goo blog サービス終了のお知らせ 

めざせ華麗衆2!

「鈍足の奇行士」ちんきーのダラダラ日記。華麗というより加齢で臭い・・・

ちょっと気になった事・・・

2011年01月16日 | 上から目線

ども、積雪(少し)で出鼻を挫かれたちんきーです。

(さ、寒いっす・・・この程度で音を上げてたら寒い地域の人に怒られそうですが・・・)

と言う訳で今日の予定にしていた自転車組立(ZHI Z3)もせず家で温温とPCしています。

そこで気になる記事を発見。

巨人・長野、体重増で飛距離アップ宣言!

長野「清原流肉体改造」鶏肉食べて20発!

なるほど「清原流」でですか・・・・

うーん、大丈夫なのかなぁ?

だって清原がその方法で「肉体改造」して何の結果も出なかった気がするんだけど・・・・

って言うか逆に「膝の怪我」が酷くなって選手生命縮めた印象があるんですがねぇ~

(自分も膝(左膝)を「前十字靭帯切断」して色々な経験有り)

最近良く思うのは皆が言うほど「ウエイトトレーニングってそんなに有効なのか」って事。

確かに「筋肉」は車で言う所の「エンジン」だから量が多い方が当然出力UPでメリット大って単純に考えがち。

でもその増加分デメリットも増加するとあまり考えない。

じゃあデメリットって何か?

自分の考えるデメリットって先ずは重さ。

これってもの凄く重要で本来その人のもっている骨格及び関節の耐久性を無視すると絶対に故障が出る。

何てったって骨格と関節自体(特に関節)は鍛えられないから・・・

だから筋肉とはいえ体重増加は危険だと思う。

(例えばスポーツの基本であるランニングは自分の体重の2.5倍の衝撃が脚に掛かるとの事)

しかも筋肉って自分の意思でないところで力が入らなくなる時が多々ある。

疲労も当然だけど体勢によっては力が抜けてしまう場合も。

そして「力の抜けた(入らなくなった)筋肉」って重い分性質が悪い。

脂肪より1.5倍(だったけ?)重いし脂肪のように運動中のエネルギーにもならない・・・

そうなると「力が抜けた(入らなくなった)筋肉」ってただの肉の塊。

それが身体(関節)に与える負担は・・・考えただけでも恐ろしいw(°0°)w

自分の経験だけどモトクロス走行時そんなに走っておらず疲労が無い状態でも何かの拍子に左膝がズレるって事が良くあった。

(前十字靭帯切断したまま装具装着のみで乗ってた時期の事)

医者(その筋で有名な静岡の先生)には「腿の筋肉を鍛えれば大丈夫」って言われて大腿筋結構鍛えて乗ってたけど結果数年間に何度もズラして半月板まで逝からしたという結末に・・・・

(ちょっと脱線・・・)

それにもう一点は「実は操作が難しい」と言う事。

運動って身体の各部位の動きを同調させて行なっている。

だから「ある一部の筋肉」だけ鍛えると全体のバランスが崩れてしまう。

上半身を鍛えて筋肉量が増加すれば当然それを支える下半身にも影響が出る。

逆も同じ。

それに筋肉は「拮抗筋」があり表を鍛えたら裏も鍛えないとこれもまた動きのバランスが崩れる。

後自分の意思ではないのに「硬く」なる(力む)。

そうなると身体がスムーズには動かせないのでパフォーマンスが低下する。

等々・・・・

なので良く良く考えてトレーニングしないとパフォーマンスアップどころかパフォーマンスダウンになったり最悪故障の原因にもなって運動が出来なくなる可能性も。

ただ自分的にウエイトトレーニングが絶対駄目と言う訳ではない。

トレーニング前の身体の状態がバランスの悪い状態って事も有るし元々筋力が足りてない場合もある。

あくまでも自分の必要とする部分の適正な強化ならOKだと思うし効果はあると思う。

自分のやっている競技には何が必要か?

よーく考えてみたほうがいい。

ちなみに最近は「体幹トレーニング」の方が有効だと言う認識が増えてきたけどまだまだこれから。

(自分的には体幹トレーニングの方がウエイトトレーニングより有効と考えている)

しかし依然としてマッチョ=ハイパフォーマンスって認識が多い気がする。

だったらボディビルダーはスーパーアスリートって事に。

でも皆解っていると思うけどそんな事はありえない。

前にも書いてけど人間の身体は全体の部位が独立して動いたものが最終的に1個の纏まりとして動いている。

そして運動において重要な事は「如何に上手く(効率よく)、思い通りに身体(とその道具)を操作できるか」って事。

「操作性=筋肉量」ではない。

確かに鍛えられた筋肉はいかにも「凄い、出来る」って見える。

実際、俗に言う「いい身体」で有能なアスリートも多い。

だけどよく観察してみると様々な競技でTOPに立つアスリートって以外とナチュラル風な体型な人が多い気がする。

100m世界記録保持者のボルトでも水泳の北島でも野球のイチローとかあくまでも自分の必要とする分の筋肉が鍛えられているだけに見える。

さらに言うなら体重やパワーが必要なプロレス界で馬場、猪木、鶴田、藤波、蝶野、武藤、三沢と言う名レスラーもそんなにマッチョじゃない。

マッチョ大国アメリカのレスラーも意外とナチュラル系が多かったりする。

(ジ・アンダーティーカーやケイン、クリス・ジェリコ、エッジ、CMパンク、クリスチャン等々・・・)

この辺りを注意しないと間違った方向に行く可能性大!

(昔の自分だったりする)

ただ見た目がカッコイイから凄そう(速そう、強そう、上手そう)だからといって無駄に筋肉は鍛えない方が実は正解で今後トレーニングをする場合自身の行なっている競技に必要な筋肉を必要な分だけ鍛える方が有効と考える。

つまり「無駄(必要以上)にウエイトトレーニングするよりは実際にその競技の練習をした方が良い」と言う事。

(さらに言えば「身体は軽い方が怪我し辛い」)

結論:安直な「マッチョ信仰」は危険だ!!

(今回カテが上から目線なので文章も偉そうに書いてみました(;´∩`;))

(知ったかぶりで書いてありますがあくまで「ド素人」の思い込みなのでその辺はヨロシクですm(_ _)m)