ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

ヴィンテージ女子会

2017-12-13 | 砂時計
いつも集まる同級生のメンバーで、家具の製作所を訪ねたことがある。
今でいうデザイナー家具の走りを作っているそこで、聴いた話。
「アンティークは100年を超えたもの。
ヴィンテージは50年を超えたものを、そう呼ぶのです。」
その話を聞いて、すかさず私たち。
「私たちは、まさにヴィンテージ!」
ということで、そのメンバーで集まる会を「ヴィンテージ女子会」と命名した。

その女子会
年に何度か集まっては、日々のうさを晴らすべく、大いに食べ、大いに飲み、大いにしゃべり、大いに笑う。
親しき仲にも礼儀あり、で踏み込んではいけないところはわきまえ、それでいて、支えなければならないところは
支え、罪のない話で大盛り上がりしている。
私のように、宮仕えの立場のものもいれば、ひとを束ねる立場のひともいる。
さすがに、上に立つ人の見識は広く、鋭く、いつも「ほほー!」と感心させられるのである。
話題は、日常茶飯事のことから、政治経済、芸能にまで幅広く及ぶ。

さすがにアラ還になってきているので、健康ネタ、介護ネタ、実家の片付けネタは避けて通れない。
この夏開催された同窓会での、怪しい二人の話にも花が咲き・・
飲み放題のプランでありながら、上得意の幹事さんの顔で閉店時刻ぎりぎりまで飲んで食べて大騒ぎ。

いやぁ、本当に気の置けないともだちとの会話ってどうしてこうも楽しいのだろうか。
普段、会社ではひとっこともしゃべらず、黙々とPCに向かっているので、一年分の言葉の箱と、
笑い袋をひっくり返して来た気分である。

いくつになっても、元気にこういう会に参加できたらいいよね、
と、つくづく実感する57歳の冬だった。

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