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チキの私的サッカー館

ワールドサッカーを独自の視点で分析。リバプール、インテル、ブレーメンは全試合分析!?マッチリポート、チーム考察など。

ビジャレアル VS インテル

2006年04月06日 | チャンピオンズリーグ
☆ビジャレアル VS インテル
1-0
アルアバレーナ
    
   ホセマリ フォルラン
     リケルメ
  ソリン     セナ
   タッキナルディ
アルアナレーナ      ハビベンタ
  アルバレス ペーニャ
     ヴィエラ
ホセマリ→フランコ
ソリン→ホシコ
フォルラン→フランコ

   レコバ アドリアーノ
スタンコビッチ     フィーゴ
  カンビアッソ ヴェロン
コルドバ         サネッティ
   サムエル マテラッツィ
     トルド
レコバ→マルティンス
フィーゴ→ミハイロビッチ(CBへ、マテラッツイがLSBへ)
ヴェロン→クロス

【総括】
今回は南米選手合計12人。
ビジャレアルはGロドリゲスが負傷。アルバレスがCBに入る。中盤底にはタッキナルディ、LSBにはアルアバレーナがもどってきた。
ソリンは本職の左MFで躍動。1stlegではスタンコビッチ、サネッティに押し込まれ攻撃参加ができなかった彼だが、アルアバレーナのサポートもあり、この日は特殊ポジション【ソリン】が発動。守備に精をだし、クロスに詰め、前線へガンガン飛び込むプレーが見られた。ヒール、マテラッツィの肘打ちを食らいそのダメージから流血退場するまでピッチを躍動。また右MFセナも素晴らしかった。インテルはこの日も左サイドが不発なこともあり、ハビベンタとともに守備、攻撃とともに右サイドを掌握。ソリンとともに王様リケルメのサポートもばっちりだった。
そしてなんといってもリケルメ。このヴィジャレアルの王様はヴェロン、カンビアッソらの激しいディフェンスも物ともしない。ボールをまったく失わず、展開、チャンスメイク、シュートとすさまじいものがあった。採点するなら8.0は軽く超えるだろう。決勝点も彼のFKにアルアバレーナが合わせたものだった。アルアバレーナはレンジャース戦に続いての決勝ゴール。
2トップ、フォルラン、ホセマリの連動性、パスを引き出す動きも素晴らしかった。フォルランは左サイドに流れ頻繁にソリンとのポジションチェンジを行った。ほんとこの日のビジャレアルは完璧だった。リヨンでさえ3年連続でベスト4を逃しているのに初出場でベスト4はすごい!おめでとう!!

対するインテルはまずスタメンから微妙。1stlegではウォメのミスで失点したこともあり、守備面での不安を懸念して左SBにコルドバ、CBにマテラッツィを起用したのだが本来WBのウォメを起用するリスクとマテラッツィを(アウェイで)起用するリスクは同程度だろう。
その結果守備を意識しすぎた左サイドはビジャレアル右サイドに圧倒された。私的にウォメ(思い切ってセーザル)を起用してアウェイゴールを狙いにいってもよかったと思うが。
逆境に強いフィーゴ(コンディションは悪かったが)をミハイロビッチに代える采配にも疑問。代えるならマテラッツィだろう。その後彼をLSBにしたが何を期待していたのか??クルスを出すタイミングも遅い。
また終始動きが重かったアドリアーノにはFWに必要な動きの質に問題があるようだ。パワーにばっか頼ってると年とったら使えなくなるよ。

このブログも4月5日をもってとうとう一周年を迎えることができました。更新遅いし、主観たっぷりの雑な文章だし、毒づくことも多々ある中、定期的に読んでくれる皆様にはほんと感謝です。今後ともよろしくお願いします。W杯もばっちりリポートやりたいと思います!

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