Tak's 雑記帳

更新頻度は不定期かつスパンが長く・・・
ときどき予告無く更新するときがあります。

新OS Vistaは果たして必要なのか

2007-01-15 23:13:12 | PC関連
ビスタ搭載PCが続々登場 30日以降順次発売(共同通信) - goo ニュース

 更新無きままに年を越し、早2週間。既に死に体のブログではあるが、アクセスがあることに疑問を持つ。何か引っかかりやすいキーワードでもあるのだろうか?

 さて、表題と引用したニュースに関して。今月末からWindows Vistaが発売される。昨年冷え込んだパソコン業界としては、この新OSを市場活性化の起爆剤として期待している。パソコンメーカー各社は音楽や動画編集などのマルチメディア機能に力を入れてきているようだ。
 ただ、音楽はさておき、動画編集までする人口はどれだけあるのか疑問である。そもそもの話として、Vistaは強力なグラフィック処理能力を要求する。これはWindows Aeroという機能が3D処理を必要とするためだ。果たしてそんなものが一般的に必要であったのか。

 メール、Webサイト閲覧、ワープロ。これらを実現するためだけなら、WindowsXPでも全く問題ない。ユーザが要求するパソコンのスペックは低くともかまわないのに、OSが非常にリッチな環境を要求してしまうというのは本末転倒な気がしてならない。
 また、WindowsXPのバリエーションが3種類(Home、Professional、Media Center)なのにくらべ、Vistaは5種類(HomeBasic、HomePremium、Business、Enterprise、Ultimate)とやたらと種類が豊富だ。機能のあるなしで、各バージョンがある訳だが、その区切り方もユーザの視点に立ったものとは思えない。例えば、WindowsXPのProfessionalを使っていた人はHomePremiumとBusinessに機能が分けられる格好となり、全てを継承したいとすると、最上位パッケージのUltimateの購入を強いられる。

 はじめに掲げた「盛り込むとされた機能」は次々と抜け落ち、見た目だけが斬新なOSとなってしまった感があるVista。それもMacOSユーザから見れば、すでにMacOSに搭載されたものばかり、と言う始末。
 それでも新製品だから売れることだろう。背景にどんなことがあるかなんてどうでもいい人は大勢いる。また、XPも行く行くはサポートが打ち切られ様々な危険に対応できなくなると思われるからだ。そんなVistaだが、動向だけは見ていこうと思う。つぎのパソコン買い換えの時はVistaだと思うからだ。


 まあ、そんなこんなで、今年も細々と更新していこうと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。


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