トーサポブログ~願えば、夢は必ず叶う~

~人生と経営のヒントがここにある!~

X理論、Y理論~人を動かすための対照的な考え方!?~

2017-09-19 22:14:17 | ビジネス
こんにちは!
夢を信じるコンサルタントの池田です。

今回は、「Ⅹ理論、Y理論」について考えてみたいと思います。
「Ⅹ理論、Y理論」とは・・・
X理論は、人は生来仕事が嫌いで、強制されたり命令されないと仕事をしないとする考えで、
Y理論は、人は仕事が嫌いということはなく、目標達成のためには自ら進んで働くものである
とする考えです。

この理論は、アメリカの心理学者のマクレガーが提唱したもので、動機づけに関する
対照的な理論です。

X理論は、人間を生来怠け者とする性悪説的な考えに基づいています。
マズローの欲求段階説における低次欲求(「生理的欲求」や「安全の欲求」)を多く持つ人に
当てはまり、強制や命令による管理が必要で、目標達成のためには「アメとムチ」を使った
マネジメントが有効となります。

一方、Y理論は、人は進んで仕事をしたがるものであり、自己実現のために自ら進んで
行動するという性善説的な考えに基づいています。
マズローの欲求段階説における高次欲求(「承認の欲求」や「自己実現の欲求」)を多く持つ人に
当てはまり、目標や責任を与えることでモチベーションを高める方法が有効となります。

経営者は社員のモチベーションを高め社員が自発的に行動するような環境を整えなければ
なりません。
低次欲求が満たされている現代においては、Y理論に基づいた管理が必要となり、
Y理論に基づく管理のためには、会社の目標が必ず必要となります。

経営者は会社の目標を設定し、社員にその目標を浸透させなければなりません。
社員に目標が浸透し、社員のモチベーションを高めることができれば、
いつか必ず成功にたどり着けるはずです。

私はそう信じています!

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最後までお読みいただきありがとうございます。

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逆選択~情報が偏ると市場は悪いもので溢れる!?~

2017-09-11 21:30:36 | ビジネス
こんにちは!
夢を信じるコンサルタントの池田です。

今回は、「逆選択」について考えてみたいと思います。
「逆選択」とは・・・
市場で良いものが選ばれることなく、悪いものばかりが選ばれて存続してしまうことをいいます。
本来、市場では人々は良いものを選んで取引しようとしているのに、結果的にその逆の現象
(悪いものしか選べなくなる)が起きてしまうことがあり、この現象のことを逆選択といいます。

逆選択が起きるのは、情報の非対称性の存在が原因と言われています。
情報の非対称性とは、市場において取引の一方が多くの情報を有しているような状態のことです。

情報の非対称性がある場合、情報を多く持つ者が、情報量が少ない者に対して不利な商品や
サービスを売りつけるようになり、市場には劣悪な商品やサービスだけが残ってしまいます。
その例としては、事故車などの情報が売り手側に偏っている中古車市場での売買や本人にしか
わからない健康状態の情報を基に契約が行われる医療保険の売買などがあります。

逆選択が行われないようにするためには、その原因となる情報の非対称性をなくす
必要があります。
情報の非対称性をなくすには、情報を多く持つ者が情報を持たない者に積極的に
情報発信を行い情報の偏りをなくさなければなりません。具体的には品質保証などを
行ったりします。

企業は、自社が取り扱う商品やサービスの情報を消費者よりも多く有しています。
経営者は良いものが市場で取引されるように自社が持つ情報を積極的に消費者に
開示しなければなりません。企業が良いものを創り続け、市場の逆選択がおきることなく、
自社の良質な商品やサービスが売買される市場を実現することができれば、
いつか必ず成功にたどり着けるはずです。

私はそう信じています!

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最後までお読みいただきありがとうございます。

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