つながる つなげる

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オノマトペ

2023-02-17 19:30:00 | 日記
以前新聞の下段の広告欄に紹介されていた絵本が気になって、
本屋さんで探しても見つからず、
迷ったけれど、ポチってみました。

子ども達が小さい時にこの絵本に出会っていたら面白かっただろうなぁと。

買って正解でした!

オノマトペのえほん。





オノマトペとは、、、
音や動物の鳴き声、ものごとのようす、
心の動きをあらわした言葉。
擬音語、擬態語とも言います。

オノマトペの語源はフランス語だそうですが、中身は日本語ならではの表現ばかりだから不思議です。

感じた事や雰囲気を表現するオノマトペ。

それこそ人によって感じ方が様々で、
めちゃくちゃ想像力を掻き立てられます。

音や動物の鳴き声はカタカナ。

ものごとのようすや心の動きはひらがな。

日本語の素晴らしいところだと思います。

こんなにたくさんの種類があるのかと、

絵本が届いてからは、何度も何度も、微笑みながら眺めています。

そして、今は使う頻度が減ってしまったオノマトペの言葉もあり、、
もっと活用しないと勿体無いですね。
宝の持ち腐れになっちゃう。


さて、「笑う」を表現するオノマトペ、
何種類ぐらい思いつきますか?

食べる を表現するオノマトペ、どれくらいあるでしょう?

オノマトペの言葉から、
自分の中にどんどんイメージが膨らむのは、
これまで見た物や、経験した中からその光景を引っ張り出して当てはめている気がします。


中でも私は「歩く」のページが1番好きです。

よろよろ
よたよた

この違い、うまく説明できますか?


とぼとぼ…

つい先日、夕方買い物に出掛けようとしたら野球少年とすれ違いました。
今日の試合、思うようにいかなかったのかな?と思えるような、まさしく「とぼとぼ」歩いていて、
心の中で、頑張れ頑張れ!とエールを送りました。

文字でその時の光景を表現でき、
人によってその度合い?も違うのですから、オノマトペ素敵すぎます。


「歩く」ページにはこんなのもあります。

えっちら、おっちら

誰が考えたんでしょうね。
でも皆がなんとなく、えっちらおっちら歩く真似はできそうです

こんな風に、同じオノマトペでも、
私の中のオノマトペのイメージと、
皆が思い描くオノマトペは、
当たらずといえども遠からず。
ニアリーイコール、どれも正解だと思います。

どれも正解、というところがまた素晴らしく、
小さな子ども達にゲーム感覚でやってもらったら、
「それも正解だねー!」ばかりで楽しそう。

表現できる言葉をたくさん増やして、
自分の気持ちを伝えられる術になれば素敵ですね。

絵本の魅力の一つです。


我が家の子供達がまだ小さい時、
さぁ!そろそろ寝るよーと言うと、
皆集まってきて、次男とあーちゃんを両手に1人ずつかかえ、
長男をおんぶの形で背中に背負い、
どしどしどし!と2階の子供部屋へ上がっていました。

少し大きくなって、あーちゃんもしっかり歩けるようになると、
忍々!の形で
「抜き足、差し足、忍び足…」と小声で移動。

抜き足…はオノマトペとはちょっと違うかもしれませんが、
歩く様子を表現する言葉の一種ですね。

可愛かったなぁ。。。


春の俳句と言えば…


春の海 ひねもす のたりのたりかな
             与謝蕪村


のたりのたり…イメージできますか?

オノマトペ辞典なるもので検索してみたら、
パンダの写真が掲載されていました。

なるほど、のたりのたり。

いやはや、奥が深い。。。

みなさんも、身の回りのもの、に入ったものを表現できるオノマトペ、
探してみてはいかがでしょう?

今日はそんなオノマトペの世界のお話でした。

コメント (2)
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