脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

人前で叱ら無い

2009-09-29 15:24:08 | Weblog
脳梗塞患者さんの多くは、社会的に重要な立場にいた方だったり、中高齢者です。
ただ、脳梗塞の後遺症で、運動神経がダメージを受けて、身体が麻痺して動か無かったり、言語中枢がダメージを受けて、言葉が出難く成ってるだけです。
その部位によって、思考力が落ちたり、性格が激しく変わる事は無いのです。

それなのに、身体が不自由に成ったと同時に、脳の機能まで破壊されたと、周りの方や、家族は、誤解します。運動神経や、言語中枢が、麻痺してるのですから、手足の動作がゆっくりになったり、動か無くなったり、言葉を発し難く成り、言葉を出すのがゆっくりに成るのは、当り前の事です。だからと云って、患者さんは、自分のプライドを、失った訳では無いです。

患者さんに接する時は、障害者としてでは無く、一人の社会人、人生を立派に歩いて来られた先輩として、尊敬の気持ちを持って、接して上げて下さい。
ひと前で叱ったり、軽蔑した言語を浴びせたりなど、絶対しないで下さいネ。

どれ程患者さんのプライドを傷つけ、恥ずかしい思いをさせてるか!を、心から感じて上げて頂きたいと、お願します。