




8月1日(土)第44回香川居合道大会が高松市香川総合体育館で開催された。当会からも師匠はじめ多くの参加あり。
久々に他県の剣友達とも語り合い、剣を交え、審判員として襟を正し、、。気温37度越えの香川は(会場は冷房)熱気と相まって、とにかく暑かった。そんな中、数回目の審判交代の後,居ずまいを正すべく誰もいない廊下に出ると、片隅で他県の女子学生が本当に悲しそうに泣いている、思わず理由を聞くと、「同期の女子に負けたので、、」と嗚咽を繰り返しながら答えた。負けたのが悔しいのか、自分に歯がゆいのか、理由は定かではないけれど、これから何度流すかしれない涙と汗!流した分だけ自分を整え、居合を大きくしてくれるから、、」と思わず慰めると、涙を溜めた瞳を少し見開き大きく頷いた。我が県の偉人富ケ原先生が泣いた選手に「泣くな相手に失礼だろう!」と言われていたと嘗て師匠に聞いたことがあるが、この場で口が裂けても言えないのであった。
お嬢さん今は泣きなさい!その涙と汗は必ず明日を運んでくれるから!