総会で手に入れた『ビカリア』をクリーニングしました。
『ビカリア』は福井産、三重産、岡山産と持っていますが、岡山産については未だに自採品がありません...
今まで何度か行く機会はありましたが、たまたま他の用件と重なって...
近くて遠い産地になっています。(それ程近くもありませんが...)
この『ビカリア』は残念ながら殻に穴が開いています。
ただし、穴から何かが覗いています。
結晶化した方解石(カルサイト)です。
方解石の化学式は<CaCO3>で、貝殻の主成分である炭酸カルシウムと同じです。
つまり貝化石にみられる結晶化は、貝が地層中で圧力や熱を受けて貝殻が方解石になったものです。
貝全体やの中身の部分全てが結晶化した化石もいいですが、この鉱物の結晶構造がみられる化石もいいものです。
採れるうちに頑張って採集しておかないといけませんね。
でもその“採れる”産地が...
なかなか厳しいですよね。
岡山県だけです。
それも1回行ったきりです。
ずいぶん昔、例の鶏舎跡地での例会でした。
もっと真面目に採集すればよかったと
後悔しています
\(__ ) ハンセィ
採ってないといいますか、岡山県は未踏の地です。
何回か誘われていましたが、いつも用事と重なって...
その内行きましょう。
無いんですね?(失礼しました)
私もいつかはビカリアです。
仙人さんが採ってないのは意外でしたが。
またいつかご一緒させてください。
立派な装飾のビカリアも産出するようです。
是非とも採りたいものです。
なるほど、結晶化は生きていた証なんですね。
砂が詰まっていたやつは運がよければオサガリになったりするんですね。
結晶化は,殻の内部が空洞だった(砂が詰まっていなかった)ことを示し,現地性の貝(中身が詰まったまま埋もれる)の大きな特徴です.
SKさんの切り番でいただいたVicaryaがあるのですが,まだ,全く何もしていない状況です.私も少し触ってみようかと思っています.