ロックス・オフ、本日発売です!

 ザ・ディグの邦楽版、『ROCKS OFF』Vol.06が本日より店頭に並んでおります。日々寄せられる「濃いよ!」という声に刺激され、今回も異様なまでに特濃。毎号が総力戦です。新編集長就任第一弾ということもあり、悩みすぎて胃が荒れました。あらためて『ROCKS OFF』をよろしくお願いいたします!

 巻頭企画は“2008邦楽ベスト・アルバム”。いかにもディグの姉妹誌らしい個性的なランキングになっております。新譜・再発、各部門のNo.1アーティストからコメントもいただきました。買い洩らしチェックに、酒の肴に、是非ともお役立てください。

 第一特集は、ちょうど今週NHK総合で「SONGS」がオンエアされたばかりの矢野顕子(共演は大貫妙子、マーク・リーボウ)。明日8日(土)の深夜3:40からNHK総合で、12日(水)には午前8:30からBS2で、それぞれ再放送の予定があるそうです。お見逃しのなきよう。
 弊誌の特集は、以前お伝えしたマーク・リーボウへのインタヴュー、プロデューサー=T・ボーン・バーネットのコメントも掲載。新作『akiko』の魅力を徹底解析したヴォリュームたっぷりの内容です。ジャンルの制約なしでご本人にリスティングをお願いした“矢野顕子を作り育てた20曲”もファン必読の企画。ラスカルズからカーラ・ブレイ、ザ・ピーナッツに至るまで、実に幅広い楽曲が挙げられています。

 そして“俺の100枚”にはチバユウスケ(The Birthday)が登場。個人的にも「バンドやってる先輩から教えてもらったアルバムが全部載ってる!」な選盤で、親近感沸きまくりです。ザ・ムーヴのあれや、ニール・ヤングのこれ、テレヴィジョンのこっちを入れるセンスに唸ることしきり。軸がまったくぶれていない。ハッとさせられるチョイスも多く、うっかり深夜に読み始めると朝になるので危険です。取り扱い注意。

 他にも、できることなら俺も取材現場にいたかった泉谷しげる特集! ジョー山中×PANTAのスペシャル対談! 吉田美奈子×渡辺香津美、有山じゅんじ×上田正樹、長谷川きよし(小西康陽によるインタヴュー!)、そして難波弘之とベテラン取材が続々。

 浅井健一の最新インタヴューにはSHERBETS全作レヴューを併載。ニュー・アルバム『MAD DISCO』リリースのタイミングで、バンドとしての足跡を今一度振り返ります。
 久々のフル・アルバムが話題の面影ラッキーホールはインタヴュー自体稀なのに、新作『whydunit?』のメンバー自身による全曲解説まで実現してしまいました。快挙だと思います。

 さらに加藤ひさし&古市コータロー(ザ・コレクターズ)、山森“JEFF”正之(オレンジズ/ザ・シャムロック)、De+LAXと、最新インタヴュー盛り沢山。連載企画“達人伝説”には池畑潤二が登場、前身の“薔薇族”時代を含むルースターズ黎明期の証言は貴重だと思います。
 ホットなところでは、突然の復活を果たした久保田麻琴と夕焼け楽団(しかもゲストが鈴木茂)のライヴ・レポートも!……いかがでしょう。てんこ盛りすぎて立ち読みしきれないと思うので、是非ともご購入をよろしくお願いいたします。


ROCKS OFF Vol.6


 以下は絶賛発売中の近刊。とにかくフル回転で働いてます。引き続きこちらもよろしく!


『ディスク・ガイド・シリーズ/ ジャズ・ロック:#035』



『ディスク・ガイド・シリーズ/グルーヴィ・ソウル:#034』



『ディスク・ガイド・シリーズ/ ジャズ・サックス:#033』
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
« ヴィンテージ... ご応募ありが... »
 
コメント
 
 
 
ROCKS OFF ROCKS ON! (FLOWER TRAVELLIN' BAND is Rockin' Treasure.)
2008-11-14 23:45:45
^^
 
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