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ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

作文

2005-04-12 | 砂時計
このところ、ブログのアクセス状態が非常に悪い。
gooブログのスタッフブログに寄ると、このところのブログ人気で、一気にブログ数が増え、データ-量が
膨大な量に及んだためのものだという。
新聞のデーターベースに換算すると、それは20~25年ものデータ-量に匹敵するらしい。

無料で、こんなにお手軽に、ホームページの作成気分を味あわせていただいているので、文句は言えないが、それでもこうやって書き込んだ文章が、どこかに飛んでしまうのはとても寂しい。

子どもの頃から、文を書くのは嫌いじゃなかった。
小学校に入ってすぐ、学校の広報紙に「雪」について書いた詩がのったときはとても嬉しかった。
その後も、他の教科は興味がなかったが、国語は嫌じゃない教科だった。
中学時代は、私の人生で一番の暗黒時代だったが、やはり文を書くことで救われた。
高校時代が、一番作文から遠い生活をしていたかもしれない。
なんせ、本を殆ど読むことをしなかったから。唯一読んだのは、その頃流行っていた横溝正史。
それほど、読書や作文とかけ離れた生活だった。
そんな中で、私が楽しみに書いていたものがある。
高校3年の時の、学級日誌である。
日直で当番に当たった人が、その日にあったことやなんかを書き込む日誌だ。
男子で、普段突っ張って、
「お前らみたいな、がきんちょの戯言にはつきあえねぇよ。」みたいな顔をして、クラス活動に不熱心な人が、その日誌には意外な側面を見せたりするのが面白かった。

この引越しで、本棚を整理していると、その学級日誌がでてきた。
表紙は学級日誌と言うのを、男子の誰かが丁寧に書き変えて「母子手帳」としている。
何故、私がこれを所持しているのか、その辺りの記憶は定かではないが、多分青春の記念に先生からもらい受けたのかもしれない。
開きたくなる衝動をおさえて、ダンボールに放りこんだ。そのうち時間ができれば、1ページずつ繰って見ようと思っている。

夫に言わせれば、そんなシロモノをいまも持ってることも驚きだが、私がこうして綴っているブログも、その学級日誌といい勝負のものだという。
たしかに、そうなのかもしれない。
あの時の、「誰かに読んでもらっている」という意識が、いまのブログを続ける原動力になっている。
おそらく、17万ものブログ数は、私のような人の数なのかもしれない。
皆、自分の中で外へ向けて、発信したい何かがあるのだろう。

gooブログのスタッフの皆さん、私のような人間の大勢の愉しみを手助けしてくださっていること、本当に感謝しています。
大変でしょうが、頑張ってスムーズな運営ができることを期待しています。

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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Unknown)
2005-04-13 08:29:43
本当にこの頃画面下の青いにょろにょろ棒が伸びるのが遅いですね。

データーが飛ぶまでは無いですが、ケータイから送った件が出てこないと思ったら次の日に来ていました。

でも、CITROENさん同様、無料でこんな大量なデーターを預かってもらっているだけに、グッと我慢ですね。

今週何かの紳士系雑誌かでも「素人でもできる、ブログを実際に作ってみた特集!」系の記事がありましたね。

また増えそうですね。

そんなブログデーター達本当にどこにどうたまっているのか、丁寧に説明していただいたとしても「ふーん」と聞き流すことしかできなそうです。

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わたしも (さと)
2005-04-13 19:59:53
読んだり書いたりするのって、(うまいかどうかは別として)好きなので、CITROENさんの気持ち、わかります。

その学級日誌、読んでみたいなあ・・・

きっと引き込まれて、徹夜になっちゃうのでは?

何年もの前の時間がありありと残ってて、タイムカプセルみたいな感じでしょうかね・・・。



そうそう・・・サイトを持ってる身としては、

私も、少しでも楽しいものや、いいものを発信できてたらいいな。

返信する
発信することの難しさ (CITROEN)
2005-04-13 20:47:57
unknownさん、私もそうです。データ-のことを色々と説明してもらっても理解できないです。

ただでさえ、パソコンのこと全くわかっていなくて、使えることが限られたことしかないのですから。

でも、昨日辺りから、すこし、状態が緩和されたと思いませんか?

とにかく、コピーをとって保険かけるしか仕方ないですね。



さとちゃん、この日誌、回覧しようか(笑)?

ほんと、その通りだと思う。

そこの中だけ、あの時代が息づいていて、耳の奥底からクラスメートの声や、チャイムの音、合唱部のコーラスなんかが蘇ってきそう・・・

さとちゃんのサイトは、ほんわかしていていいサイトだよね。

私は、自分がこうしたい、みたいな方向性がちゃんとつかめていないかもしれない、とさとちゃんの書き込みみて思ったよ。
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