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『三樂録』

「善樂」「健樂」「長樂」の探究軌跡。時は満てり、これでいいのだ。

令和へ

2019年05月10日 | 探訪記

『三楽菜園』も夏野菜の植付けも終わり、園主は毎日、除草作業に追われています。「雑草」という名前の草はないので、頑張って、汗を流してください。

 葱坊主
 
 草取る人の
 
 汗見てる

5月5日(日)、十連休も残すところ二日、「川越散策」。「小江戸川越春まつり フィナーレイベント」の最終日とあって、街全体がお祭りムード一色。


正午に近い時間で、「時の鐘」を自動で打ち鳴らす様子が見られる、というので一休み。


目的は、喜多院の「五百羅漢」。いろいろな表情があり、いつまで見ていても飽きなかった。自分に似ているものはないかと探すのも一生懸命。笑ったり、泣いたり、怒ったり、ヒソヒソ話をしたのと様々。何か知り合いに似てるのを発見したりと、面白い時間を過ごした。家内は干支(えと)にちなんだものがあるというにわか知識で、あちこちと探した。観察のしがいがあったようです。


昼食は名物の「うな重」。次は、15種類約2万本のつつじが咲き誇り、「つつじの寺」として広く知られ、樹齢千年を超えた杉木立に囲まれた「塩船観音寺」。時期的には、「花まつり(お釈迦(しゃか)様の誕生日)」の4月8日から、5月上旬にかけて『つつじまつり』が行われており、最高のタイミングでの訪問。



しかし、午後の訪問となり、杉木立の影がツツジを被(おお)い、写真撮影にはちょっぴり残念。暑い日だったので、日陰を求めての散策は良かった。約2万本のつつじが、一望に見渡せるすり鉢状の境内に早咲き・中咲き・遅咲きと順に開花。


「令和元年元旦」の記念に御朱印をいただくのもお祝いかなと、5月1日にお参り。真言宗本山 水戸大師 「六地蔵寺」は、807年に開山。本尊である「六地蔵菩薩」は、安産祈願・初参り(お宮参り)・子育て・心願成就に霊験あらたかな地蔵菩薩。我が家の三人の子どもの出産前に安産祈願し、出産後はお礼参りに伺ってきました。境内には、樹齢200年の水戸光圀公ゆかりのしだれ桜、樹齢1,000年を前後する大杉、大銀杏(いちょう)等、四季折々の緑と花々に彩られ茨城百景に謳(うた)われてます。
 

次の日、八溝山にある『日輪寺』へ。、茨城県久慈郡大子町の八溝山の中腹、八合目付近にある天台宗の寺院。山号は「八溝山」。本尊は「十一面観音」であり、坂東三十三観音霊場第21番札所です。寺伝では、7世紀後半に創建。その後、廃寺。807年に弘法大師空海みずから刻んだ十一面観世音を本尊として再興。平安から鎌倉にかけて修験者など行者を中心に霊場化。


水戸から、ナビを頼りに行くと、福島県の矢祭を通り、東館、塙町を通過し、車が一台通れるかどうかの山道を20㎞ほど走り、頂上に到着。眼下に関東平野を眺望し一休み。運転の緊張感をほぐし、少し下ると到着。ふだんは、住んではいないのですが、この日は、住職さんがおり、直接御朱印を書いていただけました。帰路はご住職に教えていただいた新しく完成した道路を下り、往路の半分の時間で、素晴らしい道路を走りました。


そこから、常陸太田市にある『佐竹寺』に向かいました。寺記によれば807年に開創。源義光の孫の源昌義は、この寺で節が1つしかない竹を見つけ、これを瑞兆とし、佐竹氏を称したとされる。関ヶ原の戦いの後、佐竹氏が出羽に移封されたことにより衰退。江戸時代は坂東三十三観音霊場の二十二番札所としての賑(にぎ)わいがあった。明治に入っての廃仏毀釈より荒廃し、昭和24年(1949年)まで無住の寺。現在は屋根が茅葺(かやぶ)きであり、傷みも激しく再建が待たれる。
ここでは、あごひげが立派なご住職自らの筆による御朱印をいただけました。

