「敢戦士 岳飛」
建国以来、北宋にとって常に脅威であった遼。そこで宋は台頭する金と“海上の盟”を締結し、遼に対抗した。
遼の天祚帝は70万の大軍を率いて金を攻めようとしたが、軍勢が混同江を渡ったところで耶律章奴が反旗を翻してしまう。耶律を射ちに引き返すしかなかった天祚帝。これを好機と見た金の首頭・呉乞買は、東西から挟み打ちし、遼軍を大敗させる。
その知らせは東京汴梁にも届き、丞相の蔡京と太尉の童貫は陛下に“金の力を借りて我らも遼に責めるべきだ”と進言する。陛下は童貫を指揮官に命じ、総勢15万の軍を燕京に派兵。熾烈な戦いを経るも宋軍は大敗し潰走することに。
童貫の配下・劉韐は、部下を連れ城を脱出。劉韐は金の粘没喝と会うが、粘没喝は酔っていた。相談で参った、と言う劉韐に「飲まずして語れぬ」と酒を飲むように言う粘没喝。そんな劉韐をかばい「将軍は負傷中ゆえ、私が飲みます」と部下が言う。
部下は酒の入った器を両手で持ちながら「私は岳飛だ」と名乗る。粘没喝が「それで?何の相談だ」と聞くと「童貫殿の命令です。幽州で包囲されているゆえ、元師の救援を請えとのことです」と答える岳飛。粘没喝は声に出して笑い「総勢15万もいて、たかが数千の遼軍に手こずっておるのか?」と言う。
劉韐も派兵を頼むが「そもそも我らが宋と海上の盟を結んだのは、宋はまだ使えると考えたからだ。“病んだ狼”かと思っておったが、その実“弱々しい羊”というわけだな。食われそうだから怖いのか?」と屈辱する粘没喝。岳飛は力強い目を粘没喝に向けながら「宋の男に恐怖はない」と返す。粘没喝は「では、ここで殺すと言ったら?」と岳飛に聞く。「怖くはない」ときっぱりと答える岳飛。「よかろう」と言った粘没喝は、弓を引き岳飛に矢を向ける。
劉韐は止めようとするが「将軍、構いません。世も知るはず、金は盟友をどう扱うかを」と岳飛は言う。粘没喝の放った矢は、目を開いたまま微動だにしない岳飛の左頬をかすめていく。「この度の要請は、幽州にいる数百万の民を助けるためなのです。兵として戦場に来た以上、命を落とす覚悟はできております」と言うと、手に持った器に入った酒を一気に飲み干す岳飛。そして岳飛は「あなた方と同じように宋にも風習があります。“礼は往来を尊ぶ”。敬われたらそれ以上に敬意を表す」と告げる。
外に出た岳飛は、弓を持ち粘没喝に向かって矢を放つ。「どうせ遠すぎて当たらん」と高をくくっていた粘没喝だったが、その矢は粘没喝の顔、ギリギリに通り過ぎて行く。
金軍を後にした劉韐たちは、戦場を前に馬を止める。岳飛と王貴に汴京へ戻り、陛下に援軍を要請するよう命じる劉韐。しかし2人は戦わせてほしいと言う。劉韐は2人の気持ちを汲み「軍紀を奪取してこい」と岳飛に言う。
激しい戦いの中、劉韐が負傷する。岳飛たちは荷馬車に劉韐を乗せて逃げるが、車輪が石に乗り上げ全員が放り出されてしまう。その間に遼軍に追いつかれ、囲まれる岳飛たち。そこに粘没喝が軍を連れて現れる。
「殺せ」という粘没喝の声で、一斉に金軍が向かって行く。その勢いに遼軍は撤退。追いかける粘没喝と岳飛は目が合う。
汴京。戻ってきた童貫から、現在、燕雲十六州は金軍の手中にあると聞いた蔡京は、参内し皇帝・徽宗と会う。「童殿は燕京を収めるも10万の遼軍は激しく抵抗しました。かなりの激戦でしたが、童殿の見事な采配と金軍の連携のおかげで遼軍を蹴散らせたのです。燕雲十六州も遼から奪いました」と報告する。ただ、かの地は目下、金が掌握中、取り戻すには大金を積む必要がある、と。太祖や太宗も条件を提示したが、奪還はかなっていなかった。念願の奪還を果たしたい徽宗は「その件は、そちの裁量に委ねるとする」と言う。
負傷した劉韐が目を覚ます。駆け寄った岳飛に、初めて敵を殺し、どう感じたかを聞く劉韐。岳飛は顔を曇らせ「槍を刺した時、敵の目は絶望的な眼差しでした。槍がずしりと重く感じましたよ。もう殺りくは嫌です」と答える。「敵と命の奪い合いをするのが戦場なのだ。乱世だからこそ、若者が立身できる好機でもある。宋は狄青以来、名将を輩出しておらぬ。だから辺境の賊の侵入を許し、国も定まらぬのだ」と劉韐は話す。そして、次の戦は岳飛が軍を率いることを切に願うと言う劉韐。「力を尽くします」と岳飛は言う。
金が天祚帝を夾山に包囲し数カ月経っていたが、山道は険しく、なかなか進攻できないでいた。金の皇帝・太宗は「攻められぬなら、宋が投降を促せばよい。その後、我らが動くのだ」と言う。
韓肖胄が劉韐の軍営に来る。遼に投降を勧める件を汴京の汪伯彦と相談することになった韓肖胄。金が我らに天祚帝へ投降を勧めろと言ってると。韓肖胄は以前、天祚帝と交流があった。しかしその交流も4年前のこと、今は遼と対峙しているのに、敵の立場で説得できるわけがないと韓肖胄は困っていた。丞相の命令では逆らう事ができないと分かっている劉韐は、まずは汴京へ行き、汪伯彦に伝言してもらっては?と話す。
韓肖胄は汴京までの道中は危険で山賊も出没する、できれば貴殿の配下を護衛として貸してほしいと劉韐に頼む。
韓肖胄の護衛として岳飛も同行することになる。
