私は65歳であるが、これからの人生、バランスの良い設計が必要であると考えています。その上で自分が生きている証として、同じ”欲”でも「達成欲」を持つことが重要と思っています。
中途障害を抱えて初めて気づいたことは、資本主義と社会保障(社会福祉)は、切っても切れない関係にあることです。わが国では、周知のように、1961年確立した「国民皆保険(年金)制度」は、世界に誇れる制度だと思います。
他方、わが国の資本主義体制のルーツは、明治時代の富国強兵政策にあります。戦後富国強兵の否定と民主主義の肯定の中で、日本的資本主義が確立してきたと思います。
しかし、1985年のいわゆる「プラザ合意」から、日本的資本主義が、徐々に変わって来ました。社会福祉も「国の責務」から「自己責任」に、いつの間にか変容してきました。
その中で、社会福祉の一つである『障害者福祉』の施策(制度)を見ると、「可能性の否定」に見て取れます。
私は前述のとおり、自分の可能性を信じて自分の気持ちを奮い立たせています。人の”欲”の本質は色々とあると思いますが、私はイデオロギーに関係なく自分らしく生きることを、目指しています。
「十勝の活性化を考える会」ブログ読者
注)資本主義
資本主義または資本制は、営利目的の個人的所有者によって商業や産業が制御されている、経済的・政治的システム。
特に近現代の資本主義の根幹は、自由資本主義・リベラルキャピタリズムと呼ばれており、資本主義に基づく社会は、「資本主義社会」「市民社会」「近代社会」「ブルジョア社会」等という。
資本主義は、封建主義の後に現れた体制である。産業革命及び、アメリカ独立革命やフランス革命等の資本主義革命(市民革命)によって確立された。
資本主義は、一切全てを商品化していく「市場システム」であり、且つ、諸々の近代国家に蓄積・競合をさせる「世界システム」でもあるという。
その主体は企業であり、これが物財やサービスを生産し流通させている。構造的には、資本(としての生産手段)を私有する資本家が、労働者から労働力を買い、それを上回る価値のある商品を生産し、利潤を得ている。
資本主義の弊害に対し、修正や反対をする概念や立場には修正資本主義、反資本主義、社会主義、共産主義、国家主義(ナショナリズム)、国家社会主義(ナチズム)、結束主義(ファシズム)、第三の道、第三の位置等がある。一方で、資本主義的な自由競争を更に推進する概念・立場には、新自由主義、リバタリアニズム等がある。
(出典:『ウィキペディア(Wikipedia)より抜粋』)