「令和元年元旦」はお祝いの気持ちを込めて、「御朱印」を頂くドライブとなり、走行距離は280㎞ となりました。山道あり、渋滞ありと気疲れする運転に、ダウン。私たち夫婦というより、我が子や、孫たちにとって安心して、生活できる時代になってほしいと思います。しっかり「願掛け」しましたので心配もないでしょう。ぐっすり寝ることができました。

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相模湖行

2018年11月21日 | 探訪記

最近は、帰宅が遅くなった。暗くなるのも早まり、「冬」を感じる季節。家内も一日の仕事量に変わりはないのだろうが、歳末が近づくほどに気忙(ぜわ)しさに追われるようだ。

 老妻が

 家事に追われる

 短日の暮れ

11月18日(日)、19(月)一泊二日で、相模湖周辺を中心に「富士山」を堪能。


幅150mの湾曲した絶壁の全面にかかる「白糸ノ滝」は、富士山の湧水。岩壁の間から白い絹糸のように流れるさまは、白糸の名にふさわしく、女性的な美しさと、やさしい景観。途中にある「音止(おとど)の滝」は「白糸ノ滝」とは対照的で勇壮な滝。曾我兄弟が父の仇の工藤祐経(くどうすけつね)を討つ相談をしていた際、滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ一瞬滝の音が止んだという伝説から命名。


も見終わりバスに戻るとき、「見えた!富士山!」の一声。旅行参加を決定してから、毎日、富士山のリアルタイムの様子と、天気予報を見ながら、ただひたすら富士山見たいの一念。ところが、行く日の前日あたりから、「旅行中だけ富士山が見えない」とがっかりしていた。人間の強い一念は岩をも通すといいますが、まさしくと納得。自分で見つけた富士山。興奮気味に写真撮影。富士山写真撮影定番の「本栖湖」でも撮影OK。

次は冠雪の富士山と紅葉の絶景「紅葉台」でのトレッキング。山頂までは往復1時間。よく歩きました。「富士山」と「青木ヶ原樹海」の絶景スポット。360度大パノラマが広がり、本栖湖、西湖なども眺めは最高。まだ、富士山は見えています。


今晩の宿の近くにある「河口湖紅葉回廊」。ライトアップされたもみじ観賞。そして、河口湖温泉で一泊。

次の日は、家内は早起きして「ダイヤモンド富士」の撮影と楽しみにしていましたが、「富士山」見えません。10時に出発。

先(ま)ずは「忍野八海」。世界文化遺産「富士山」の構成資産のひとつ、「忍野八海(おしのはっかい)」は、富士山を水源とする「出口池」「お釜池」「底抜池(そこなしいけ)」「銚子池」「湧池(わくいけ)」「濁池(にごりいけ)」「鏡池」「菖蒲池」の8つの湧水池のこと。江戸時代には、富士山に入山する前に身を清めるために訪れる巡礼地。とにかく水がきれいでした。


続いて、「昇仙峡」。まさしく渓谷と奇岩の秘境。「勝沼ワイナリー」でのワイン試飲。



最後は、家内がもう一つ楽しみにしていた「相模湖プレジャーフォレスト」でのイルミネーション観賞。バス降車の時は小雨でしたが、途中から雨がやみ、昨年の「東京ドイツ村」同様に圧巻でした。帰路の高速走行中は土砂降りの雨。水戸に着く頃は、雨は降っていませんでした。帰宅はPm21:30でした。
 
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曼珠沙華(まんじゅしゃげ)

2018年09月25日 | 探訪記

9月24日(月)「秋分の日」振替休日。孫たちも帰り、1時間ほどの行程なので、昨年から懸案としていた茂木町の「城山公園」での「曼珠沙華」観賞。


鎌倉時代に茂木城が築かれていた場所。町の中心部を見渡せる小高い丘からは、逆川や煙をはき出しながら走るSLを見ることができる。春には約1か月かけて様々な種類の桜がかわるがわる開花。秋には南斜面を真っ赤に染める約30万株の彼岸花。「圧巻」の一言! 来年は「桜」観賞?