寺で師匠からの品を母から受け取る李孝娥。そんな中、突然、逃亡兵が寺に逃げ込んでくる。兵に追われている逃亡兵は、李孝娥と侍女の小慧を人質に取り、本堂に立てこもってしまう。
汴京へ向かっていた岳飛たちは、その騒ぎに気づく。寺に飛び込んだ岳飛と王貴は、逃亡兵と戦いながら、兵が放った矢からも李孝娥たちを守り、2人を救い出すことに成功する。
李孝娥と侍女はは助けられたが、李孝娥の母は殺されていた。韓肖胄は、もしも汴京にいる親戚を頼るつもりなら同行しないか?と話し、李孝娥と侍女は一緒に汴京へ行くことになる。
翌日。岳飛たちは乱草崗で野営をすることにする。王貴に準備を任せ、周囲の様子を探りに行く岳飛。
岳飛はすぐに山賊がいることに気づく。そして隠れ家も突き止め、山賊が30人いる事も分かる。
戻ってきた岳飛は、韓肖胄には問題はなかったと報告し、王貴にだけ山賊の存在を話す。
明朝。岳飛たちが野営をしている場所へ向かった山賊たち。10人ほどの山賊たちが野営の天幕へ入るが、どさどさっという音がした後、何の気配もしなくなる。残る山賊たちがおそるおそる近づき中を見ると、天幕の中に掘られた穴へ入った仲間たちが皆落ちていた。その時「俺は岳飛。朝廷の命令で護送中だ。道をあけよ」と言う声がする。
ーつづくー
始まりましたよー!!「岳飛伝」(*´ー`*人)
頭くるくるになって書きましたが大丈夫?(何が?)
1話目から岳飛がかっこいいo(≧▽≦)o
粘没喝の放った矢から目を離さないとかね、逆に岳飛が矢を放った時とかね。
あと殺りくが嫌だという人間らしさもあって、そこも素敵だと思いました。
李孝娥も可愛い感じですね。
髪型とか髪飾りとか衣装とか。
でも…岳飛と王貴に助けられたのはよかったけど、お母様が…(;д;)
皇帝が、またしても大丈夫?なキャラなのが心配…( ̄▼ ̄|||)
これから先が長いですが、1話1話楽しみながら視聴したいです(*´ー`*)
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私はとうとう自分用のBlu-rayレコーダー買っちゃいました。これで母と録画がかぶっても大丈夫。
岳飛、めちゃくちゃカッコいいですね。お寺での戦闘シーン。矢を素手でつかんでましたよ。あと、崖もどうやって登ったんでしょうね。超人ですね。田中先生がとっても強い諸葛孔明と例えてましたが、これからたくさん岳飛の活躍が見られるでしょう。
ただドラマを視て思ったのが、人物に名前のテロップがあまり出ない。あと、難しい漢字にはかなをふってほしいです。
とても分かりやすいです~
またご一緒に中国ドラマを視聴できるようになって
嬉しいです!
冒頭からあの弓のシーンに、
孝娥と二人での殺陣など見所もあり、
ステキな役者さんが多く出演されていますし、
それに挿入される風景が綺麗でしたよねーーー
今回印象的だったのは
劉将軍が初めて戦い殺めた岳飛の心を受け止めながら、
次を示唆していたシーンです。
岳飛が羨ましいです~
私10月と思ってたらうささんからお知らせがあったのが9月だったんですね。3ヶ月って早い~
登場人物も多そうで、名前の漢字も難しいし、領土争いの場面もややこしくて・・・・。
うささんの分かりやすいあらすじを読んで「ああ、なるほど」と理解できました。
うささんのあらすじで復習です。
ありがとうございます。
毎日、こうして分かりやすいあらすじを書けるうささんはすご~い!!
ということを付け足します。
ほぼ1年ぶりですか?
長かったですね~
今回、やっと1話をきちんとみました。
すでに、岳飛さんは出来上がってかっこいいですね。
なんと弓のお上手で肝が据わっていますね。
あの時のお母様は気が付かなったです。ですが、流れ矢にあたらずにどうやってお堂からでたのかしら、、、と思いました。
これからたのしみです
岳飛の弓や槍を使う姿カッコいいです♪
劉将軍も好人物のようでこちらも楽しみです(*^^*)
孝娥の女優さんも見覚えが…
1話から登場人物たくさんだし、みなさんも書かれてるように地名や人名難しくてテキストが欲しいです(^^;
ねこさん、こちらもうささんのお待ちかねのお風呂のシーンがありましたね…(あっ、あんまり言うとうささんに怒られちゃうかな?)(^w^)
川での水浴びは時々あるけどお風呂って珍しいような…
うささんやみなさんも見てると思うと視聴もなんだか楽しい(*^-^*)
またよろしくお願いします(*^-^*)
ねこさんに続いて4番目、とコメント書き書き、投稿ポチっ、としたらBerryさんのコメントがありました
それに講談!
今回は皆で楽しくみられるのがとても楽しいです。
今晩、寄せて頂きますね。
マッチョマンのお風呂シーンありました!ありました!
伝説「うさのお風呂シーン好き」の始まり
続く・・・続く・・・
でも、正統派お風呂シーンより
王子様~のような妄想派お風呂シーンの方が
うささんはお好みですよね(決めつけ)
私は・・・もちろん・・・・・両方
とても恥ずかしくて見られません
近かったですねーー
それと、お風呂というか行水シーンは、あまり見かけませんでしたね。