なかなか獲物に出逢えないこの季節、あまりにも普通の彼らにも登場を願わなければなりません。(笑)
折角なので、『スズメ』の話題を。
とある鳥類研究所の調べでは、過去20年間の間に『スズメ』の生息数が6割に減少しているという事です。
あくまでも推定のようですが、足輪をつけた標識調査を元にその傾向を調べたようです。
現象の理由としては、住宅の高層化、鉄筋コンクリート化により、『スズメ』が営巣場所とするいわゆる“軒下”が激減しているという事です。
さらに、都市部を中心にエサの減少などで『スズメ』の“少子化”が進んでいるという事です。
魚類などでも、様々な環境条件により産卵数を調整する“バース・コントロール”を行う種が報告されています。
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そういった事からも、『スズメ』は人間生活と密接な関わりを持って生きてきた生物と言う事が言えそうです。
< 淀川 >
自然や生き物に関わる事には"教材"がいっぱいありますね。
特に生き物の子供には学ぶ事がたくさんあるような気がします。
ある意味適応と言うか、生物の進化なのかも知れませんね...
侵略に変わらないように上手く付き合って行きたいものです。
子どもたちにとって
いろいろなことを考えるきっかけとなっていますね。
この春も、落ちた雛を拾ってきた6年生に
いろんなことを話しました。
放課後、元の場所にかえすことになりましたが
雛が脱走して、大騒ぎになりました。
近所の公園でも、手乗り雀をよく見かけます。
何か、最近の熊や猪等に見られる現象を思い浮かべてしまいます。
それと、カラスの害も多いようで、自転車置き場の蛍光灯の上とか、簡単にヒトの手の届くところで巣作りをしているのもよく見かけます。
ヒトの暮らし方の変化が野生動物の習性にまで及んでいるのかと思うと空恐ろしくなります。