２と同じ位置からです。レンズを広角側にズームして、周りの環境を少し広くしてみました。
広島県東部まで行きました。川の岸辺に生えていました。かんざし（簪）に似ています。葉は普通のギボウシよりも少し小さいです。花は花茎の先端にちょこんと付きます。
久しぶりに近くのホームセンターまで買い物に行きました。地下の駐車場に車を止めて外に出ると、天井にツバメの巣が１つありました。ちょうど親鳥が餌を運んでいました。急いで車に積んでいたカメラを取り出し、撮影しようとしました。すると、親鳥は警戒し、巣から離れてしまいました。餌がもらえると思って騒がしかった雛たちもみんな口を閉じ、じっと固まりました。それに構わず何枚かシャッターを切りました。ツバメさん、ごめんなさい。
午後から別の場所へ移動しました。探し回ること数時間。そして、やっと本物のハナムグラ（花葎）に出会えました。初見でした。草むらの中にぽつぽつとありました。この時、午前中に見つけたものはハナムグラではなかったことに気づきました。本物は、花の数が断然多いです。また、花の時期に果実は１つもできていません。
別の株です。ヤエムグラ（八重葎）は、花のすぐ下が膨らんでいます。その膨らんだ部分は、花が散った後果実になります。画面左上に果実になったものが写っています。調べてみると、ヤエムグラは花と果実が同時に見られるということでした。草むらを歩いた後、「なんじゃこりゃぁ。」というぐらいズボンに果実がいっぱいくっついていました。
今から１年ちょっと前、広島県東部で希少種「ハナムグラ（花葎）」らしきものを見つけました。本当にハナムグラ（花葎）かどうかを１年後の今年、花の咲く時期に確かめに行きました。自宅から高速を使って約２時間半の道のりを、わくわくしながら運転しました。現場に着くと、昨年見かけたあたりを目を皿にして探しました。しかしながら、花は全く見当たりません。少し離れた所までくまなく探し、やっとそれらしきものを見つけました。この上の写真が見つけたものです。家に帰って調べてみると、これはハナムグラではなくヤエムグラでした。見つけた瞬間、「これは、ハナムグラかも。」と思っていました。