 
 城跡の

 丘に群れいる

 曼珠沙華

花が咲いている時には葉は出ず、花が枯れてから葉が出る。それを此岸(しがん)と彼岸(ひがん)に見立て、『彼岸花』。「天井の花」とも言われる。



昼食は、「道の駅もてぎ」でそばを食した。何回か訪れているが、いつ来ても、駐車スペース探しから。

毎回行列の「もてぎのゆず塩らーめん」。全国の道の駅グルメ初代王者に輝いたメニュー! 鶏と豚でとった澄んだスープを使用し、味の決め手に茂木の名産である柚子果汁を独自開発したゆず塩を使用。上にのせてある柚子の皮を全体によく混ぜて食べると、柚子の香りを味わって食することができるとのこと。是非一度は。

「おとめミルク」は、牛乳のコクをしっかり感じ、甘さ控えめで後味はさっぱり。そのためイチゴの甘さ、酸味、香りが引き立っている。粗めに潰されたイチゴの果肉感も楽しめる。イチゴのないシーズンは、ブルーベリーを使用した「まるごとブルーベリー」が味わえる。


注文を待っている間、SLが脇を通るという案内放送が流れたので、家内が外に出て撮影。


この日は「十五夜」(中秋の名月)。我が家のススキは、発砲スチロールの箱に植えたすすきです。次は「十三夜」(後の明月)、10月21日(日)です。


【蛇 足】
 
良寛の辞世の句といわれるもの。
 
 うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ
 
 散る桜 残る桜も 散る桜

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秋夜

2018年09月07日 | 探訪記

 

昨日は、家内と長姉の久しぶりの珍道中。行き先は、笠間市の「古民家かき氷 雪みるく」。我が家では夕方のニュースの特集番組で知りました。築80年の天井の高い開放的な古民家で食べるかき氷は、ひと味違ったようです。


笠間市の市街地から、車で20分ほどののどかな田園が広がる上郷地区。真っ青な空と入道雲、刈取り間近の黄金色の稲穂が美しい、自然豊かな田舎の風景。


娘は、メロン半玉を器代わりに使用した「スペシャルメロン」。見た目のインパクト、贅沢(ぜいたく)な味わい。家内は桃のかき氷。持病の心配は、どこかに吹っ飛んでしまった?
 
オーナーは、以前は果物の仲買をしていたということなので、目利きはピカイチ。店頭で販売している旬の果物は、どれもおいしそうだったそうです。果物だけ買いに来てもよいと思えるほど、季節のいい品が揃(そろ)っているとのこと。


田舎の大きな古民家で食するふわふわ絶品かき氷は、暑かった夏の思い出を、ひと味もふた味も深く刻んでくれるには十分。

 秋夜更け

 孫寝付かれず

 婆起きる


新しいリコリスが咲きました。「秋分の日」に合わせるかのように、花を咲かせています。

「黄花コスモス」の黄色は好きな色です。したがって、毎年庭のあちこちで、大きな株となって風にそよいでいます。


【蛇 足】

幼いとき、母親に「壁に耳あり、障子に目あり」といわれ、誰も見ていないように見えても、誰かが見ているのだから、「不徳」なことはしていけない。逆に「陰徳」。

人は、「口は一つ、耳は二つ、目も二つ」。意味することは、「よく聴き、よく見なさい、そして口数は少なくしなさい」ということですと、教えてくれた人がいた。それをある人に話たならば、「口と目」は、自分の意志でコントロールできるが、「耳」は、手で塞がなければならない。「口は災いの元」、「見て見ぬふり」。意識すれば「口」と「目」の人間関係は維持ができそう。

しかし、「人の口に戸は立てられぬ」、家の戸をしめるように、人の口の戸をしめることはできない、つまり世間に噂(うわさ)が広がっていくので、どうしようもない。「耳」にはどんどん情報が入ってしまう。「陰徳」、毎日ゴミ一つ拾うことから始めたならば、「因果応報」で、悪い噂(うわさ)も、耳には伝わらないだろう。
 
