私は一応学生時代に「英検準１級」を取得した。。。
もう１０年以上前の話しなので、単なる過去の栄光だが。。。
今となっては英検は生きた化石のようなイメージだが、私が学生時代のころはＴＯＥＩＣはまだまだマイナーな存在だった。
そもそも英検を受けようと思ったキッカケは、４年生になりヒマだったからだ。
授業はなくても部活のために大学へ行くので、空いた時間を有効に利用したいという思いがあった。
バイトをしたり、教習所に通ったりしてもよかったのだが、どうせいつかは働かなきゃいけないし教習所も卒業前にでもいけるので、大学時代にしかできないことをやろうと思った。
出来る限り趣味本位で、非生産的なものがよかった。
そこで思いついたのが「ラジオ英会話」だ。
お金はかからないし、毎日放送される。
しかもストーリー性があるので、飽きっぽい私でも続きそうだ。。。
当時は大杉先生が担当しており、内容はサンフランシスコを舞台にしたラブコメ（？）だった。
初日は日本を舞台に日本支社で勤務するアメリカ人男性と日本人女性が喫茶店で話しをするシーン。
そこでいきなり「サンフランシスコ本社へ転勤することになった。一緒に来てくれないか？」だぞ！！！
「まだ１回目の放送なのに、これからネタは持つのか？」という思いで続きが気になってしょうがなかった。
個人的には昼ドラ並みに面白かったぞ。。。
テキストとカセットテープ（当時）を購入し、一日５時間くらい英語漬けの日々を送っていた。
大学まで自転車で通学していたので、テープで聞きながらシャドウイングやロールプレイングをしていた。
大学の図書館では、ひたすらテキストを写経。
１ヵ月くらいすると、物足りなくなってきた。
目標がないからだった。
そこで英語に関する資格試験でも受けようと思いたったのが英検だった。
ＴＯＥＩＣも検討したが、スコア制だったのでやめた。
男なら白黒はっきりつけろ！！！みたいなワケのわからない理由により却下した。。。
ちなみに市販のＴＯＥＩＣ模擬試験を買ってやってみたが、その当時で６００点くらいだったような気がする。
小心者の私としては、あの「まくしたてられるような」リスニングパートは耐えられなかった。。。
それでも当時は時間が足りないという印象はなかったので、それなりに力はあったんだろうなーと最近思う。
昨年ＴＯＥＩＣを受けたときは、リスニングパート終了時点で脳死状態、リーディングパートは２０問以上白紙状態だったからなー。。。試験後は廃人同然と化していたし。。。
ということで大学４年の５月くらいから英検準１級合格を目指して勉強することにした。本番は１０月（一次試験）だ。
といってもこれといった対策もなし。
ひたすら「ラジオ英会話」のテキストを音読。
しらない単語を覚える。
キーフレーズを暗記する。
といった、受験世代としてはセオリーとも呼べる勉強法。
受験戦争真っ只中＆センター試験導入元年世代としては、「テキストを暗記すれば、その中のどれかのフレーズを駆使することで会話くらいできるだろう」という暗記偏重主義＆根性論＆要領で乗り切るのがいさぎよい。
「四当五落」
「欲しがりません勝つまでは！」
とにかく音読＆ロールプレイ、そして写経！
今でこそディクテーションとか、シャドウイングとかカッコいい練習法があるけど、当時はそんなの聞いたことがない。
でも経験的にテープにあわせて音読すれば力がつくだろうな～なんて事はやっていれば気がつくものだ。
書き取りは受験世代には最も有効な記憶法だから、やるなと言われてもやっていた。
そして気合いと根性で６ヶ月分のテキストをすべて暗記した。
最初から最後まで順番通りに、かつテープと同じスピード・イントネーション・リズムで暗唱できるようになっていた。
これには我ながらビックリした。
よくもまあ覚えられたもんだ！と。
ちなみにこの時期は日本語に触れる時間よりも、英語に触れる時間の方が長かった。
朝１０時～夕方４時まで英語の勉強。
通学時間は英語の勉強。
家に帰ってからもヒマを見つけて音読。
１日平均６～８時間。多いときで１０時間くらい英語に触れていた。
この域までくると本当に「英語で夢」を見るようになる。
とっさに発する言葉は英語になる。
いや～今となっては信じられんな～・・・。
しかし改めて思うのは、「受験英語」の文法・読解・英作文のレベルの高さ！
ラジオ英会話のレベルは結構高いと思う。
今現在の私の英語力では、「何でこんな言い回しをするの？」「なんで完了形なの？」など、わからない箇所が結構ある。
でも、大学生の時はわからない箇所なんて未知の単語くらい。少なくとも文法関連でわからない箇所はなかった。
そう考えるともう一度高校の参考書でも買って、一から文法を勉強しようかなと思う。
目指せＴＯＥＩＣ６００点！
あれ？英検の話しはどこへ行った？？？
>>>つづく
