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写真人生

写真で日記をつけています。

初詣

2013年01月07日 15時03分18秒 | 田舎の風景と行事

  常総市の一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)に、今年一年の願い事をしてきました。一言だけ叶えてくれる祭神なそうです。何をお願いしたかと言うと、身体に悪いところが二つ三つあるので、健康第一をお願いしてきました。今年も、神にたより、医者にたより、妻にたより、自分を信じ健康第一を肝に銘じ、無事に暮したいと願っています。

 

 

 


二股大根

2011年12月23日 07時44分32秒 | 田舎の風景と行事

 小学校の通学路に馬頭観音が有り、そこにあったのは男性のシンボルの付いた大根でした。私の子供の頃に、冬の時期になると、道祖神や馬頭観音様に供えてあったのを思い出しました。農家の風習で、きっと近所のおばあちゃんが供えたのでしょうか。由来をネットで見てみると大黒様が旅の途中で腹痛になり農家の方から大根が薬だと頂いた事が始まりの様です。

「日本の民話」

むかしむかし、お腹の調子を崩していた大黒さまが、旅の途中で川の近くを通りかかりました。
 するとその川で、長者の家に雇われている人が山の様に積んだ大根を洗っていたのです。
 むかしから大根は、お腹の調子を整えると言われているので、大黒さまはその手伝いの人に頼みました。
「すみません。実は、お腹を崩して困っております。どうか薬代わりに、その大根を一本くれませんか?」
 すると、手伝いの人は、
「そうですか。しかしこの大根は、旦那さまに数を数えられているので、一本でも無くなるとわたしが怒られてしまいます。申し訳ありませんが、差し上げる事は出来ません」
と、断ったのです。
 そしてたくさん洗っているうちに、先の方が二股になっている大根が出てきたので、手伝いの人は、
(さすがの旦那さまも、この大根を二本とは数えていないはず)
と、思い、二股に別れた大根の小さな一本をちぎって、先を歩く大黒さまを追いかけました。
 そして、大黒さまに追いつくと、
「失礼ですが、これで我慢して下さい」
と、半分の大根を大黒さまに差し出したのです。
 するとそれを食べた大黒さまは、とてもすっきりした顔をして、
「おかげさまで、お腹の調子が良くなりました」
と、礼を言って去って行ったそうです。

 この日は12月10日だと言われており、それから12月10日には、二股大根を大黒さまに供える様になったそうです。