変革は、間違いなしと思われる。100年に一度のパンデミックなので、黒船来航で明治維新になったように変革が必要なのである。

ただ、現政権が発足して「縦割り110番」を設置しているが、コロナ対策で右往左往しており、まずは傀より始めのことわざどおり、帯広商工会議所から“ためらい、たらいまわし、他人事”を改めてもらいたいと思っている。

日本の常識は世界では通用しないので、国際感覚を身に着けている三井専務の就任はありがたい。なお、川田田彰博会頭もアメリカの大学を卒業しているので、帯広商工会議所も国際色が豊かになったものである。

「十勝の活性化を考える会」会員T 

注) プレミアム付きチケット

帯広商工会議所(川田章博会頭)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で厳しい状況に置かれている夜の飲食店を応援するキャンペーンを計画している。対象店で使える20%のプレミア付き前払いチケットを発行し、常連さんらに応援購入してもらう仕組み。発行総額6000万円で、最大120店の参加を想定。帯広観光社交組合(森田かおる組合長)と連携し、早ければ3月下旬からチケットの購入申

し込みの受け付けを始める。
 応援したい飲食店で使える3000円チケット4枚つづり(1万2000円分)を1セットとし、1万円で販売する。5000セット限定で「広く、多くの人から多くの店に支援の輪が広がるように」(帯商)と、1人が1店分5セットまで、合計で40セットまで買える(法人購入の場合も同じ)。
  応援対象店は「GoToイート」の恩恵が受けられない、接待を伴う飲食店や酒類提供を行う飲食店(パブ、スナックなど)で、帯商会員やコロナ感染対策を一定基準で満たしていることなど。10月まで営業を継続することも要件とする。(情報元:2021年2月10日付け十勝毎日新聞電子版より抜粋)

 


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