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もう１０年以上前の話しなので、単なる過去の栄光だが。。。
今となっては英検は生きた化石のようなイメージだが、私が学生時代のころはＴＯＥＩＣはまだまだマイナーな存在だった。
そもそも英検を受けようと思ったキッカケは、４年生になりヒマだったからだ。
授業はなくても部活のために大学へ行くので、空いた時間を有効に利用したいという思いがあった。
バイトをしたり、教習所に通ったりしてもよかったのだが、どうせいつかは働かなきゃいけないし教習所も卒業前にでもいけるので、大学時代にしかできないことをやろうと思った。
出来る限り趣味本位で、非生産的なものがよかった。
そこで思いついたのが「ラジオ英会話」だ。
お金はかからないし、毎日放送される。
しかもストーリー性があるので、飽きっぽい私でも続きそうだ。。。
当時は大杉先生が担当しており、内容はサンフランシスコを舞台にしたラブコメ（？）だった。
初日は日本を舞台に日本支社で勤務するアメリカ人男性と日本人女性が喫茶店で話しをするシーン。
そこでいきなり「サンフランシスコ本社へ転勤することになった。一緒に来てくれないか？」だぞ！！！
「まだ１回目の放送なのに、これからネタは持つのか？」という思いで続きが気になってしょうがなかった。
個人的には昼ドラ並みに面白かったぞ。。。
テキストとカセットテープ（当時）を購入し、一日５時間くらい英語漬けの日々を送っていた。
大学まで自転車で通学していたので、テープで聞きながらシャドウイングやロールプレイングをしていた。
大学の図書館では、ひたすらテキストを写経。
１ヵ月くらいすると、物足りなくなってきた。
目標がないからだった。
そこで英語に関する資格試験でも受けようと思いたったのが英検だった。
ＴＯＥＩＣも検討したが、スコア制だったのでやめた。
男なら白黒はっきりつけろ！！！みたいなワケのわからない理由により却下した。。。
ちなみに市販のＴＯＥＩＣ模擬試験を買ってやってみたが、その当時で６００点くらいだったような気がする。
小心者の私としては、あの「まくしたてられるような」リスニングパートは耐えられなかった。。。
それでも当時は時間が足りないという印象はなかったので、それなりに力はあったんだろうなーと最近思う。
昨年ＴＯＥＩＣを受けたときは、リスニングパート終了時点で脳死状態、リーディングパートは２０問以上白紙状態だったからなー。。。試験後は廃人同然と化していたし。。。
ということで大学４年の５月くらいから英検準１級合格を目指して勉強することにした。本番は１０月（一次試験）だ。
といってもこれといった対策もなし。
ひたすら「ラジオ英会話」のテキストを音読。
しらない単語を覚える。
キーフレーズを暗記する。
といった、受験世代としてはセオリーとも呼べる勉強法。
受験戦争真っ只中＆センター試験導入元年世代としては、「テキストを暗記すれば、その中のどれかのフレーズを駆使することで会話くらいできるだろう」という暗記偏重主義＆根性論＆要領で乗り切るのがいさぎよい。
「四当五落」
「欲しがりません勝つまでは！」
とにかく音読＆ロールプレイ、そして写経！
今でこそディクテーションとか、シャドウイングとかカッコいい練習法があるけど、当時はそんなの聞いたことがない。
でも経験的にテープにあわせて音読すれば力がつくだろうな～なんて事はやっていれば気がつくものだ。
書き取りは受験世代には最も有効な記憶法だから、やるなと言われてもやっていた。
そして気合いと根性で６ヶ月分のテキストをすべて暗記した。
最初から最後まで順番通りに、かつテープと同じスピード・イントネーション・リズムで暗唱できるようになっていた。
これには我ながらビックリした。
よくもまあ覚えられたもんだ！と。
ちなみにこの時期は日本語に触れる時間よりも、英語に触れる時間の方が長かった。
朝１０時～夕方４時まで英語の勉強。
通学時間は英語の勉強。
家に帰ってからもヒマを見つけて音読。
１日平均６～８時間。多いときで１０時間くらい英語に触れていた。
この域までくると本当に「英語で夢」を見るようになる。
とっさに発する言葉は英語になる。
いや～今となっては信じられんな～・・・。
しかし改めて思うのは、「受験英語」の文法・読解・英作文のレベルの高さ！
ラジオ英会話のレベルは結構高いと思う。
今現在の私の英語力では、「何でこんな言い回しをするの？」「なんで完了形なの？」など、わからない箇所が結構ある。
でも、大学生の時はわからない箇所なんて未知の単語くらい。少なくとも文法関連でわからない箇所はなかった。
そう考えるともう一度高校の参考書でも買って、一から文法を勉強しようかなと思う。
目指せＴＯＥＩＣ６００点！
あれ？英検の話しはどこへ行った？？？
>>>つづく
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