トム・ハンクスが監督した青春バンド映画『すべてをあなたに(原題:That Thing You Do)』の主題歌をアダム・シュレシンジャー(ファウンテインズ・オブ・ウェイン、アイヴィー)と共に手掛け、一躍脚光を浴びたマイク・ヴァイオラ。自身のバンド=キャンディ・ブッチャーズでメジャー・デビュー、アルバム『Falling Into Place』はソニーから日本盤が出ていたのでご記憶の方も多いと思います。当初はパワー・ポップの文脈で紹介されることが多かったヴァイオラですが、資質的にはそこから大きくはみ出る音楽性の持ち主。今年日本で発売されたソロ・アルバム『Lurch』は、シンガー・ソングライター愛好家も納得の端正なメロディとしみじみした歌唱が楽しめる、ホームメイド菓子のごとき秀作でした。 . . . 本文を読む