脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

継続は力なり

2009-09-19 00:49:34 | Weblog
毎日毎日、私達は、決められたリハビリメニューを、ただ黙々と独りで、努力して来ました。
同じ事を繰り返しだた黙々と。

気がついたら、数年が経っていました。全く動かなかった、足や、手が、気の所為か少しつ”つ動き始めてる。その時の嬉しさ。

誰の為で無く自分の為と解ってるのに、努力してる事を誰かに褒めて貰いたい。
でも理学療法士も、家族も誰も褒めてくれない。ただ自分だけが、秘かに努力の結果を実感して満足するだけ。

でもどんなにくだらない運動と思っても、努力し続けるのが、回復への最高の近道なのだから、辛くて嫌な日でも、雨が降って行きたく無い日でも、自分から努力を諦めたら、そこで私達の希望は、閉ざされてしまいます。

継続こそ私達の希望で有り、唯一回復する道です。頑張らなくても良いですが、努力は続けましょうネ。


努力は報われる

2009-09-17 20:30:51 | Weblog
最新の脳梗塞治療では、発病から8時間以内に治療を受ければ、後遺症の身体麻痺は無い。と言われてます。

脳梗塞は時間との戦いなのです。勿論発病の仕方も様々ですが、吐き気、めまい、ふらつき、などが有ったら、頭が痛く無くても、脳梗塞と考えて良いと思います。

特に吐き気が、酷い場合は、間違い無いです。また、手の震えや、足の震え等も大きな特徴です。
ただ、この手や足の震えは、点滴をして貰うと、一時的に消えますが、これで安心しては、脳梗塞発病を見逃してしまいます。

点滴を受けても、その日は一晩入院して様子を診て貰いましょう。晩に突然発病するのが、脳梗塞の特徴だからです。

実は私がそうでした。手の震え、吐き気などで、脳神経外科に行って点滴を受けたのに、状態が良く成ったと夜自宅に帰されたのです。
そんの夜中、に発病して、朝目が覚めたら、完全に脳梗塞に成ってました。

それから、治療を受けられたのは、10時間後でした。
本当は医療ミスと訴えたい気持ちです。皆さんも絶対に、油断しないで下さいネ。

脳梗塞に成る人の特徴

2009-09-14 20:56:01 | Weblog
脳梗塞患者が増える季節に成ります。
脳梗塞を発病する人達には意外と、似た特徴が有る事に気付きました。

高血圧や、メタボの人達は当然ですが、その他に、中間管理職で責任感の強い方、真面目で正直、部下に仕事を任せられ無いタイプ、外食が多く、肉が好き。

睡眠時間が短くて、早喰い。結局これは、メタボに成る要因なのです。
若い時は、少々無理しても身体の異変に気付か無いのですが、それが、コレステロールの塊を、血管内にアンプラークとして育って行くのです。

アンプラークは、痛みも、不快感も全く無いので、頸動脈、心臓の冠動脈に出来た時は、もう遅いですから、若い内に無理な生活をしない事、肉中心の食事をしない様に、心掛けて、出来る限り、自宅で食事を摂る様にして下さい。

必ず、脳梗塞、心筋梗塞は避けられますから。

新型インフルエンザ

2009-09-13 21:23:35 | Weblog
毎日テレビや新聞で、新型インフルエンザについて、報道してますが、私達脳梗塞患者は、とても危険性が高いですから、十分注意しましょう!

リハビリの為にリハビリに行きますし、在宅介護でヘルパーさんに家に来て貰います。リハビリも大勢の患者さんが、居られます。ヘルパーさんも色々な利用者さんの家に行きます。どちらもインフルエンザに罹る可能性が高いですい。

ヘルパーさんには、マスクをして貰って、家に着たらすぐ、手洗いと嗽を洗面所でして貰いましょう。
勿論私達自身もマスクをして、リハビリに行く事、病院に行ったら、まず入り口で、消毒液で手を消毒しましょう。

帰宅したら、必ず、手を洗って、嗽をする事。こんなに注意しても、私は昨日、病院の先生に風邪を移された様です。体温は、必ず起きた時、寝る前に測りましょう。

これで罹ったら、もう自然に任せなければ仕方無いと覚悟してます。私はまず死ぬでしょう。
いつそうなっても良いと心構えだけは、して置きましょうネ。

脳梗塞は防止出来る

2009-09-12 20:26:56 | Weblog
私の体験から、脳梗塞は、一寸した注意力で防止できると確信しています。

先ずメタボの人は、当然減量すれば殆ど危険性は無く成ります。この時、コレステロールと中性脂肪を必ず、体重と一緒に減らす事です。

その為には、食事mの制限だけで無く、無理をしない程度の運動が必要です。
ジョギングは、絶対いけません!歩く事です。それも大股でサッサと歩く様にして下さい。手を大きく振って。
この歩き方をすれば、15分毎日歩けば、必ず、3か月で5Kgは、落ちます。
注意は、歩く前と後に必ず、スポーツドリンクを飲む事です。これはしっかり守って下さいネ。

次に最も、注意して頂きたい人は、二重顎の人達です。この人達は、殆ど睡眠時無呼吸症です。この病気が脳梗塞の大きな原因と、知ってる先生は少ないでしょう。

私はこの睡眠時無呼吸症で頸動脈のプラークが飛んで、脳低動脈の入口で、詰まってしまって、脳梗塞に成りました。

睡眠時無呼吸症と診断されたら、しっかり治療して下さい。
自分では全く気付か無いので、無呼吸症など思いもよらないのです。
ですから、二重顎、いびきをかく人は、無呼吸症と思って間違い無いですから、呼吸器科で、診察して貰って下さい。