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梅雨入り前

2018年06月07日 | 探訪記
 
六月一日(金)、ばあばは、娘二人と孫二人の珍道中。潮来の『あやめ祭り』に行ってきました。天気も良く、アヤメの開花状況もグッドタイミングだったようです。孫たちは疲れてしまい、お泊まり。


 梅雨入り前

 アヤメ咲き映え

 ろ舟かな

梅雨入り前でしたが、色とりどりのアヤメの花も彩りよく、華やかさを際立ていたようです。ろ舟も見ることもできたようで、孫も大喜び。


【愛 語】用には立たない老衰になったので、「声、顔、姿」には気遣いたい。「感情は声に出る」、「性格は顔に出る」、「生活は体型に出る」のごとく、現在は鏡に写る自分には我ながら・・・。他人の目も気にしながら、マイペース。他人に見られても欣欣(きんきん:楽しい)、気にかけられなくても欣欣。

【良寛戒語】
一 講釈の長さ
一 差し出口
一 ついで(順序)なき話
一 手柄話
一 自慢話

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風五月

2018年05月29日 | 探訪記
 
我が家の「トキソウ」が、やっと咲いてくれました。他の家ではとっくに咲き終わっているので、家内も心配していましたが、安堵(あんど)できたようです。「白色」のトキソウは、まだ花は咲いていませんが、花芽はあるので、手入れは怠らないようにしているようです。
 
 
5月27日(日)、朝一番に孫から「ばあば」に電話。「動物園に連れてって」。娘も休みだったので、日立の「神峰動物公園」にお出かけ。私は一人留守番。孫は親に何回か連れて来てもらっていて、様子か分かっているので、一人でどんどん走っていってしまい、大変だったようです。天気にも恵まれて、孫も大喜びで、「ばあば」も満足。
 
 孫運ぶ
 
 動物園の
 
 五月風
 
 
「タマネギ」の収穫も、ほぼ終了のようです。何個かは畑に残っていますが、何とか大きさもいつもの通りに育ち収穫できました。途中、例年になく成長が遅かったので、心配していましたが、一安心。毎日、食卓にタマネギ料理が並びますが、生をポン酢をかけて食するシンプルなものが、一番美味(おい)しく感じます。
 
 
 
 
今年も、「ロビビア・ヒャクダン」は圧巻。鉢数も少しずつ増えています。
 
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残雪

2018年02月26日 | 探訪記

 

 

2月24日(土)、久しぶりに休みがとれたので、家内とともに「三太の湯」(常陸大宮市山方町)に行く。身体にオイルを塗ったかのように、スベスベした肌触りに満足し、温泉につかったお得感たっぷり。『湯けむりの銀幕(スクリーン)に四季が彩る、民話の里の美人の湯「やまがたすこやかランド三太の湯」。やさしい巨人「三太伝説」から命名。泉質はアルカリ性単純温泉で、神経痛、関節痛、五十肩、慢性消化器症などに効能があります。日替わりで楽しめる県内随一のゆったりとした内風呂・露天風呂・気泡湯などで良質の温泉』(HPから)。
 
 
  
首さらし
 湯煙越しに
 残る雪

 

露天風呂から眺める山あいの風景は野趣あふれ、日陰には雪も残り、都会の喧噪(けんそう)を忘れさせてくれ、一瞬の桃源郷。久しぶりに夫婦で有意義な時間を過ごすことができた。
 
 
 
 
25日(日)は、石岡にある『常陸国総社』で、孫の「お宮参り」。前日の春陽気から一転し、曇り空に寒風吹きすさぶ、冬に逆戻りしたような天気。強くたくましい元気な娘になることでしょう。
 
 
 
