大阪府が地区の大学や短大、高専、高校の学生や生徒を対象に貸与した奨学金について「有為な人材」は返還を免除するという独自の基準を設け、対象者を大幅に拡大していたことが19日、分かった。
独自基準による個々の審査は財団法人「府人権協会」に事実上“丸投げ”し、3月までの4年間で288件、7億円を免除していた。
府の担当者は「協会の審査基準は府と協議して決めたと思われるが、文書は見つからない」としている。
地区の学生への奨学金に関する文部科学省の要綱は、本人が死亡した場合は奨学金の全額か一部を、低所得者世帯などは25%までを、それぞれ免除できるなどと規定しているが、府は独自に「社会・地域に貢献し得る有為な人材」を加えた。
(共同通信) - 6月19日20時32分更新
Yahoo!ニュース - 共同通信 - 「有為な人」は返還不要 地区奨学金で大阪府
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060619-00000177-kyodo-soci
独自基準による個々の審査は財団法人「府人権協会」に事実上“丸投げ”し、3月までの4年間で288件、7億円を免除していた。
府の担当者は「協会の審査基準は府と協議して決めたと思われるが、文書は見つからない」としている。
地区の学生への奨学金に関する文部科学省の要綱は、本人が死亡した場合は奨学金の全額か一部を、低所得者世帯などは25%までを、それぞれ免除できるなどと規定しているが、府は独自に「社会・地域に貢献し得る有為な人材」を加えた。
(共同通信) - 6月19日20時32分更新
Yahoo!ニュース - 共同通信 - 「有為な人」は返還不要 地区奨学金で大阪府
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060619-00000177-kyodo-soci