ねんりんピックおいでませ！山口２０１５

第２８回全国健康福祉山口大会　ねんりんピックおいでませ！山口２０１５の剣道交流大会が18日、19日と防府市のソルトアリーナで開催された。全国から67チーム合計388名が参加。自分も師匠のお伴で連日観戦する。前日の博多での全日本居合道大会には3時半起床でT先生、Y先生に乗せて頂き、車での日帰り参加であったが、翌日からの2日間のねんりんピックも5時起床と少々寝不足なのに山口勢の技と気迫に眠気も吹き飛ぶ！特に優勝した山口Ａチーム大将のＫ先生の泰然不動の風格！攻めは将に武士道魂の再来！居合道での仮想敵との対し方を今一度思い返す良い見取り稽古となった。

第５０回全日本居合道大会（福岡) 縁！

１０月１７日（土)福岡県のアクシオン福岡にて、第５０回全日本居合道大会が開催された。全国の精鋭剣士がその技と精神の攻防をぶつけ合い、磨き合う醍醐味と共に、それを審判する師匠達の姿も修行する我々に多くを示して下さる。それから我々個人演武の参加者は、、といえば、日頃会えない全国の剣友達との交流！世代、性別の垣根を越え（最近は加齢による身体の故障が話題の中心となってしまったが、）若い部類の剣友達も参考にと聞き入ってくれ、その上、違う県、親交の無かった演武者も、この話題になると自然と話の輪に入られ、「こんな対処法があるとか、あれが効いたとか、、、」まあ本年も、いつの間にか親睦を深める事となったのである。処で『縁』について
小人は縁があっても縁に気づかず、
中人は縁があっても縁を活かせず、
大人は袖すり合う縁も縁とする　　　　　　
と何かで読んだ事があるが、居合をする剣友達との縁！これからも大事にしていきたい。
縁は、身や心のより所の意、「よすが」とも読むのだから、、、。

不動心

ラグビーの五郎丸選手がキック前に独特のポーズをいつもするのだという。、軸がぶれないというだけでなく、あるインタビューで、「世界中の違う場所でもどんなに違う芝の状態でも同じポーズ、、同じということが重要だから、、」と言われているのを聞いた。これは将に自分を不動心にもっていく為のポーズなのだろう。常の心を失わない、あるものに心がとらわれない心、、。いよいよ明日は福岡県での第５０回全日本居合道大会！師匠と代表選手応援の為の支度をしながら福岡県の故山下正光先生に賜った”不動心”の軸を偲び拝見している。

朝！

毎朝、伴侶が朝食にコーヒーを欠かさないと言ったら、娘の同僚のアメリカ人ALTのAさんから”本国から持参したという”かぼちゃのコーヒー”というものを頂いた。ほんのりとかぼちゃの香りのするコーヒーは初体験！少し酸味があるかな？というくらいで、袋を開けるまでは黄色いのかと思ったが、見ためも味もコーヒーであった。、今朝は今年初めて伴侶が育て、収穫してくれた四角豆も食卓に並ぶ。四角豆は塩茹でを酢醤油、マヨネーズでいただいたり、天ぷらにしても美味しい！収穫後、根（いも）まで食べられるらしいので、少し楽しみにしている。この四角豆、うりずんとも呼ばれるらしい。”うりずん”とは[潤い初め]の琉球方言から来ているらしいから、朝から心もお腹も潤って今日一日のパワーを吸収！全日本居合道大会（福岡）まで後数日、全国の剣友、特に今朝はうりずんのせいか、沖縄の剣友の顔が浮かんだが、皆に会えるのが楽しみである。体育の日前からの連休で孫パワーに押しまくられたが、久々にゆっくりとした二人の朝、、いつものように時が流れた。

曼珠沙華

稽古帰り曼珠沙華を見つけた。彼岸花といわれるこの花、土葬であった昔、その毒でモグラやネズミから墓を守るため墓に植えられていたり彼岸の頃盛りであった事もあり、一般的に妖しいイメージがあるが、飢饉の時代、その毒を水で抜くと、でんぷん質なので、飢餓を凌ぐため田の畔に植えられ民を救う花であったとも言うから、妖しい花と敬遠され、毒花と恐れらるものではない。
更に処変われば、インドであったか？、天から赤い花が降って来る”とおめでたい事の兆し”といわれたとも聞く。良い？悪い？何でも決めつけてはいけないのである。今は出来ないが、いつかは出来る！　今日の稽古の反省をしながら、毒が飢饉を救う、短所が長所に代わる、、等とあらぬことを想像？いや、希望をもちつつ　帰途に着いた。　
　
　　　　燃ゆるごと　かなたに赤きひとむらの　曼珠沙華咲く　　秋の夕暮