<5月27日付『北海道新聞』第25面>(画像上段は第3面から転写)
<見出し>
■国立公園指定80周年記念シンポ
■ともに阿寒の将来像描こう
■大西氏ら4人が討論
■マリモ再生に期待
■アイヌ文化入門の場に
五月二十六日、阿寒国立公園指定80周年(昭和9年12月指定。昭和52年11月に藻琴山地区と裏摩周地区が追加)に当たり、釧路市の阿寒湖アイヌシアター・イコロで「阿寒国立公園指定80周年 これからの展望」と題するシンポジウムが開催されたことを上掲新聞記事で知った。平成二十四年四月にオープンして以来、地元にいながらイコロを訪れていないので、二十九日に女房に車を出してもらった。
コタン中心街は、いつも見慣れた風景で目新しさはなく、どれほどの集客ポテンシャルがあるか私には分からないが、宿泊客数減少の原因分析は必要だろう。国立公園の名称については、屈斜路湖・摩周湖という恵まれた自然環境を直に想起させる「阿寒・摩周国立公園」がベストではないかと思う。しかし、ただ「先住民族文化や恵まれた自然環境」を漫然と呈示するだけでは観光客は集まらない。個性的な魅力の継続的創出と発信が求められる。
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