ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

頭は語る

2005-08-25 | 砂時計
ムスコの幼馴染が丸坊主にした。
所属しているラグビー部での連帯責任の懲罰ということらしい。

ムスコと、このK君はおしめをしている頃からの仲である。
たまたま1歳ぐらいに同じマンションに入居し、上下の階で年齢も同じということで家族ぐるみでずっとつきあっている。
仲良くなってからわかったことなのだが、出産した病院も、担当の医師も同じであった。
K君は1月生まれ、息子は3月生まれなので、病院の待合でもすれ違っていたことがあったのかもしれない。
そんな二人なので、兄弟の様に時間を過ごしてきた。
ただ、大きく違っていたのは体型。
K君はお母さんに似て、華奢な体型で、おでぶな我が息子の3分の1くらいの厚みであった。

小さい頃から身体のすみずみまで知っているK君ではあるので、その彼が坊主頭にしたと聞いた時から、是非是非写真を送って!と友人に頼んでいた。
かくして昨日、その写真が送られてきた。
春に会った時には、この身体でどうやってラグビーを?と思うほど細かった彼の身体には、がしっと筋肉がつき、それらしい身体へと変貌を遂げている。
そして、問題の頭。

あ~!これぞうつぶせ寝仲間の頭だわ!!
そう、K君もうちの息子も、当時流行っていたうつ伏せ寝ベビーだったのだ。
それは病院の方針だったので、特にわざわざ私達母親がそうしたわけではない。
不思議なもので、生まれてすぐにその寝方を覚えると、赤ちゃんは勝手に右を向いたり、左を向いたりして呼吸をおのずとするのである。
そのうつ伏せ寝のおかげで、K君も息子も頭の形はすこぶる良い。
外国人に多い、前と後ろに張りだした綺麗な頭蓋骨である。
色の白さや、鼻の高低、彫りの深さなどまったく似ていない二人であるが、頭の形だけはそっくり!
これこそが、産院からの二人の絆の深さを物語っているのである。

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