ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

お願い

2005-04-13 | 砂時計
今日は、ちょっと重い内容です。

私の友人から署名の協力要請がありました。
私にとって、とても大切な友人で、親友と呼べるひとです。
彼女は常に、押し付けがましくない親切と優しさを私に提供してきてくれました。
そんな彼女が、控えめにこの署名を頼んできたのです。
それは、「全ての介護を要する末期がん患者が、介護保険による給付を受けられるように要望する」という内容のものです。

実は、彼女は昨年の秋に、乳がん摘出手術を受けました。
彼女にとっても、私にとっても、それはいままで他人事だったことが、にわかに自分のこととなってしまったのです。
がんという病気にかかった人に共通する思いだと思いますが、「再発の恐怖」そして「転移の恐怖」。
常にその思いと闘う時間がついてまわるのです。

最近、忙しくてほとんど新聞を読んでおらず、知らなかったのですが、上記の法案では対象の疾病が限られており、乳がんがはずされる公算が大きいようなのです。
乳がんは、けっして珍しい病気ではなく、女性なら誰しも罹患する可能性が少なからずある病気です。
もし、これを読んでくださっている方の中で、少しでも興味を持って、協力してあげてもいいよ、と思われる方がいらっしゃいましたら、是非、ご署名をお願い致します。

本来、私がこの方をもっとよく知ったうえで、ご紹介すべきことなのだと思いますが、4月末まで、というタイムリミットがありますので、友人からもらったそのままのアドレスを貼りました。
このアドレスに、署名嘆願をだす趣旨や、要望事項が書かれています。
個人情報保護というデリケートな問題も絡んでくることではありますが、ご本人も実名を公表されていらっしゃいますので、目的以外のことで利用されることはない、と判断しここでも署名を募ることに協力しようと思いました。
友人は、私と私の家族の署名を頼んできたのですが、どうせならブログ、という不特定多数のひとに向かっ
ての発信基地があるのだから、それを使ってはどうか、と私の方から友人に提案した次第です。
若い方には、暗い、重い内容のものではありますが、そういう世界があるということも知って頂けたら幸いです。

どうか、宜しくお願いいたします。
大沢かおりさん

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