居合道瓦版(鎮心会)

才賀コミュニティセンター

2015-12-25 | 武道

12月25日某県立高校剣道部に招かれた師匠のお供で自分も某高校の道場へ!
9時半~お昼までの短い時間ではあったが、基本の触り、切付、等を少しばかり体験してもらい、師匠による夢想神伝流の古流、最後に全剣連の制定居合の演武が行われたが、それら見つめる若者たちの瞳は輝いていた。
そして「初めて間近で演武を拝見しました」と語られる若い顧問の先生もまた同じ瞳の色をしていた。
”歴史はどんな時代も若者が創っていくものである”と言うが、若者の未来は無限だ。今日の体験を通して剣居一体、次世代を担う若い人たちの何かの参考になれば幸せなことだ」と語る師匠の瞳は優しく微笑んでいるように見えた。
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忘年の友(忘年会)

2015-12-23 | 武道

今日は当鎮心会の忘年会!平成27年の「年わすれ」の宴である。”としわすれ”の日本最古の例は室町時代、伏見宮貞成親王の「看聞日記」に著わされているというが、当時の人々も行く年を惜しみ来る年に想いを馳せ、慰労の宴に興じたのであろうか。当会でも世代、性別、立場を超え、久々に会う会員も交え楽しい宴はあっという間に過ぎ去った。恒例の参加者の中より5名の優秀賞、3名の努力賞者が表彰され、景品交換も行われ親睦の時は流れた。



相手の才能や学問を敬愛し、年齢の差を忘れて親しく交わる友人を忘年の友というのだそうだ。
S、M八段の元に集まった忘年の友,そして今日参加する事が出来なかった剣友達の来年のご精武祈念致します!

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深根固柢

2015-12-22 | 武道

当会の稽古納め、本年最後の県の定例稽古会も済み、数日前までの寒さが嘘のような温かい日となった。夏に毎朝のように食卓に上っていた四角豆も枯れ、暖冬とはいえ霜も降りたので。伴侶が根を堀り収穫してくれた。花を咲かせ豆を採っていたので、根である芋部分は少々細いが、湯で10分ほど茹でると、とても美味しいとの事である。(生では苦いらしい)
ついでにヤーコンも収穫する。明日は当会の忘年会!剣友達との稽古はしばらくお休みであるが、シーズンオフのこの時期、並んだ根を眺めながら、”深根固柢”(シンコンコテイ)ー常々師匠から諭されるー、根を深くして強固なものに、、。基礎をしっかり固め揺るがぬように、、、を目指そうと語り合いたい!
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12月定例稽古会(中部地区)

2015-12-19 | 武道

12月19日(土)12月の居合道定例稽古会がトクヤマ文化体育館で行われた。当会の稽古納めは終了しているので、剣友達と合同で修行するのは今日が本年最後となる。剣道形の指導の後、
七段(T先生担当)、五~六段(S先生担当)、四段以下(M先生担当)の三班に分かれ居合道実技の 
指導を受けた後三班に分かれての仕上げの演武の後、

指導されたM八段、T八段、S八段、の模範演武が行われ

最後に合同稽古会の締めは、K八段の模範演武で、全てが終了した。
本年は居合を通じ ”博く学びて篤く志し 切に問いて近く思う” が実行出来たであろうか?
修行の道は遠い、、、。
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稽古納め(田布施スポーツセンター、柳井武道館)

2015-12-17 | 武道
早いもので田布施スポーツセンター柳井武道館での平成27年の鎮心会の居合道の稽古は納めとなった。 来年は1月13日、14日が初稽古だから、後は自主トレ期間となる。正月はすぐそこまで来ている。
ふと「武士たらんものは正月元旦の朝、雑煮の餅を祝うとて箸を取初るより、その年の大晦日の夕べに至るまで日々夜々、死を常に心にあやつるを以って本意の第一とは仕るにて候」から始まる      
大道寺有山の「武道初心集」を思い浮かべた。ここでは武士たるもの常に死を心に留めておけば日々の行動、心のありようが違ってくるのだと述べている。今は武士の世の中では無いが(この書が綴られたのも死が身近で無くなった平和な武士の時代)、居合道を通しその心を学ぶ我々は、初稽古までの日々、技のみならず、心を豊かに、人格を高める努力をする事も修行の一つであると思い至った。ある先生がこの時期になるといつも「花の咲かない冬の日は下へ下へと根を伸ばせ」と言われるが、
冬休み期間各人の強く、太い根が地下深く確実に伸びていくことを願いつつ、初稽古の日を待つ。
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一粒の種

2015-12-09 | 武道
”身はたとい武蔵野の野辺に朽ちるとも留め置かまし大和魂”

これは郷土の偉人吉田松陰が留魂録に綴った辞世の句である。
松陰は、人生を四季にたとえている。種を撒き、花をつけ、実となったその実を見る事のない松陰が、自分の撒いた種が成熟した栗の実か、単なる籾殻なのか分からないが、と言いつつ、次世代にその種の行く末を託しこの世を去った。我々も撒いた居合道の種の行く末を見ることは出来ないかもしれないけれど、、師匠の一粒一粒種を撒くように居合道の指導にあたるのだという姿に松陰の心を見たような気がする。
先日はじめての級審査の表彰状を手にしたY,Sちゃん、過日初めて試合に臨んだN,Oさん、昇級したS,F君、試合で活躍するM,Fさん、S,F君、、、、一粒、、一粒の種の行く末に想いを馳せる。
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第57回大阪居合道大会

2015-12-07 | 武道

本年最後の大会となる大阪居合道大会が12月6日(日)大阪市の舞洲アリーナで開催された。参加者1500人の中、当会から段外優秀演武賞に小学校6年のM,Fさん、初段男子の部で中学生のS,F君が並みいる成人を抑え準優勝に輝いた。其れにもまして師匠と共に永年稽古を積まれているN,M先生が七段優秀演武賞に入賞された事は会員すべての喜びである。

葉隠の中に修行に終期なし、死をもって終わりとなす。とあるが我々もM先生の如く終期なく道を歩んでいきたい。
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