ども、昨日は会社の忘年会でしたが全く盛り上らず無駄な時間を過ごしたちんきーです。
(「忘年会やる金あるなら峯那須増やせ!」と心から言いたい!!)
最近は色々なスポーツが趣味になりその関係で色々トレーニング法とか周辺事情なんか調べたりして「勉強(?)」みたいな事してます。
そんな中「モトクロス」に関しても色々考えたりしてました。
(全然乗ってないのに・・・)
それは「何故モトクロスと言う競技で世界に通用するライダーが日本人では居ないのか?」と言う事です。
実際他のモータースポーツ(ロード、トライアル)では世界チャンピオンになったりトップで活躍しているライダーが多く居ます。
(絶対的なライダー数は別として)
この事からカテゴリーが違うとは言え「人種」が大きな壁ではないと言う事が判ります。
では何が一体違うのか?
で自分が考える最大の理由、それは「練習環境の違い」。
じゃあココで言う「練習環境」とは一体??
ズバリ「コース(練習場所)が違う」と言う事が最大の要因だと考えてます。
では何故この様に考えるようになったかと言うとあるバイクトライアルブログ(現在閉鎖)で書かれていた事を読んで強く思いようになりました。
曰く「出来る事を練習しても上達しない」と言う事w(°0°)w
確かに自転車に乗っていて例えば50cmのステアケース(段差上がり)が出来たからと言って60cm70cmのステアケースが出来る訳ではありません。
(自分の限界が50cmとして)
つまり上達したいなら「出来る事を練習して自己満足せずに常に上の段階にチャレンジする」のが大事と多くのバイクトライアルをするライダーに対しての戒めのように書かれていました。
(実際多くの人が「出来る事を練習」している場合が多いように思います)
話をモーターサイクルの方に戻します。
つまり「練習で自身のレベルを上げる練習が出来るかどうか」が重要になってくると言う事です。
この事に関してはトライアル(モータサイクル)の場合日本の地形が他国に対して不利だとは思いません。
セクション設定で対応できると思っています。
ロードに関しては世界戦に使われる様なサーキットがあります。
しかも実際に世界戦が行なわれその時の各カテゴリーの最速ラップタイムがそのコースでの目標になり練習もより高いレベルを設定して行なえます。
ではモトクロスはどうなのか・・・
はっきり言って国内のコースではコース自体の規模が小さすぎます。
小さい島国ですから仕方がありませんが・・・
(なら狭くても良いスーパークロスコースにしてはどうかと言うとスーパークロスコースでは難易度が高すぎて危険だし見本になる様なライダーも居ません・・・)
なので絶対にアメリカやヨーロッパの様な「大きくて難易度の高いコース」で走る事が上達への近道だと思います。
・日本では体験できないデープサンドや5速全開のハイスピードコース。
・ウープス(ウォッシュボード)のようにうねり、それにプラスして深い轍だらけのストレート。
・全日本のレースでもできない深いレールが無数にあるコーナー。
450cc全開でも難しい巨大なジャンプ。
等々・・・・
多分全日本のトップが行ってもまともに走れないコースがいっぱいあります。
(昔SUGOでWGPが開催された時GPライダー達の作る轍が日本人ライダーには深すぎて入れなかったそうです)
そこで練習して上手く走れるようになった時初めて世界レベルのモトクロスライダーが出てくるのではないかと・・・・
戦う土俵が違っていては始めから勝負になりませんよね。
バイクトライアルで言うならエリートのセクションをセニアが行くようなものです(難易度が違います)。
ただ現状ではアメリカや欧州で継続して(最低3年)走る事が出来る環境を作るのは難しいでしょう。
(条件として15歳未満のライダー。それでないと意味が無い・・・この事については後日書きたいと思ってます)
つまり当分の間世界に通用するモトクロスライダーは出てこないと言う事です。
寂しいですがこれが現実なんでしょう。
個人的にはもっともっとモトクロスが盛り上ってほしいんですが・・・