 
『約1300年前の7世紀、現在の茨城県は常陸国と呼ばれ、広大で海山の幸に恵まれたこの国は全六十余国のうち最上の「大国」とされ、常世の国とも称される憧れの聖地。中心地である国府があった場所が旧茨城郡、現在の石岡市。倭武天皇(ヤマトタケルノミコト)が腰掛けたと伝わる「神石」が残り、日本百名山の一つ「筑波山」、日本第二の湖「霞ヶ浦」の悠々たる美景を同時に望めるこの場所に創建された「総社」が、常陸国総社宮。(HPから)
 
 
 
 
その後、石岡市内にある『燈屋(とうや)』というイタリアンレストランで昼食。久しぶりのイタリアンに、夫婦共々満足の帰路。記念に青系メダカを買って締めくくり。若い二人は、二人の子持ちで、てんてこ舞いで大変の様子。お兄ちゃんは、祭礼の太鼓の音にはびっくりの様子でしたが、言葉も大分しっかりし、きちんと食事中もおとなしくできました。親からみると、大きな声を出す場面もあり、心配でしょうが、元気な証しと受けとめ、育児、養育頑張ってください。本当にごちそうさまでした。
  
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冬ぬくし

2017年12月11日 | 探訪記

 

 

 12月16日(土)は、暖かな日差しに誘われ、家内と娘夫婦、孫と一緒に、『格の市』に行ってきました。水戸市長の高橋靖さんのフェイスブックを見て知り、初めての冷やかし。



谷中二十三夜尊桂岸寺の『格の市』は、徳川光圀公が愛した「保和苑」で開催される骨董・蚤の市です。水戸黄門でおなじみの格さんのモデル安積澹泊(覚兵衛)のお墓がこの周辺にあり、名付けられたそうです。かつての三夜さんの賑わいを取り戻そうと、始まったのが『格の市』とのこと。


「格さん」のお墓は、「常磐共有墓地内」の「回天神社」入り口に、「格さんの墓」の案内があります。この人のおかげで『大日本史』ができた、と言っても過言ではないかもしれませんね。「澹泊」というのは号で、「覚」というのが本名だそうです。


骨董・陶磁器・着物・雑貨・古着・おもちゃ・アンティーク家具・古民具・時計・アンティークジュエリーからヴィンテージものまで幅広いラインナップ。移動販売屋台の他、地元飲食店の地元食材にこだわった模擬店も多数出店。

 冬ぬくし
 幼子手握る
 暮れの市

孫は久しぶりのお父さんと一緒の散歩で大はしゃぎ。親子3人家族水入らずに、格さんのお墓まで足を伸ばしたようです。

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ばーばの調味料

2017年11月29日 | 探訪記

 

 

11月25日(土)、家内が孫を連れて散歩の道すがら、近くの小学校で「カボチャ祭り」をしていたので参加。孫もたくさんの人がいるので大はしゃぎ。出店もあり、長姉に買ってもらってご機嫌。



近の我が家は、孫を中心に24時間が動いています。ふだんは大人三人の暮らしですので、現在は生活自体が大変化。家内の毎日の掃除、洗濯、食事、野菜作り、その他、すべてが変わりました。最初は、何かとペース配分が大変だったようですが、最近は慣れてきたようです。

長姉も家内も孫大好きなので、最初は「大変だ」、「疲れた」の連発でしたが、部屋のレイアウトを変えたり、柵を取り付けたりして、「孫仕様」の対応。朝起きて二階から降りてきて、夜寝るために二階に行くまでの間は、家中孫を呼ぶ声と、言葉を教えるために、同じことを何回もお話しする声が響きます。

「ばーちゃん」の手料理。大人向けに「カボチャ焚き」、孫がカボチャに反応すると、食事そのままに、孫用の「カボチャのスープ」づくり。孫が美味しく食べていると、「疲れたー」、「大変」の声はなし。孫の「ばーば」の声だけ。ばーばの嬉しそうな顔が、食卓の調味料。

