Tak's 雑記帳

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モデルナンバー続々

2006-02-01 00:57:54 | PC関連
AMDモデルナンバー一覧表
Intelモデルナンバー一覧表

 CPUの性能指標としてクロック周波数(以下、クロック)が使われていた時代は、もう過去の時代だ。パソコン用CPUで大手2社のAMDとIntelは共々モデルナンバーというものでそれぞれのCPUを識別している。クロックで性能評価出来なくなったためとはいえ、そのモデルナンバー数はずいぶんと増えた。

 冒頭のそれぞれのリンクを見てもらうとわかると思うが、相当な数だ。
 CPUといえば両社ともデスクトップ用にメインストリームとバリューの2系統。モバイル用にIntelならメインストリーム、低電圧、超低電圧の3系統。AMDのモバイルCPUはデスクトップ版の低電圧(省電力)版の1系統というのが常だった。
 しかし今ではずいぶん違う様相を呈する。Intelはデスクトップ用に6系統、モバイル向けに3系統の計9種。AMDはデスクトップが6系統のモバイル4系統で計10種という多さ。これらの系統はコア数、キャッシュメモリ容量、高速処理化技術、などによって分けられ、同一系統でもプロセスルールが違ったりNXbitがあったり無かったりという違いがある。
 確かにこれだけの多いパターンをこれまでのようにクロック周波数+アルファベットで表すのは難しい。だからモデルナンバーということになるのかもしれないが、いささか多すぎてすべて把握するのが困難な状況だ。

 さらに今後はIntel製の新しいCPUにはアルファベット+4桁のモデルナンバーがつく。さらにパターン数が増えることになるわけだ。上記リンクのような表がなければそのCPUの正しいスペックはわからないだろう。
 もっとCPUの種類を少なくしてわかり易くしたほうが、CPUベンダとしても多製品を作らずにすむからコストダウンになると思うし、ユーザとしても性能や価格がそれなりに把握でき適切なものを買えるような気がするのだが。

 最もCPUより爆発的に増えたGPUという厄介なものもありますがね。


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