今日11月1日は十三夜。十五夜から一月後、「後の名月」「栗名月」「豆名月」と呼ばれて十五夜に次いで美しい月と言われている。
十五夜にお月見をしたら十三夜にも必ずお月見をするものというが今日も居合の稽古!特にこの日曜日には福山大会があるというので
早目に出かける為その余裕も無かったが、空にはきれいな月が出ていた。兎も角大人も子供も稽古!
稽古後月を眺めつつ帰る。
雲きえし
秋のなかばの空よりも
月は今宵ぞ
名におへりける
西行(満月の十五夜よりも少し足りない十三夜の月が自分は素晴らしいと思う)
月見の風習は中国から伝わったというが十五夜のような完璧な満月ではない十三夜を愛でるのは日本だけなのだという。
完璧なる満月でなく「不足の美学、未完の美学」を大事にする国柄の我々。完璧に全ての指導を求めるのでなく余白を残しその未完部分は自分で、、。
すぐに結果を求めるのでなく、細く長く丁寧に余白を埋めていかなくては…。等と勝手な解釈❗
但し余白の美学ばかりで少しも埋めないのは如何なものかと言われそうだが。