煮カボチャを
孫のスープに
変えるばば


久保田カヨ子さんの『いい子を育てる7か条』という育児法を見つけ、毎日がこの7か条が何らかの機会に見られます。

1 親が「ストップ」と言ったら行動を止める訓練をする・・・NO GO(ノーゴー)行動を覚えることにより危険回避行動を養う。
2 ガラガラはゆっくり動かして使う・・・幼児は遠視なので、早い動きは認識できない。遠くからガラガラを近づけて、目線が集中したところ(子供の焦点が合ったところ)でゆっくりと動かす。clear
3 生後1~2か月のうちにストロー飲みを覚えさせる・・・吸う力を養うことで呼吸や口、舌を鍛え、呼吸や発声を養う。clear
4 話すときは視線を合わせ、言葉と表情で伝える・・・親の発声と表情から感情を読み取る力を養う
5 できるだけ多くの臭いを嗅がせる・・・いい臭いもイヤなにおいも感情(脳)に作用する
6 紙をたくさん破らせる(新聞紙など、できるだけ細く)・・・指先の鍛錬(手先の器用さ)と物質の構造を理解する能力(紙が破りやすい方向など)
7 テレビはどんどん見せる・・・テレビのまねをすることでミラーニューロンを刺激する。長時間見すぎはNG 1時間見たら15分休憩、一人でボーと見せないで親も一緒に

※ミラーニューロン・・・他の個体の行動を見て、自身が同じ行動をとっているかのように"鏡"のような反応をすることから命名。他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感(エンパシー)能力をつかさどっていると考えられている。


11月26日(日)、長姉と家内の心配りドライブ。城里町にある、花の寺6番、徳蔵大師「徳蔵寺」。弘法大師によって平安時代に建てられたお寺と伝えられています。大師堂に安置されている弘法大師像は県の文化財に指定。


大師堂の脇には、四国八十八ヶ所の砂が埋められている「お砂踏場」があり、石碑もあります。人の足の形をしたものがあり、説明を読むと、踏石の下に四国八十八ヶ所霊場のお砂が埋めてあり、踏むことによって全部の霊場を参拝したことになりますとのことです。

四国八十八ヶ所それぞれの砂を持ち帰って一ヶ所に埋め、それを踏むことによって、四国八十八ヶ所をめぐったと同じ功徳が得られるそうです。

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落葉

2017年11月21日 | 探訪記

 


11月20日(月)は、家内と長姉の珍道中。子どもながらに心配りのドライブなのでしょう。行き先は、大子方面の紅葉とリンゴ。まだ色づいていないところもあるようですが、落葉も始まっているようです。圧巻は、「袋田の滝」。「月待の滝」や「こんにゃく関所」と楽しんできたようです。

 紅葉を
 集めて落ちる
 四度の滝


『袋田の滝』は、平成27年(2015)に国名勝に指定された、日本三名瀑のひとつ。久慈川の支流・滝川にかかる落差120m、幅73mの滝で、四段に流れ落ちることから別名「四度の滝」とも呼ばれています。平安の歌人・西行法師が「四季に一度ずつ訪れなければ、真の風趣は味わえない」と絶賛した逸話からとも伝えられているようです。滝の正面には観瀑台があり、岩壁を四段になって落ちる豪快な姿を見ることができる。冬は年を開けると毎年結氷とます。


大子のリンゴといえば、我が家では『豊田りんご園』。たわわに赤く色づいたリンゴにも秋を感じながら、美味しさも十分堪能したようです。夕食の膳には、種類の違うリンゴが並べられ感謝。リンゴ、柿、アボカドがはいったシーザーサラダがとても美味しかった。



食事も終わって、夫婦での話題は三人の子どもたちの将来。子どもたちに「心配」を語れば、子どもたちの反応を期待してしまう。親の思わくどおりにはいかないので、また心穏やかではいられなくなってしまう。


「便りがないのは無事の便り」といいますので、「往復はがき」を出して、返信はなくてもかまわないというように考えられれば良いのですが。そのためにも、思いやる気持ちを伝え、後は自分で考えなさいという「心配り」が出来れば。なかなか、その反応を受け入れる勇気が持てず、家内も私も分かってはいるのですが。

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