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八重咲きサザンカ(山茶花)

2007-12-30 | 猫額苑余話
あのダイミョウチク事件で、タケノコに頭突きを食わされたサザンカの鉢植えです。ダイミョウチク一家とはその後和解して、今では少年の実家(道路ぎわ陽なたのダイミョウチクの植え込み)に身を寄せています。
夏には「チャドクガ」の毛虫にとり付かれたりしましたが、先月中ごろから八重咲きで見栄えのする花を咲かせています。鉢に差した名札には「想夫恋」とありますが、これは園芸業者が付けた品種名【脚注】で、分類学上の種名ではありません。因みに想夫恋(そうぶれん)は雅楽の名曲。
サザンカは園芸品種が多く、筆者のお気に入りの「植物園へようこそ!」では、このような品種が41種もリストアップされています。呼び名の由来には、漢名の「山茶花(さんさか)」が訛って「サザンカ」になったという説があります。
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【品種(ひんしゅ)】:すでに存在している種の中から人為的に選抜された集団で、形質の違いにより他と区別でき、世代を超えて遺伝する性質などの特徴を持つ集団。対象が植物の場合は栽培品種(園芸品種)の略語。農業や園芸利用のためにつくられた、有用な形質を保持する品種(育種)のことで、種より下位の分類項目。(Wikipedia
【サザンカ(山茶花)】:ツバキ科の常緑小高木で、四国・九州の暖地に自生。八重咲・一重咲、淡紅・濃紅など園芸品種が多く、庭園・生垣などに植栽。別名ヒメツバキ。(広辞苑)
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