ニコニコニッキ

夫婦とチョコラブの小家族に突然襲ったNK/T細胞リンパ腫。同種移植を終えて、ビーグルを迎え家族再編成であります。

おとうさんその後

2015-01-11 19:19:58 | 暮らし
 11月から調子が悪かったおとうさん
事の経緯は・・

薪を切っている時に腰を痛め 数日寝込む
↓ その頃から・・
血球が下がり続け 骨髄のGVHDもしくは溶血性貧血・自己免疫性疾患疑いでプログラフが増量
↓ すると・・
まず 手の震えがひどくなってきた
↓ それまでも震えは少なからずあった
震えが全身に広がり 声まで震えて話しにくくなってきた
↓ はぁ?と私が聞き返すので 口ベタになってきた
どんどんひどくなり 転んで起き上がれない 物が持てない 字が書けない 食べ物が口に持っていけない 薬がシートから出せない 車の運転が出来ない(ギアが入れられない) などの症状が一気に出現 お風呂で転び湯船にはまった事件が発生し一人の時は入浴禁止となる
これが 免疫抑制剤の中枢神経障害かぁーっ・・と 心配する

血球は改善せず いろいろ検査に入る
マルクの結果は良好で プログラフが減量になる

病院でも歩き方がおかしくて転びかけたりして 他の科の先生たちから神経内科受診を勧められる
その頃から口癖は ボクがいなくなったら・・ ボクは死ぬねんから・・
最近では私も
『あっ そう いつ?』
『分かれへんけど・・』
『だったら言うな』

プログラフ更に減量 ステロイドが増量に

ペプシ捜索中に山の中で車をぶつける

なんとなしに震えが減って来たぞ ご飯も食べられるようになってきたぞ・・(年明けからだけど)

この度 免疫抑制剤がプログラフからグラセプターというSF映画のタイトルのような薬に変わる なおかつ減量に!

なんだか震えが改善!ご飯も食べられる!話も聞き取りやすいー!家事にも参戦!

・・という具合であります
手が震えて字が書けないわぁー・・位なら まぁプログラフ飲まない訳にいかんしねー
・・程度の反応ですませますが こうもひどくなってくるとお留守番さえ心配でしょうがないのです
 先生に神経内科で診てもらいたいーというと
うーん 神経内科じゃなさそうだからねー
・・おとうさんにとって 先生は絶対の存在 妙に納得してグラセプターを持って帰ってきました
これが当たったのですね やっぱりおとうさんが信じちゃうだけありますね

それにしても
ほんとに薬ってオソロシイ!
あの震えはちょうど移植後に ベッドでぷるぷるしながらイヤフォンジャックにさせないイヤフォンさそうとしたり 朦朧としながらシーツをぷるぷる手繰り寄せて 餃子作ってた頃といい勝負でした 服も着られずボタンも止められず ほぼ全介助でしたねー

あー
もうこりごり

薬を任せていたのだけど 数が合わなくなってきたし シートから出せないので 私が管理するようになりました・・は前にも書きました

となると 仕事でいない間のはどうするか?・
小さなカップに出して置いていたのですが カップは2つしかなくて ペプシが来てからは出しっぱなしにするわけにもいかず フタもないので震えてこぼすと今度は粒をつまんで取れない

で 探して見つけたのが
コレ



お薬ケース



こうやって 一回分ずつ出してぱっちんと蓋をしておきます
飲むところの蓋を開けても 他の所の薬は出ないので安心
相当多い朝の薬も 上手に入れればなんとかおさまります
これで一日分入れて キッチンの上の窓辺に置いておきます
更には最近では おとうさんは自分でセットするようになりました
・・とっても心配なのだけど まぁ 朝のは袋にまとめてもらってるし・・

なんでもあるものねぇー
助かってます
非常に
ノーベル賞もんです

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