もう一度書きますが、脳梗塞は必ず、防止出来ます。
私の様に脳梗塞で、身体麻痺に成り、地獄の様な生活をする人を一人でも、無くしたい!!それが今の私の願いです。

秋の気配

2009-09-08 14:34:34 | Weblog
2か月も入院してたので、ベランダの花達が、すべて枯れてその無残な姿に、いつもながら、胸が痛みます。退院して、すぐ、植え変えたかったのですが、丁度季節の変わり目ですから、なるべく見ない様にして、昨日まで、待っていました。

ようやく秋の花が、花屋の店頭に並び出したので、早速買って来ました。久し振りの土の感触は、幼い頃、父と川土手を歩きながら、ススキや、コスモスを摘んだ懐かしい気持ちに成りました。

ベランダで目の前にマーガレットや、ガーベラなど本当に美しいです。気持も幸せです。

ステップアップ

2009-09-04 23:05:35 | Weblog
リハビリを始めて既に9年に成ります。この間に何回かリハビリのレベルをアップして来ました。
今日から、またレベルアップして頂きました。やっぱり嬉しいです。

今まで出来ないと思ってたリハビリが、少しつ”つ、出来る様に成る時の充実感や、満足感は、なんとも言えないです。
でもレベルアップを、理学療法士さんにお願する時は、一寸勇気がいりますが、思い切って、相談する方が、良いですヨ。

やっぱり、そのレベルに成って無いと理学療法士さんが、思われたら、断られますが、じゃレベルを上げましょうと言われたら、本当に嬉しいですヨ。
今日は、2段階程上げて下さったのですが、やっぱり、きついですヨ。

帰宅した時は、ぐったりでした。シャワーを浴びて、ソフアーに当分横に成りました。それ程、疲れました。でも充実した一日に成りました。

皆さんも何年も同じリハビリ指導が続いてたら、自分から、理学療法士さんにレベルアップをお願いしてみて下さい。

最初は辛いけど、出来る様に成ると、本当に充実感や、幸せな気持ちになりますから。

脳梗塞に成りたくない

2009-09-02 23:26:01 | Weblog
最近私の耳に、「脳梗塞だけには成りたく無い」と、私に話しかけて来る人が良く言います。『私だって成りたく無かった!』そんな事当り前でしょう! 脳梗塞患者は、全員が心からそう思っていますヨ。

こんなお思い遣りの無い言葉に唇を噛みながら、平気な顔をして「こんなに地獄の日々を送るなんて、苦しいですよ~」と、受け答えをしてる私は、偉いな~と自分で自分を褒めてやりたいです。

この数年間どれ程、脳梗塞を発症しそうな人を救ったでしょう!
こんな苦しい辛い思いをしてまでも、私が生きなければならないのは、将来、脳梗塞になりそうな人達に、注意を与え食い止めてやる事が使命なのかもしれないと最近思う様に成りました。

勿論余計な事でしょうが、一人でも良い脳梗塞に成らずに人生を送れたら、それこそ私には嬉しい事であり、私の地獄の生活も浮かばれるでしょう。

ですから、メタボ型の人を見つけると、私から、近寄って話しかけるのです。
私の話を聞いて、予防に努めると答えて下さった方は、きっと幸せな人生が送れると信じながら、幸せな気持ちに成ります。

こんな辛い、苦しい生活は、私達だけで十分ですヨネ。

すご~い らっきょの効果

2009-09-01 22:45:31 | Weblog
入院中、急に血圧が高く成って、退院するまでズット10~20位たかかったので、『おかしいな~何故だろう?』と思ってました。

退院しい帰宅すると、血圧が正常値に下がってるのです。
薬は入院中も退院後も全く同じものを飲んでるのに、どうしてこんなに違いがあるのだろう?と考えてみました。

思いつく事は、たった一つです。家では、毎日朝らっきょ酢を水で薄めてコップ一杯飲んでるのと、夕飯にらっきょを4粒必ず食べるています。この事以外全く、違いが思いつかないのです。

退院して、リハビリを無理して、脱水症状に成った時も、スポーツドリンクだけでは間に合わず、点滴を打って貰いましたが、らっきょ酢とらっきょは、守ってる為か?今年は救急車に乗らずに夏を超えられそうです。

皆さんも、一度試して下さい。玉ねぎ、にんにくも良いですが、らっきょが一番長続きが出来ます。また、自分で漬けるから、味も自分の好みに出来ますから、本当に美味しいですし、脳梗塞患者の血流改善に、最適と思います。

筋力の衰え

2009-09-01 00:16:44 | Weblog
今年6月から8月まで、2か月間入院してたのですが、今回の入院中、運動と言えるような事を一切しませんでした。
個室ですから、食事は部屋に運んでくれるし、終われば器を下げてくれ、トイレは部屋の中に設置されてるので、部屋から出る事と言えば、お風呂に入る時の僅か往復6分だけでした。

勿論病院側は、出来るだけ散歩したり、外出する事を勧めるのですが、兎に角動きたく無いのです。結局2か月間殆ど寝て過ごしました。
結果は、想像以上の筋力低下です。

脳梗塞を発病した50歳の時は、1年8か月入院しましたが、リハビリをしてた事も有り全く筋力の衰えを感じ無かったのに、60歳の今は、とんでも無い、状態です。

サボったら、それ以上にリハビリをしなければ、元の筋力に戻ら無いと実感しました。運動選手達が毎日練習が必要と言うのを実体験しました。
皆さんも、少しでも良いですから、身体を動かす様に努力して頂きたいと思います。

今一生懸命リハビリをしていますが、無理は絶対しない様に気えを付けています。