T・Kさんは「東京メトロニュース」を見られて、お母様と一緒ににグレイズに
初めて来店されました。
いろいろご試着されて、結局、メトロニュースで気に入って頂いていた
"オレンジ"のマリエに決定☆☆☆
お日にちが迫っていたので、早速、Size計測という運びになり、
その二度目のご来店時に
「グレイズさんって、もしかしたら大分昔に、ピーコさんが多分、新聞か何かで
紹介されていたお店じゃないですか?」と花嫁さんから質問があり、
「ハイ!ピーコさんがもう約十年位前になりますが、毎日新聞にファッションコラムを掲載
されていて、そちらで紹介して頂きました。」とその当時の記事をお見せすると
「きっと、母が喜びます。」と花嫁さんも嬉しそうにその記事をご覧になっていました。
翌日、お母様がご来店になり、
「こんな事があるなんて...!」と少し興奮気味にお話をして下さいました。
T・Kさんのお母様は、いつも「私の好きな手帳」というのをつけていらして、
例えば、大好きな店、散歩をしたい道、一度は訪れたい旅館とか...。
その中のひとつにピーコさんが一軒のウェディングドレスの店を紹介している
記事を読まれて、グレイズの店名を書きとめてくださっていたみたいです。
その記事を少しだけこちらでご紹介させて頂きます☆
☆ピーコのふぁっしょん時評☆
(前略)
私のオフィスの近くにいつも気になっている素敵なブライダルドレスの店があります。
ショーウィンドーに天使の様な子供のドレスが二つ飾ってあって、
"パリの恋人"でA・ヘップバーンの着たみたいなウェディングが
いつもトルソに掛かっているのです。
店の名は「Gray's」。
(注:実はスペルが違って紹介されていました。本当はGrey'sです。)
プレタ・クチュールとオートクチュールの店です。
本当に美しく清楚なドレスが一年中見掛けられて、
こんなドレスはどんな娘が着るのかしらと思ってしまいます。(後略)
このピーコさんの記事を見られて、その当時、花嫁(T・K)さんはまだ十代で
「でもいつか結婚する時になったら、こんな娘に育ってほしいと思ったのよね。
こういうドレスを素敵だと思う娘になってほしいと思ったの。
それで"私の好きな手帳"に店の名前だけを書き留めておいたの。」
でも娘さんがこの度、ご結婚が決まられて、最初、和装で挙式をすると聞いた時、
「私の夢はもう叶わないな。と思って、そのメモは破って捨ててしまったの。」
(お母様は整理整頓が好きな方で、夢が叶うとメモは捨てる事にしていて、
例え叶わなくても、この事はこれで終了したという意味で、メモは捨てられるそうなんです。)
「先日、お店に伺った時はもちろん同じお店とは思ってなくて、ただ、店を出て、
振り返った時に、私、この店を知っているかも、と思って...。」
どこかでビジュアルが残像となって、残っておられたのかもしれないですね。
「西麻布の方だったし、なんと読むのかわからなかったけど、
確か、Gから始まる店名だったと、少しづつ記憶が蘇ってきて...。」と少し、
涙ぐみながら、お話を続けて下さいました。
「こんな素敵な偶然があるなんて!昨日は嬉しくて、笑ったり、泣いたり、大変でした。
だからね、あなたは絶対幸せになるわよ!と言っているんです。
私もほんとに嬉しくって、嬉しくって、だって普通だったら、ありえないでしょ?
その新聞記事をとっておいた訳でもなく、
お店の名前だけ"私の好きな手帳"に書き留めておいたの。
でも私ったら、まったく、どうやって探すつもりだったのかしら?」
花嫁さんもいつも東京メトロニュースを手にとっている訳でもなく、
本当に偶然だったと伺いました。
そういう事ってあるんですね。
不思議なご縁があって、お客様とGrey'sとの出逢いがあります☆
素敵なお話。。。☆ ほんとうにありがとうございました☆***
嫁ぎゆく娘さんの幸せを願うお母さまの心情にこころ打たれました。
私達もこういうお話を伺う度に身の引き締まる思いです。
がんばってやっていかなければ!
というほんとうにシンプルですが、たいせつなそんな思いに立ち戻ります。
この4月21日土曜日は、そんなT・Kさんのマリエリハーサル(ドレス仕上がりの最終確認)
の日でした。
お母様が用意された優しい春色のミニブーケを手にした花嫁さん。
アクセサリーはスワロスキーのパールを施した、小花レースの二連のネックレス☆*
そして、髪にも同じ小花のコットンレースを飾って。。。☆
ナチュラルで可憐な"オレンジ"のマリエは、
清楚で色の白い花嫁さんにとてもよく似合っていました☆*
どうかお幸せに。。。☆*
結婚の日が花嫁さまにとっても、ご家族のみなさんにとっても
思い出深い一日でありますように☆彡
Grey's☆大岡信子・なでし子
☆。**☆Grey'sのホームぺージ☆**。☆